FC2ブログ










( ´∀`)ひほうにはさわれないようです


815 :( ´∀`)ひほうにはさわれないようです:2009/07/19(日) 22:55:48.13 ID:KzX626I50

モナーが持ってるのは、宝の地図。……らしき物。

(,,゚Д゚)「その地図、本当にあてになんのかゴルァ」

( ´∀`)「あてになりそうにないから、君たちを呼んだんだモナ」

(;,,゚Д゚)「おいおい、そりゃあどういう意味だ」

(´・ω・`)「話がよく飲み込めないね」

( ´∀`)「その辺はモナの判断モナ」

モナーが足を止めた。そこは、ただの草むらであるが……。

( ´∀`)「ここだモナ」

(,,゚Д゚)「なんもねえぞゴルァ」

( ´∀`)「だから、君たちに探してもらうモナ」

(,,゚Д゚)(´・ω・`)「……は?」

( ´∀`)「その手の方面の腕がないとダメみたいなんだモナ。モナには無いから、代わりに見つけてもらう。
その対価として、秘宝を分けるわけで」

(,,゚Д゚)「秘宝かよ! それを先に言えって」

(´・ω・`)「ああ、悪い。彼はいつもこうなんだ。秘宝とかの言葉に反応するんだよ」



817 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 22:57:04.67 ID:KzX626I50

(´・ω・`)「自己紹介が遅れたね。僕の名は……」

( ´∀`)「そんな話は要らないモナ」

(´・ω・`)「ああ、そうかい。でも、それだと君は僕たちをどう呼ぶつもりかな?」

( ´∀`)「ショボン、とギコ、とでも呼ぶモナ。ネットでの通り名モナ」

(´・ω・`)「……わかった。では、僕たちはあなたを何と呼ぶことにしようか」

( ´∀`)「モナー、でいいモナ」

(,,゚Д゚)「うぉい、手掛かりあったぞゴルァ」

(;´∀`)「まだ何も説明してなかったモナよ?」

(,,゚Д゚)「そんなもの、俺の天性の勘でどうにかなる!」

(´・ω・`)「……少し、黙ろうか」

(;,,゚Д゚)「え、ちょ、まてっ、おいっ、こらっ」

ショボンが、ギコを連れて某空き地から出て行く。それから少し経った時であろうか、

(,, Д )「アッー!」

悲痛な叫びが、聞こえたのは。



820 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 22:59:08.65 ID:KzX626I50

