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ミセ*゚ー゚)リ ミセリが制裁を加えるようです


713 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金) 16:50:16.45 ID:Y0VU7/6IO

ミセ*゚ー゚)リ「……」

ミセリは苛立っていた。
原因は妹のキュートにある。

o川*>ー<)o「キャピキャピー」

比較的さばさばしたミセリとは対照的に、キュートは実にきゃるんとした少女だった。きゃるん。
彼女は自らの実妹が己の良しとしない人種であることが耐え難かったのだ。
不満は日々蓄積され。


o川*^ー゚)o「ウインクー☆」

ミセ* ー )リ「……」

そしてついに、爆発することとなる。





ミセ*゚ー゚)リ ミセリが制裁を加えるようです



714 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金) 16:52:32.33 ID:Y0VU7/6IO

ミセ*^ー^)リ「ほら、いい子だから大人しくしててね」

ミセリはこと生物学にかけては天才的である。
その為、密かに開発したある薬品を注射することを妹への制裁に当てようとした。

o川;゚ー゚)o「おおおお姉ちゃん、その紫色の液体は何!?」

ミセ*゚ー゚)リ「……」

o川;゚ー゚)o「せっ、せめて誤魔化す努力ぐらいはしようよぉ」

ミセ* ー )リ「……」

黙ってキュートの腕をとるミセリ。

o川*;ー;)o「いやあああああ!」

キュートは非力だった。
手足をじたばたさせるも、掴まれた腕は解放されない。

o川* ー )o「ううぅ」

注射は何の滞りなく終了した。



715 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金) 16:54:45.92 ID:Y0VU7/6IO

o川; ー )o「あぅ、体が熱い」

全身を襲った焼け付くような痛みに、たまらずキュートはうずくまる。
つう、と一筋の汗が頬を伝った。
今彼女の身には、確実に何らかの異変が起ころうとしていた。
それを見たミセリがぽつり一言。

ミセ* ー )リ「クスクス…計画通り……」

o川; ー )o「……」

哀れな少女は程なくして気を失った。



717 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金) 16:57:34.37 ID:Y0VU7/6IO

o川* ー )o(ん……)

果たしてどれだけの時間が経ったのか。
意識を取り戻したキュートがまず始めに感じたのは、自らの体に対する違和感だった。

o川*゚ー゚)o「にゃにゃにゃ、にゃーにゃー……(私、どうなって……)」

o川;゚ー゚)o「にゃ?」

  Λ Λ 
o川;゚ー゚)o「にゃー!?」

キュートは一匹の白猫へと姿を変えていた。
彼女はにゃーにゃー鳴き鳴き姉の姿を探す。

ミセ*゚ー゚)リ「あら、お目覚め?」

しばらくするとミルクの入った皿片手にミセリがやってきた。
猫の姿になったキュートはミセリの元へてとてと近付く。



720 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金) 17:00:29.44 ID:Y0VU7/6IO

  Λ Λ 
o川;゚ー゚)o「にゃー! にゃー!!」

必死に抗議の声を上げるが鳴り響くのは無意味な鳴き声のみ。

ミセ*゚ー゚)リ「心配ないわ、ちゃんと人間に戻る薬も用意してあるから」
  Λ Λ 
o川;-ー-)o「にゃん……」

その言葉にほっと胸をなで下ろすキュート。

ミセ*゚ー゚)リ「でもすぐには戻してあげない、それじゃあ気が済まないからね」
  Λ Λ 
o川*゚ー゚)o「??」

ミセ*゚ー゚)リ「しばらくはその状態のあんたをたっぷり可愛がってやるわ(制裁的な意味で)」

この言葉が全ての間違いの引き金だった。
  Λ Λ 
o川*゚ー゚)o(たっぷり可愛がってやる……?)

実はキュートはレズビアンで、その上シスコンだった。
あの無駄にきゃぴきゃぴした喋りも姉の気を惹こうとした努力が空回った結果だったのだ。
その為、彼女はミセリの言葉を曲解する。
  Λ Λ 
o川*゚ー゚)o(もしかしてお姉ちゃんも私のことが……?
       私を猫の姿にしたのも、抵抗力を削ぐため、とか。きっとそうだよ、うん!)



722 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金) 17:02:32.05 ID:Y0VU7/6IO

ミセ*゚ー゚)リ「さーて、まず初めに何を」

そんなことはつゆ知らず、猫じゃらしだとかマタタビだとか猫可愛がりグッズを両手にほくそ笑むミセリ。
そこへキュートが飛び付いた。
  Λ Λ 
o川*^ー^)o「にゃんにゃん!」

ミセ;゚ー゚)リ「ちょっ!?」

彼女にとっては虚を突かれた形となり、そのまま為すすべもなく転倒する。

ミセ; ー )リ「いたたた……」
  Λ Λ 
o川*^ー^)o「にゃーんにゃーん」

倒れたミセリの頬をぺろぺろと舐めるキュート。

ミセ;゚Д゚)リ「……」

呆気にとられ動きが固まる。
性癖に関してはノーマルである彼女には、妹の行動は全く理解できない質のものだった。



723 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金) 17:04:38.41 ID:Y0VU7/6IO

彼女の不幸はこれで収まらない。

「ただいまモナ!」

玄関から聞こえてきた父の帰宅を知らせる声。

ミセ;゚ー゚)リ「ちょっ、何でこんなに早く!?」

いつもよりうんと早い父の帰宅を知り、ミセリは慌てる。
彼女の父は極度の動物嫌いだからである。
  Λ Λ 
o川*^ー^)o「にゃにゃにゃ」

さっと起き上がり、父の声に気付かないまま無駄にすり寄ってきている妹の姿を見る。
間違いない、今のこの子が父に見つかったら、理由を説明する間もなく叩き殺される。
ミセリはそう考え戦慄した。



725 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金) 17:06:46.34 ID:Y0VU7/6IO

ミセ;゚ー゚)リ「早く解薬を!」

父の足音にびくびくしながらも、ミセリはなんとか解薬を注射することに成功した。
成功したのだが。

( ´∀`)「いやー、突然部長に肩を叩かれて『君はもういいよ』って言われたから今日は早く帰れたモ…ナ……?」

o川*^ー^)o「大好き、大好きだよ!」

ミセ*;Д;)リ「んな馬鹿なああああああ」

彼女は失念していたのだ。
今のキュートが元に戻ったら裸になってしまうことに。



726 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金) 17:10:05.59 ID:Y0VU7/6IO

(;´∀`)「どうしてこんなことに……」

ミセ;゚ー゚)リ「ままま待って、これは誤解で」

(*´∀`)「モナも混ぜるモナー!」

ミセ;゚Д゚)リ「えええええええ!?」

o川#゚ー゚)o「失せろメタボ親父っ!」

(  ∀ )「がふっ」

ミセ;゚Д゚)リ「はああああああ!?」

o川*゚ー゚)o「さ、邪魔者は退治したし、続きをしよう?」

(# ∀ )「ささっ、させないモナ……」

ミセ; ー )リ「うわぁ」

物語はこれで終わりだが、ミセリの受難はまだまだ続くことだろう。







727 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/17(金) 17:13:47.94 ID:Y0VU7/6IO

支援どうもでした!

>>713-715、>>717、>>720、>>722-723、>>725-726

お題

ミセ* ー )リ「クスクス…計画通り……」
(;´∀`)「どうしてこんなことに…」


[ 2009/07/17 19:47 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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