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lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv


269 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 22:54:59.14 ID:cWcxfnSUO

lw´<◎> _<◎>ノv「…魔眼…「刺」」

ノパA゚乃「うぎゃあああ」

lw´‐ _‐ノv「今はまだ寝ているんだ…」

ドスリと彼女の持つ短刀が俺の胸に突き刺さる。

lw´‐ _‐ノv「おやすみ。ドックン。」



lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv



271 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 22:56:05.23 ID:cWcxfnSUO

lw´‐ _‐ノv「今宵も又…夜が騒ぐか…」

狭い和室の中、私は格子の向こうから月を見ていた。米と純米酒を肴に…


lw´‐ _‐ノv「私には関係ないな…例えるなら米と麦ほどに…」

その時だ。バタバタとこの離れに駆けてくる足音を二つ聞き分ける。

川 ゚ 々゚)「シュール!」

o川*゚ー゚)o「お姉…」

川 ゚ 々゚)o川*゚ー゚)o「ちゃーん!」

lw´‐ _‐ノv「私は子持ち狼じゃあないよ?マイシスターズ?」

川 ゚ 々゚)「子持ち柳葉魚?」

o川*゚ー゚)o「違うよぉ。バツイチ子持ちだよ?」

川 ゚ 々゚)「えへへ…間違えちゃった!」

この二人は私の妹…くるうとキュートだ。背の低い、落ち着いた子がキュートで動きが愛らしい方がくるうだ。

lw´‐ _‐ノv「どうしたんだい?ここには来てはいけないと私も入れたお姉さん達が言ってるだろう。」

川 ゚ 々゚)「ぅぅ…でもぉ…」

o川*゚ー゚)o「シュールお姉ちゃんじゃなきゃダメなの!」



272 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 22:57:13.09 ID:cWcxfnSUO

ガラリとここ…「離れ」の戸が開けられる。見ると姉の一人…クール姉さんがいる。

川 ゚ -゚)「…その通りだ。」

カツカツと神経質そうな音を立てて歩いてくるクール。
カチャリ。と部屋内の南京錠が外される。

lw´‐ _‐ノv「…喰い殺されたいかい?」

川 ゚ -゚)「シュール…頼む。ドクオを助けてやってくれ…」

lw´‐ _‐ノv「ドクオ?」

聞いた事はある。屋敷の使用人だ。見たことも一度だけ…有る。

川 ゚ 々゚)「ドックンがね!お屋敷に来ないの……悪い人に捕まったって……」

ぎゅっと私の着物の裾を握るくるう。
そのままクール姉さんが補足を始めた。

それはなかなかに興味深い話だった。

つまる所、彼は友人と共に……人外に捕らえられたと言うことだ。



273 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 22:58:24.47 ID:cWcxfnSUO

川 ゚ -゚)「夜明けまでだ……それまでに…帰ってきてほしい。」

lw´‐ _‐ノv「守ると思うかい?」

川 ゚ -゚)「シュール。」

lw´‐ _‐ノv「米。いつもの米を硬度65の天然水で炊いた物を用意しておきたまえ。」

手を伸ばしのクール姉さんの帯から、短刀…天霧を抜き取る。

lw´‐ _‐ノv「人間とは熱的に生きるもの。いってくるよ。」




オレハ分からなかった。夜になると狂った様に喉が渇く。ナゼダロウ。

ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ…ドクオ…」
('A`)「なンだよ…」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタ…変よ?夜になった途端息が荒くなって…」

アライ?あぁ…喉が渇く。すぐ近くの仲間を…キリキザミタイ。

(´・ω・`)「さて、意外に君は強情だね。夜になれば変わるかと思ったんだが。」

('A`)「…ョボン。」



275 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 22:59:33.12 ID:cWcxfnSUO

(´・ω・`)「ふふん。やはりか…」

ξ゚⊿゚)ξ「え…」

ショボンがドクオを見て呟く。様子がだんだんとおかしくなってくる。

( A )「…ッボン…ョボン!」

ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ!ドクオどうしたのよ!」

ノパA゚乃「うぉおおおお!!」

ξ゚⊿゚)ξ「ド……クオ…?」

(`・ω・´)「ハハハハ!やっぱりだ!ドクオ!君も僕の仲間だったんだ!」

何かに呼応するようにドクオの髪の毛が一気に伸びる。夜の気に当てられたショボンも又、人外の姿に変わる。
ドクオが長髪になっただけに対しショボンは目に見えて人外へと変化する。