(,,;Д;)「いてぇぞゴルァ……」

(;´∀`)「と、ところで、ギコが見つけた手掛かりは何だモナ?」

(,,;Д;)「これだぞゴルァ」

見たところ、何の変哲も無い

(;´∀`)「ただの石ころ……モナ?」

(,,゚Д゚)「いや、違うぞ! 表面に細かな文字が大量に刻んである!」

(,,゚Д゚)「まあ、俺は解読できないんだがな……」

(´・ω・`)「…………」

( ´∀`)「…………ギコ、ルーペ」

違和感無くギコがルーペを差し出す。先程のやり取りらしきものでショボンが呼び方を教
えたのだろう。

(,,゚Д゚)「ほらよ」

( ´∀`)「…………古代ラウン字、モナ」

(´・ω・`)「解読は……」

( ´∀`)「単語程度しかわからないモナ」



821 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:00:02.52 ID:KzX626I50

( ´∀`)「……これ……鍵……地図……右上」

(,,゚Д゚)「地図の右上?」

(´・ω・`)「モナー、ちょっと地図を見せて欲しい」

( ´∀`)「ちょっと待つモナ。……これだモナ」

モナーが手渡した地図の右上には、確かに文字らしきものが刻んであるように見えなくも
無い。

(´・ω・`)「これも、古代ラウン字かい?」

(;´∀`)「荒れててよくわからないモナ」

それでも、モナーは解読を試みる。

( ´∀`)「鍵……落とす……壁……?」

(,,゚Д゚)「物を壁に落とすなんて言い方ねえぞゴルァ」

(´・ω・`)「読み間違いか、訳し間違いじゃないかな」

( ´∀`)「ああ、これ、『落とす』じゃなくて『入れる』だモナ」

( ´∀`)「鍵、入れる、壁……穴」



822 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:01:21.75 ID:KzX626I50

(,,゚Д゚)「要は、壁にこの石を入れれば良いんだな?」

(´・ω・`)「何処の壁に入れればいいんだい? それとも、壁のように屈強な……」

( ´∀`)「多分、ここから移動しなきゃならないモナ」

(,,゚Д゚)(´・ω・`)「……は?」

( ´∀`)「この地図には手掛かりのありかと入り口が別々に描いてあるんだモナ」

(,,゚Д゚)「……なら、俺たちはもう必要ないよな?」

(´・ω・`)「ギコの言うとおりだ」

( ´∀`)「ところが、そうはいかないんだモナ。とりあえず一旦ギコに石を返すモナ」

(,,゚Д゚)「おい、そりゃあどう言う……って、うぉい!」

(´・ω・`)「予想外だな……ただの石ころじゃなかったわけか」

ただの石ころだったものが、ギコの手に触れたとたんに形を変える。金色の、鍵の形に。

( ´∀`)「探し出すテクニックが無いとはいえ、事前に調べはついてるモナ」

(´・ω・`)「……そういうことかい」

( ´∀`)「そういうことモナ」



824 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:02:56.69 ID:KzX626I50

(;,,゚Д゚)「よくわからねえぞ。三行で説明しろやゴルァ」

( ´∀`)「その石には、最初に触れたものを識別する能力があるモナ」

( ´∀`)「そして、探し出す能力がないと見つからないんだモナ」

( ´∀`)「モナは鍵が無いと、君たちは地図が無いと宝が見つけられない、ということモナ」

(,,゚Д゚)「把握した」

(´・ω・`)「モナー、軽く説明になってない部分があるぞ」

( ´∀`)「細けぇ事は(ry」

(´・ω・`)「じゃあ、さっさと移動しようじゃないか。……と言いたいところだが」

( ´∀`)「まだ何かあるモナか?」

(´・ω・`)「ある。僕が行く意義はあるのか、ということだ」

( ´∀`)「……あるモナ」

(´・ω・`)「……ほう。ならば言ってほしいものだな」

( ´∀`)「君と、ギコが名コンビなのは知ってるモナ」

(´・ω・`)「それは嬉しい限りだ」

(,,゚Д゚)(あれ……、俺今蚊帳の外か?)



