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川д川 ネクロマンサー貞子のようです


368 :川д川 ネクロマンサー貞子のようです 1:2009/08/02(日) 21:39:28.82 ID:Zg6WDz+N0

私はネクロマンサー・貞子。

ネクロマンサーといっても、私が得意なのは浮遊霊に一時的な実体を与えて使役する死霊術で、死体を操ることはあまりしません。

剣士のヒッキーさんと、あてもない旅をしています。

今回は、とある村に立ち寄ったときの話です。

その村の村長さんが、依頼したい仕事があるということで、村長さんの家に伺いました。


~ 川д川 ネクロマンサー貞子のようです ~



369 :川д川 ネクロマンサー貞子のようです 2:2009/08/02(日) 21:40:55.83 ID:Zg6WDz+N0

川д川「それで、依頼というのは?」

(´・ω・`)「うん、この麦茶はサービスだから、まずは飲んで落ち着いてほしい」

(´・ω・`)「最近、村の子供たちが行方不明になる事件が多発していてね…」

(´・ω・`)「どうやら、村はずれに住んでいる魔道士が怪しいってことになったんだ」

(´・ω・`)「それで、村の人間が何人かその魔道士の館に行ってみたんだけど、誰も帰ってこない」

川д川「そうですか…それは心配ですね」

(-_-)「…」

(´・ω・`)「あんたたち、護衛もなしに旅をしているくらいだから、それなりに腕は立つんだろう?」

(´・ω・`)「どうか、魔道士を倒して、子供たちや救出に向かった人間を助け出してほしい」

川д川「わかりました、とにかく行ってしらべてみましょう。ね、ヒッキーさん?」

(-_-)「…」コクリ



372 :川д川 ネクロマンサー貞子のようです 3:2009/08/02(日) 21:44:10.00 ID:Zg6WDz+N0

というわけで、私たちは魔道士の館にやってきました。

(-_-)「貞子さん…助けに来た人が誰も帰ってこないってことですけど、大丈夫でしょうか?」

ヒッキーさんは、普段はわりとよく話す方なのですが、極度の人見知りで、私以外の人とはまともに会話しません。

川д川「入ってみないと何もわかりませんよ。行ってみましょう」

館に入ると、美しい内装が施されていて、まるで宮廷のようです。

とても悪の魔道士が住んでいるとは思えません。

(-_-)「…おかしいですよ!」

(-_-)「ずっと一本道で、迷う要素もないし、警備もいない…」

確かに、普通は魔道士がこのような館に住む場合、使い魔やゴーレムを警備に配置しておくものですが…

(-_-)「それに、内装もだんだんシンプルになってきてるような…」

その瞬間、視界が急に真っ白になりました。

どっちの方向を見ても、何も見えません。



374 :川д川 ネクロマンサー貞子のようです 4:2009/08/02(日) 21:45:32.69 ID:Zg6WDz+N0

(-_-)「な、なんだ!?」

「かかったな…幻術『ホワイトアウト』」

どこからか、女性の声がします。

川д川「誰!?」

「私は、この館に住んでいる魔道士クール。君たちは、村長に頼まれて来たのだろう?」

「すぐに引き返すと約束するなら、幻術は解いてやろう」

川д川「そういうわけにはいきません」

「そうか…では、永遠に『白い世界』を彷徨ってもらおうか」

川д川「うーん、困りましたね…」

まわりを調べてみましたが、先ほどまであったはずの壁もどこにもありません。

どこまでも白い空間と白い床だけが広がっているようです。

(-_-)「これじゃあ、身動きが取れませんよ!」



376 :川д川 ネクロマンサー貞子のようです 5:2009/08/02(日) 21:47:26.57 ID:Zg6WDz+N0

川д川「どうやら、ここは外の世界とは隔絶された空間のようですね…」

川д川「たいてい、どこにでもいるはずの浮遊霊の気配も感じられないので、これでは死霊術も使えません」

川д川「ですが、それなら1つ方法があるかもしれません」

(-_-)「本当ですか!?」

川д川「はい、ちょっとやってみますね…」

そう言って、私は呪文を唱え始めました。

呪文を唱え終わると、『白い世界』は消え、もとの館の中に戻りました。

(-_-)「やった!やりましたね!」

そして、目の前には白いローブをまとった女性が立っています。

川;゚ -゚)「何…!どうやって私の幻術を破ったんだ…」