手の長さが膝下まで伸び、口が裂け、そして体全体が別な生き物のそれになる。

ξ;⊿;)ξ「いやああああ!」



276 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:01:53.66 ID:cWcxfnSUO

私の名はシュール。
血縁では素直の人間である。
最も、私には素直の名は与えられておらず名字も、戸籍さえも無い。
だが、それも私にとっては些末な事。何故なら私は死ねない体だからだ。
老化しない体。驚異的な再生力。常人とはかけ離れた身体能力。
私はその事を知った本家より全てを奪われ屋敷に幽閉された。

だが、本当に本家が恐れたのは魔眼の力だ。
素直家は太古に人外の生き物と交わり、結果「魔眼」と呼ばれる特殊な力を授かった。
それは今日でもかわらず、私や双子の妹、姉二人も魔眼を持つ。
魔眼とは視界内に対し何らかの効果を発揮する眼であり私の持つ魔眼は「刺」。
この効果は自らと対象一人に耐え難い痛みを与える物だ。
故に、私は死ぬことも生きることもなく朽ちるのを待たざる得なかった。

目的地に付きビルにはいる。匂いがキツすぎる。なんのかって?血の匂いだ。



278 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:02:48.41 ID:cWcxfnSUO

そのビルがドクオがいるとおぼしき場所。

lw´‐ _‐ノv「時既にお寿司…遅し。か…」

私が中にはいると、そこは赤一色となっていた。その中に沈む人影…

くっつければ大体、人10人分だろうか…
どれも形を破壊されている。その中に動く物がいた。

(` ω ´)「…ぐるるるぅうぅうう…」

lw´‐ _‐ノv「人外が…」

人外。その死に損ないを一瞥し、周りを見渡す。目当ての物はすぐに見つかった。

ξ ⊿ )ξ

lw´‐ _‐ノv「やはり……」

惨殺の限りを尽くした現場。認めたくないが生存者は居ないだろう。
突然、水の跳ねる…いや血溜まりに何かが落ちる音を聞き瞬時にそちらへ目を向ける。

ノハ A 乃

居た。ドクオだ。
だが彼は五体満足だった。赤く光る目は殺意に満ちておりもはや理性など期待できそうにない。



280 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:04:19.73 ID:cWcxfnSUO

現状生きて動ける物が一人。つまり、

lw´‐ _‐ノv「ヤッたのは君か…」

その私の言葉を皮切りに二人は同時に飛びかかる。
シュールは地面を縫うように。
ドクオは本能のままに…

激突。

ゴッと、音が鳴りシュールの右手首が砕ける感触がドクオに伝わる。が、シュールも又、ドクオ並みの人外だった。

lw´‐ _‐ノv「引いて…」

掌で受け止めたドクオの右手…その手首をつかみ崩す。
流れるように左手の甲がドクオの顔に突き刺さる。引きながらの裏拳だ。

lw´‐ _‐ノv「潰す。」

顔面に裏拳が直撃したにもかかわらずドクオはまだ崩れない。予想通りだ。
引き抜いた左手に右手を添える。半歩踏み込み膝を限界近くまで突き出し…
そのまま両手をドクオの背中に叩きつける。
膝が鳩尾にめり込み、そこへ勢い良く組まれた両手が背中へ叩きつけられる。
常人ならとうに意識を失うレベルの打撃だがまだぬるい。



281 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:05:53.87 ID:cWcxfnSUO

lw´‐ _‐ノv「弾けろ。」

膝と両手で挟んだ後に、シュールはクルリと回り遠心力をきかせて開いた右手をドクオの胸に沿わす。
ドン!と言う音と共にシュールの右手から甲を抜けるほどの衝撃が発せられドクオは宙を舞い、壁に激突する。