826 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:04:12.71 ID:KzX626I50

( ´∀`)「そこでモナは考えたモナ。二人一組だからこそ真価が発揮されるんじゃないかと」

(´・ω・`)「……論理的に飛躍しすぎてないかい?」

( ´∀`)「ならショボン、君一人の活躍は、今までにあったモナか?」

(;´・ω・`)「そ、それは……」

( ´∀`)「ギコにも、同じことが言えるモナ」

( ´∀`)「まあ、そういうことモナ。わかったらさあレッツラゴーだモナ」

(,,゚Д゚)(´・ω・`)「……おー」
―――
| l| ゚ー゚ノl「……行っちゃったのです」

l从・∀・ノ!リ人「行っちゃったのじゃ」

影から事の次第を見ていた二人。と妹だ。

| l|;゚ー゚ノl「ところで、どうしてあなたの名前から『者』の字が抜けているのですか?」

l从・∀・ノ!リ人「作者が勝手に抜いたのじゃー」

| l| ゚ー゚ノl「…………」

俗称は、『凸凹ハイエナコンビ』。その理由は、後々わかるだろう。



827 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:05:12.98 ID:KzX626I50

( ´∀`)「さてさて、着いたモナ」

(,,゚Д゚)「……扉みたいなものはおろか鍵穴すらねえぞゴルァ」

たどり着いたのは、どこぞの崖下。

(´・ω・`)「探すしかないんじゃないかな、もしくは、やっぱり壁のよう……」

(,,゚Д゚)「骨が折れるぜ……」
―――
l从・∀・ノ!リ人「あーっ、いたのじゃ」

| l| ゚ー゚ノl「声が大きいのです。静かにしてほしいのです」

l从・∀・ノ!リ人「……何をやってるのじゃ?」

| l| ゚ー゚ノl「遠いので良くわからないのです」

l从・∀・ノ!リ人「行って確かめるのじゃ!」

| l|;゚ー゚ノl「見つかったら一巻の終わりなのです。あそこにいるのは、ショボンとギコなのです」

l从・∀・ノ!リ人「うー」

| l| ゚ー゚ノl「動きがあるまで隠れて見てるのが一番なのです」

l从・∀・ノ!リ人「……焦れるのじゃー」



828 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:06:19.43 ID:KzX626I50

| l| ゚ー゚ノl「向こうが動かなきゃ此方人等動けないのです。

l从・∀・ノ!リ人「……『此方人等』って何なのじゃ?」

| l| ゚ー゚ノl「『こちとら』なのです。普段漢字変換されないので読めないのも無理ないのですが……」

l从・∀・ノ!リ人「! 動きがあったのじゃ!」

| l| ゚ー゚ノl「接近を開始するのです」
―――
(´・ω・`)「大岩の影にあったとは……盲点だったな」

(,,゚Д゚)「初歩的なことに気付かなかったぜゴルァ」

( ´∀`)「ギコ、鍵を入れてほしいモナ」

(,,゚Д゚)「あいよ」

持っていた鍵を、表れた鍵穴に差し込む。

( ´∀`)「オープンセサミ~、モナ」

(´・ω・`)(開け胡麻はちょっと違うんじゃないか?)

(,,゚Д゚)(そもそもいつのネタだゴルァ)



830 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:08:09.99 ID:KzX626I50

表れたのは、人一人が通るのは楽そうな、しかし同時に二人以上は通れなさそうな穴だっ
た。

( ´∀`)「さあ、行くモナ!」
―――
| l| ゚ー゚ノl「仕組みが全くわからないのです……」

l从・∀・ノ!リ人「でも、この先に行ったのは間違いないのじゃ! さあ、行くのじゃ」

| l| ゚ー゚ノl「前からの話を聞くからに、財宝の眠る洞窟のようなのです」

| l| ゚ー゚ノl「いや、財宝というより、秘宝といった方が良いのです」

l从・∀・ノ!リ人「セリフを取りすぎなのじゃ! 我のセリフも残すのじゃ!」

| l| ゚ー゚ノl「はいはい。さっさと行くのです」

l从・∀・ノ!リ人「それはさっき我が言ったのじゃー!」
―――
( ´∀`)「愉快モナ……」

(,,゚Д゚)「何がだゴルァ」

( ´∀`)「間違えたモナ。深いモナ……」

(´・ω・`)「で、何が不快なんだい」

(;´∀`)「不快じゃないモナ。深い、だモナ」



831 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:09:46.36 ID:KzX626I50

( ´∀`)「ところで、秘宝の名前、知りたいモナか?」

(´・ω・`)「唐突だな。しかし、興味はある」

( ´∀`)「『カタストロフの結晶』。聞いた事無いモナか?」

(;,,゚Д゚)「うぉい、それって……」

(;´・ω・`)「世界を掌握できるという、伝説の秘宝……」

( ´∀`)「それらしい、ってだけモナよ。本当は何が埋もれてるかわかった物じゃないモナ」

( ´∀`)「ただ、この説が一番有力だモナ。それだけのことモナ」
―――
モナーたちの後方数メートルほどのところで、聞き耳を立てている人物が二人……。

| l| ゚ー゚ノl「聞いた?」

l从・∀・ノ!リ人「聞いたのじゃ。ところで、口調が崩れておるのじゃ」

| l|;゚ー゚ノl「う、うるさいのです。だいたい、アレに『のです』を付けるのは難しいのです!」

l从・∀・ノ!リ人「うるさいのはそっちじゃー。下手するとばれるのじゃー」

| l| ゚ー゚ノl「う、うぐぅなのです」

l从;・∀・ノ!リ人「それは逆に違和感ありすぎなのじゃ」



832 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:11:01.23 ID:KzX626I50

| l| ゚ー゚ノl「話を元に戻すのです。『カタストロフの結晶』と言ったら……」

l从・∀・ノ!リ人「トレジャーハンターにとっては夢のまた夢の存在なのじゃ……」

| l| ゚ー゚ノl「あの話が何処まで真実かわからないのです。が、絶対にいただいてやるのです」
―――
( ´∀`)「というわけで最下層にやってきたモナ」

(,,゚Д゚)「展開早すぎるぞゴルァ」

最下層。そこは壁に囲まれた、ただの空間。

(´・ω・`)「……ん? また鍵穴か」

( ´∀`)「ギコ、もう一回お願いするモナ」

(,,゚Д゚)「ほいきた。……っと」

壁が奇妙に震え、左右に開いた。ここに入る時に入り口が開いたのと、同じ様に。

( ´∀`)「あれが……」

(´・ω・`)「カタストロフの……」

(,,゚Д゚)「結晶……」

片手で握れるほどの小さな球が浮いているだけの、奇妙な空間が現れた



834 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:12:27.76 ID:KzX626I50

(,,゚Д゚)「随分とちっせえなあ、おい」

(´・ω・`)「君の○袋のようだね」

(,, Д )(むしろ向こうの方がでかいかも知らん……)