379 :川д川 ネクロマンサー貞子のようです 6:2009/08/02(日) 21:48:51.88 ID:Zg6WDz+N0

川д川「ふふふ…簡単なことですよ」

川д川「あの空間は、あなた自身の思念の一部を具現化したものですね」

川д川「それは私の死霊術の原理と同じです…」

川д川「それなら、死霊使役解除の呪文で、あなたの空間に対する干渉力を無効化すれば、術は破れます」

川д川「もっとも、あなたの思念の力が私の霊力を上回っていたら、破れませんでしたけどね…」

彼女が呆然としている隙に、ヒッキーさんは剣を彼女の喉元に突きつけています。

(-_-)「…」

川д川「さて、拉致した子供たちや、助けに来た人たちは無事ですか?」

川д川「無事なら、案内してもらいましょうか。さもなくば、この場で死んでもらいます」

川 ゚ -゚)「もちろん無事だ、危害は加えてない」

川 ゚ -゚)「ついてきてくれ」



380 :川д川 ネクロマンサー貞子のようです 7:2009/08/02(日) 21:50:13.28 ID:Zg6WDz+N0

彼女の言うとおり、人々は無事でした。

川д川「でも…なぜ人攫いなどを?」

川 ゚ -゚)「人攫いではない…私は保護してたんだ」

川 ゚ -゚)「あの村長は異常性癖者でね…村の子供たちにいたずらしていたんだ」

川 ゚ -゚)「他の村長の使いたちも、眠っててもらっただけだよ」

川д川「な…何ですって!?」

(-_-)「…!」

川д川「それは許せませんね…これは、村長のほうを懲らしめる必要がありそうですね」

私たちは、すぐに村へ戻りました。



381 :川д川 ネクロマンサー貞子のようです 8:2009/08/02(日) 21:52:45.95 ID:Zg6WDz+N0

川д川「村長さん…あなたのやったことは許せません」

(´・ω・`)「ふふ…ばれちゃしょうがないね」

(´・ω・`)「でも、君たちはここで死んでもらうよ」

そう言って、村長は銃を構えました。

(´・ω・`)「おっと、魔法を詠唱したり、ちょっとでも動けば撃つよ…」

(-_-)「…」

川д川「撃ってごらんなさい…」

(´・ω・`)「ああ、そうかい…じゃあ、死ね!」

村長が引き金を引くと、銃は弾け飛びました。

(;´・ω・`)「な、何だ?」



383 :川д川 ネクロマンサー貞子のようです 9:2009/08/02(日) 21:55:20.06 ID:Zg6WDz+N0

川д川「こんなこともあろうかと、あらかじめ実体化した死霊をあなたの周りに待機させておきました」

川д川「引き金を引く直前に、銃口を塞いでもらったんですよ」

(;´・ω・`)「く…」

川д川「死霊はまだいます…死にたくなければ、おとなしく捕まりなさい」

(-_-)「…」

(;´・ω・`)「わ、わかったよ…」



川 ゚ -゚)「ありがとう、これからは子供たちも安心して村で暮らせるよ」

新しい村長はクールさんがつとめることになり、彼女からいくらかの謝礼ももらいました。

川д川「いえ、私もあの村長は許せませんでしたから…」

川д川「それでは、私たちはこれで…ヒッキーさん、行きましょう」

(-_-)「…」コクリ

そう言って、私たちは村をあとにしました。



385 :川д川 ネクロマンサー貞子のようです 10:2009/08/02(日) 21:57:25.59 ID:Zg6WDz+N0

(-_-)「クールさん、きれいな人だったな…」

川д川「あら、ヒッキーさん…死霊に取り憑かれたいんですか?」

(;-_-)「い、いや…もちろん貞子さんが1番きれいです!」

川д川「ふふ、冗談ですよ…」

そんな会話をしながら、私たちは次の目的地を目指します。

次は、どんな出来事が私たちを待ち受けているのでしょうか…


~ 川д川 ネクロマンサー貞子のようです fin ~







388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:59:55.88 ID:Zg6WDz+N0

>>368-369 >>372 >>374 >>376 >>379-381 >>383 >>385

以上です。
お題・支援ありがとうございました。

お題:
前スレ>>939 おかしいですよ!
前スレ>>940 ホワイトアウト


[ 2009/08/03 20:31 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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