初撃は私の勝ちだが、相手が人外ならば…

やはりだ。舞い上がったホコリの中に彼が立ち上がるのが見える。

ノパA゚乃「うぉおおおお!!!」

ドクオが再び突っ込んでくる。が…
跳躍した。天井を足場に真上から仕掛けてくるつもりらしい。

lw´‐ _‐ノv「…着眼点は良いね。」

落下してくる位置を目測で割り出しサイドロールにてかわす。
ここからドクオの連撃が始まる。

ノパA゚乃「!」



283 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:07:16.44 ID:cWcxfnSUO

連打と呼ぶには速すぎる攻撃の前に私は防戦一方となっていた。
問題は2つ。
第一に距離。近い距離のためカウンターが狙いにくいのだ。
第二は足場の悪さ。血で滑り上手く踏ん張れないためガードや回避からの反撃へ転じにくい。

lw´‐ _‐ノv「まだ魔眼は見せてはダメだ。となると…」

腰帯に挟み後ろに回しておいた天霧を引き抜き後方へ有らん限りの力で跳躍。
着地と同時に逆手に構え左手をクロスさせるようにして添えて彼にアピールする。

武器を持ちましたよ。と。

ノパ∀゚乃「へへへ…」

笑う。か…

lw´‐ _‐ノv「魔眼使いシュール…推して参る。」



284 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:08:13.03 ID:cWcxfnSUO

武器によるリーチ差を利用しドクオとの距離を取りながら戦闘を再開する。
だが、ドクオも学習したらしく私の間合いには入らず互いに攻めあぐねる。

lw´‐ _‐ノv「…やる…。」

ノパ∀゚乃「シャッハー!」

ドクオのハイキックが私の頭を狙う。

それを伏せてかわした時だ。
凡ミスをしてしまった。転んだのだ。
かなりの速度での殺陣を行って居たために着物の端を踏み、そのまま血溜まりに転んでしまう。

lw;‐ _‐ノv「これは喰われるかもわからんね。」

それはない。彼は食べると言う行為はしていない。恐らくバラバラにされるだろう。
再生は時間をかければ可能だが、問題は私が誰にも見つからないか?である。
見つかれば私は火葬場か研究所行き。the endである。

ドクオは私に組み付き…バラバラにしようと四肢に力を込める。その時…

(`・ω・´)「おおおお!」

ノパA゚(`・ω・´)「ドォォクオオ!」ドン

lw´‐ _‐ノv「…チャンス到来。カレーに決めるぜ☆」

なんと死に損ないの人外がドクオに飛びかかったのだ。
彼は的確にドクオを押さえつける。



287 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:10:18.81 ID:cWcxfnSUO

私はドクオの左腕を脇の下から肩へ斬り上げる。宙を舞うのはドクオの左腕だ。

ノパ∀゚乃「あひゃひゃひゃ!」

ドクオは笑いながら右腕で死に損ないを引き剥がし…いや壁に叩きつけ、腕を拾うと上の階へ走って行く。
恐らく時間を稼いで左腕を修復するつもりだろう。
動かすだけなら神経と骨をくっつければ良いはずだから…

lw´‐ _‐ノv「今から追っても修復は終わってしまうな。」

(´・ω・`)「行かない…のかい?」

死に損ないが声をかけてくる。大した生命力だ。

lw´‐ _‐ノv「あぁ。奴の左腕はすぐ回復するだろう。なら、こちらに有利な戦場で戦うために相手の回復待ち。そう、戦術的優位を確保したがる政治家って奴だ。」

(´・ω・`)「そういう…見方が出来るっ…は君があくまで人間の範疇内に居るって事。だね。」

lw´‐ _‐ノv「助かったぞ。くたばりぞこない。」



288 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:11:31.97 ID:cWcxfnSUO

(´・ω・`)「礼なら要らない。生と死は等価値なんだ。今の僕にとってはね。だから…気にしないで欲しい。」

(´・ω・`)「いや…気にして貰うべきか。ドクオを頼んだよ。彼を…人間に戻して欲しい。彼に恨まれたままでは死んでも死にきれない。」

そう言い残し、死に損ないは動かなくなる。全く、そんな面倒事を他人に任せるな。と言いたくなる。
こんな物はただの自己満足だ。誰かを助ける代わりに自分が死に、ソイツに全て任せるなど卑怯者のやることだ。

lw´‐ _‐ノv「死なない程度に叩き潰せば…或いは?」

だが、頼まれた以上はやる。
何故なら一方的であっても約束してしまったのだから。
とりあえず仮説を立てる。
彼は元は人間だが、何らかの理由により現在人外のスペックを手に入れている。
どういった理由かは知らないが、人浪等の変化するタイプの人外は人間だが人外の因子を持つ。
ドクオもこのタイプだ。
なら話は早い。死なない程度に痛めつけてから原因を取り除けばいい。