(;´∀`)「と、とりあえず……」

| l| ゚ー゚ノl「もらったのです」

l从・∀・ノ!リ人「もらったのじゃー」

二陣の風が吹いたかのように、颯爽と現れた謎の二人組が、浮いていた球を掻っ攫った。
その瞬間、奇妙に空間が揺れたような感覚に、全員が襲われた。

| l| ゚ー゚ノl「……っと、何か良くわからないことが起こったようなのですが」

l从・∀・ノ!リ人「とにかくさっさと持ってかえるのじゃー」

(,,゚Д゚)「そいつはさせねえぞゴルァ」

(´・ω・`)「『凸凹ハイエナコンビ』、だったかな……」

l从・∀・ノ!リ人「やっぱり知ってるのじゃか?」

| l| ゚ー゚ノl「そうなのです。標的をハイエナのように横から掠め取る。それが私たち」

l从・∀・ノ!リ人「『凸凹ハイエナコンビ』なのじゃー!」



835 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:13:26.65 ID:KzX626I50

は無意識に手に持っていた球を握り締める。その瞬間

(;´∀`)「く……苦しい……モナ……」

(;,,゚Д゚)「グエッ……まるで……口に……アレを……入れられたような……」

(;´・ω・`)「酸……欠……か……?」

全員に、息苦しさが襲ってきた。

l从;・∀・ノ!リ人「……なんとか……するのじゃ……」

| l|;゚ー゚ノl「そんなこと……言われても……無理なの……です……」

(;´・ω・`)「……おい! とやら……、その手を……開け……!」

| l|;゚ー゚ノl「わ、……わかったの……です……」

が手を開くと、息苦しさが一気に抜けた。

(;´∀`)「さ、さあ、それを渡すモナ」

| l|;゚ー゚ノl「絶対に嫌なのです!」

モナーとで取り合いになりかけた。が、

| l| ゚ー゚ノl( ´∀`)「あ……」



843 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです[さるった。ペース落とす]:2009/07/19(日) 23:44:38.58 ID:KzX626I50

球がの手を離れ、誰の手もすぐには届かないところに、落下。刹那、大きなゆれが起こった。

| l|;゚ー゚ノl「な、何とかするのです!」

(;´∀`)「む、無茶を言うなモナ!」

(;´・ω・`)「とにかく、アレを拾わなければ……」

l从・∀・ノ!リ人「させないのじゃー!」

このゆれの中でよく跳べるものだ、と、見ていた者が言うに違いない。

l从・∀・ノ!リ人「とったのじゃー!」

(;´・ω・`)「大人しくそれを渡すんだ! それは恐らく……」

l从・∀・ノ!リ人「我に予想はついてるのじゃ! 世界の縮小版に違いないのじゃ!」

l从・∀・ノ!リ人「我はこの世界を破壊してみたかったのじゃー! 言うなれば破壊願望なのじゃー!」

妹の目が、何かに取り付かれたかのように妖しく光る。

( ´∀`)「……ばれたら仕方がないモナ」

(´・ω・`)l从・∀・ノ!リ人「……え?」

モナーが、信じられないほどのスピードで妹を突き飛ばし、吹っ飛んだ球を手に取る。



846 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:46:55.05 ID:KzX626I50

( ´∀`)「ずっと、騙してたんだモナ。この洞窟も、鍵も、全部モナが作ったモナ」

(;,,゚Д゚)「な、なんだとゴルァ!」

(;´・ω・`)「むぅ、それならあの早い展開にも説明はつくが……」

( ´∀`)「『カタストロフの結晶』の話を広めたのもモナだモナ」

( ´∀`)「もっとも、結晶自体はモナが作った物じゃないモナ」

( ´∀`)「でも、モナは解析をして、何処がどの部分に当たるのか、わかったモナ」

( ´∀`)「極端な話、世界中の核を一気に爆破させるのも可能だモナ」

(;´・ω・`)「そんなことをしたら……世界が崩壊するぞ」

( ´∀`)「モナにも。ある意味破壊願望があるんだモナ」

(,,゚Д゚)「なら、何で部外者をここに連れてきた。それをやるなら一人でやった方が」

( ´∀`)「これは一種のゲームだったモナ。さりげなく世界を崩壊させられれば、モナの勝ち」

(´・ω・`)「それが出来なかったら、僕たちの勝ち、ということか……」

( ´∀`)「ゲームには負けちゃったけど、この状況なら、さりげなくなくても破壊できるモナ」



849 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:48:27.86 ID:KzX626I50

( ´∀`)「じゃあ、バイバイだモ……ナ……?」

再び、風が吹く。モナーの手から、球が消えた。

| l| ゚ー゚ノl「忘れられては困るのです」

| l| ゚ー゚ノl「そして妹、あなたには失望したのです」

| l| ゚ー゚ノl「これを、誰の手にも渡らないように厳重に保管させていただくのです」

( ´∀`)「どうやってするつもりだモナ?」

モナーが、出口をふさごうとする。が、二人組の突進によって防がれた。

(´・ω・`)「早く行け!」

(,,゚Д゚)「この馬鹿は俺たちが押さえるから、さっさと外に出ろゴルァ!」

( ´∀`)「放すモナー!」

モナーはもがいているが、屈強な男二人に押さえられては、どうしようも出来ない。

(´・ω・`)「しかしまあ、君もいい体つきしてるね。や ら な い か」

(;´∀`)「モナにそんな趣味は無いモナー!」

| l|;゚ー゚ノl「……ありがと、なのです」



850 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:51:50.78 ID:KzX626I50

| l| ゚ー゚ノl「とにかく、早いところ地上に出るのです」
―――
l从 ∀ ノ!リ人「……待つのじゃ……」

(;,,゚Д゚)「なっ、おい、ショボン!」

(´・ω・`)「なんだい、せっかくいいところなのに」

(;,,゚Д゚)「ハイエナの片割れが逃げるぞ!」

(´・ω・`)「もう遅い。それに、楽しませてくれよ」

(  ∀ )「アッー!」
―――
| l| ゚ー゚ノl「……出口が見えたのです」

l从 ∀ ノ!リ人「まーつーのーじゃー!」

| l| ゚ー゚ノl「……しつこいのです。もうコンビは解消したのです」

| l| ゚ー゚ノl(参ったのです。運動能力は向こうのほうが良いのです)

l从 ∀ ノ!リ人「ぅぅぅぅ!」

| l| ゚ー゚ノl「でも、あなたにこれを渡すわけには、いかないのです」

は、外に出た。が、そこで見たのは、おぞましい光景だった。



851 :( ´∀`)秘宝にはさわれないようです:2009/07/19(日) 23:55:27.00 ID:KzX626I50

赤黒い雲。そこら中に流れる血。点々と見える肉片。

| l|;゚ー゚ノl「……そういう、ことなのですか」

l从 ∀ ノ!リ人

l从・∀・ノ!リ人「……! あ……ああ……」

| l| ゚ー゚ノl「あなたは、こんな世界を、望んだのですか?」

l从・∀・ノ!リ人「ち、違うのじゃ!我は……我は……」

| l| ゚ー゚ノl「気付いてくれたのなら、それで良いのです」

| l| ゚ー゚ノl「もう一度、コンビを結成しなおすのです」

l从・∀・ノ!リ人「ぅ……すまなかったのじゃ……」
―――
(´・ω・`)「さて、と、答える気力が残っているなら、話してもらおうじゃないか」

(;´∀`)「な、何をだモナ?」

(´・ω・`)「ある意味、僕達はもう負けていたのだろう? 誰かが触れば、勝手に崩壊は、始まる」

(;´∀`)「……そうだモナ」

(´・ω・`)「やっぱりか……。まあ、世界を崩壊させた罰だ。存分にこいつを味わえ」

(;´∀`)「いーやーだーモーナー!」







853 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 00:00:30.51 ID:ouhCXV+D0

終わりです。
>>815>>817>>820-822>>824>>826-828>>830-832>>834-835>>843>>846>>849-851

( ´∀`)秘宝にはさわれないようです
お題
>>275財宝の眠る洞窟
>>276破滅願望(破『滅』でしたね……すみません)
>>277カタストロフ
支援ありでした。質問あればどうぞ。




[ 2009/07/20 17:43 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿


更新は止まっていますがコメントはご自由にどうぞ
修正・削除依頼等、何かしらの連絡はコメントもしくはメルフォよりお願いします
拍手だと高確率で長期間気づきません

スパム対策のため"http"と"@"を禁止ワードに設定しています
URLを書き込む際は"h"を抜いて投稿してください













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gyokutonoyume.blog116.fc2.com/tb.php/2145-27d1c938