289 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:13:22.51 ID:cWcxfnSUO

やることは決まった。
後は、上の階で待つドクオを叩き伏せれば良い。

ペタリペタリと草履が音を立てる。ザアザアと外から雨の音が聞こえ耳ざわりこの上ない。それに雨漏りが酷いな。

ドクオの行った場所は屋上だった。
血の跡がべったりと床につきそれがドアにより切り取られている。
ドアノブを回し、扉を開け放つ。

ノパA゚乃

居た。雨の中、私を待つように彼は立っていた。
左腕は治ってしまったらしく、元の形を保っている。その方が都合が良い。
成功した場合、即座に人間に戻るため体に致命的な欠損があれば命に関わる。

lw´‐ _‐ノv「さて…終わらせようか?」

一歩踏み出す。二歩目は駆け出す。三歩目は飛び出す。
瞬歩法によりドクオとの距離を一気に詰める。

ノパ∀゚乃「ハァアアァアア!」

ドクオも私に遅れて走り出す。そして二人の距離がゼロになる。



291 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:14:38.66 ID:cWcxfnSUO

突き出されるドクオの右腕。
だが、それは空を切る。私がしゃがむ…いや、スライディングの要領でドクオとの距離をゼロに持ち込んだからだ。
滑りながら、私は体勢を完全に崩し左手で床をつき…全身の筋肉で体を跳ね上げる。
ゼロ距離からのムーンサルトキックがドクオの顎を狙う。
私の狙いはドクオをこれで浮かし、そのまま投げ技に持ち込む。と言うことだが、彼も甘くはなかった。

lw´‐ _‐ノv「なるほど、自分から跳んだか…」

入りが浅いのだ。彼は恐らく自ら飛び退き打点をずらした。
ふと見ると空中の彼と目が合う。

ノパ∀゚乃

笑って……そうか!

lw´‐ _‐ノv「罠とはね。やってくれる…」

呟きながら瞬歩にて前進する。ビルの端にたどり着き、私はそのまま跳躍する。
落下予定位置は隣のビルの屋上だ。空中で先まで行たビルを見れば屋上から崩れ始めている。



297 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv[さるったorz]:2009/07/29(水) 23:37:00.80 ID:cWcxfnSUO

あのビルは雨漏りが酷く劣化していた。
恐らく何らかの形でビルが崩壊する寸前で留めておき、先ほどそれを起動したのだ。

目に見えて近づく次の戦場。
だが、この速度と角度では床を突き抜ける可能性が有る。それはマズい。
ならば何らかの形で速度を殺せば良い。私は頭から床に落下して行く。
そして…

左手で床をはたきそのまま跳ねると、無理矢理にベクトルを横方向に変換…、滑るように速度を落として行く。

そして落としきり、顔を上げるとドクオは私と直線上に居る。

lw´‐ _‐ノv「人間ってのはどうしてこう熱的なんだろうか?あぁ…」

走り出す。

lw´‐ _‐ノv「私があの米を思うのと同じ様に熱を持ち…」

目を見開く。
見えるのは鉄色の世界。その中に緑色の光点が蛍の光のように浮かぶ。

lw´‐ _‐ノv「焼けつく…」

距離が近づき、点が重なって行く。



299 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:41:38.49 ID:cWcxfnSUO

lw´<◎> _<◎>ノv「…魔眼…「刺」」

光点が一点に集まると同時に…激痛が私とドクオを襲う。

ノパA゚乃「うぎゃあああ」

痛みの位置は胸。体勢が崩れては一点を突きにくい。
ドクオは数瞬だが動きが完全にストップする。

lw´‐ _‐ノv「今はまだ寝ているんだ…」

その隙に彼の体の中にいる憑き物を突き刺す。慎重かつ大胆に、憑き物本体と変質させる因子を持つ器官を切り分け、刃を引き抜く。
彼が突然、人外になった訳…恐らくは何者かに憑き物を移されたのだろう。
先の死に損ないも同じ理由で人外になったと思われる。
どうやらこの町に疫病神がきたらしい。

lw´‐ _‐ノv「おやすみ。ドックン。」



301 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:45:57.88 ID:cWcxfnSUO

俺は漂って居た。

体が軽い。何も考えられなかった。

('A`)「俺はどこに行くんだろうな…ツン。」

自らの手で殺した恋人の名前を呟く…

('A`)「生きたいのか?逝きたいのか?」

ξ゚⊿゚)ξ「生きるってのは、愛することよ。相手が家族だろうが、恋人だろうが、誰かを愛することなの。」

ふと声がした。

ツン…だ。

ξ゚⊿゚)ξ「私が居ないと何も出来ないアンタが…誰かを愛せて?」

('A`)「わからんね。ただ、一つ謝らせてくれ…巻き込んですまなかった。」

ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ…好きよ。…だから一緒に…」

('A`)「ごめん。それでも俺は生きるよ、流れに従うのは嫌いなんだ。それに俺は死んじゃ居ないんだろう?」

思い出した。俺には生きる理由が有ったことを。
それに…ツンの所にはいつでも行ける。

('A`)「ツン…愛してる。死んだ君を愛し続けて俺は生きていく。」

('A`)「全てを終わらせたら必ず抱きしめにいくよ。だから…待っててくれ。」



304 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:50:36.12 ID:cWcxfnSUO

俺にはやるべき事が出来た。
俺から日常を奪った者たちへの復讐。湧き上がる殺意と後悔。
だが不思議と泣きたいとか、叫びたいよりも虚無感が俺を包む。

だが、この熱は確かに怨恨の物だ。
熱い焼け付くようなこの思いを抱き、彼女への愛を抱き、俺は生きていかなければならない。

この選択が正しい訳はない。だが、真理だ。

例えるなら



306 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:51:35.98 ID:cWcxfnSUO

lw´‐ _‐ノv「例えるなら運命。移ろいゆく価値観の中で唯一確定されたフェイト。」

('A`)「……」

ノパ⊿゚)「ドクオ。起きたか?」

('A`)「あれ?ヒートお嬢様……」

ノパ⊿゚)「いや、お嬢様は要らないよ。」

('A`)「ですが……雇い主様ですし…」

ノパ⊿゚)「ならクビだ。」

はは…遂にやっと見つけた仕事も無くしたらしい。
一気に脱力が加速してゆく。

俺は病院で寝ていた。
壁際では腕を組ながら寝ているクールさん。ベットの端にはくるうちゃんとキュートちゃんが仲良く布団を掴みながら毛布にくるまっている。

('A`)「すみません…」

なんか…疲れたな…

lw´‐ _‐ノv「…今は眠れ。直に忙しくなるからな。夫を気遣うのも嫁の仕事だ…」

('A`)「…?」



307 :lw´‐ _‐ノv出られないようですlw´<◎> _<◎>ノv:2009/07/29(水) 23:52:27.48 ID:cWcxfnSUO

今、この人変なことを言わなかったか?

嫁?

('A`)「あの…アナタは?」

lw´‐ _‐ノv「シュール。君の嫁さ。」



この後、俺が探偵となり自称嫁と共にジェノサイダーと呼ばれるのは又、別な話。

END







311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/30(木) 00:01:42.17 ID:RGOAnL66O

まとめ
>>269>>271-273>>275-276>>278>>280-281>>283-284>>287>>288>>289>>291>>297>>299>>301>>304>>306-307

支援&乙ありがとうございました。

お題

蛍の光=シュールの視界の光点
('A`)「それでも俺は生きるよ、流れに従うのは嫌いなんだ」
(´・ω・`)「生と死は等価値なんだ。僕にとってはね」
ξ゚⊿゚)ξ「生きるってのは、愛することよ。相手が家族だろうが、恋人だろうが、誰かを愛することなの。」

以下全て改変しつつ台詞。

(´・ω・`)ダメだわ。厨二展開は苦手でした。ご迷惑をおかけしました。

[ 2009/07/30 21:41 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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