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クールなようです


797 :クールなようです[sage]:2009/07/14(火) 22:07:58.56 ID:uwesW27r0

('A`)「・・・・・」

川 -) zzzz・・・・

(゚A゚)カッ!

( ゚A゚)「COOL!COOL!COOL!COOL!」

川 -)つ(゚A゚)ガチャッ!

川 ゚ -゚)「うーん・・・よく寝たな」

日曜日、ドックン目覚まし(自作)によって私は目覚める。
この時計はいつも私に良い目覚めを与えてくれる。
小学校の時、夏休みの宿題で作ったものだ。(ちなみにテーマは動物)
しかしこれを見た妹は、

ξ゚⊿゚)ξ「うわあ・・・きも・・」

と、私の作品を一蹴したのだ。
これにはさすがのわたしもカチンと来たが、決してこれを感情に出さない。
私はクールにこう返してやった。



798 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:10:01.76 ID:uwesW27r0

川 ゚ -゚)「ふ・・ふん・・お前の・・その・・・アレ・・ロッ・・ロマネスク貯金箱・・? そんなもん・・ガキでも作れるじゃん」

ξ゚⊿゚)ξ「私たち子供じゃん」

川;゚ -゚)「うっ・・減らず口を・・見てみコレ?どう見ても独身男性よ?お前には作れんだろ?ん?」

ξ゚⊿゚)ξ「まあそうだけど・・不細工な独身男性の顔した貯金箱なんかだれが得するの?」

川; -)「うぅ・・くうう・・・」

・・・嫌な事を思い出してしまった。朝食でも食べて忘れよう。うん。それがいい。



802 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:12:07.73 ID:uwesW27r0

川 ゚ -゚)「おはよう。いい朝だな」

ξ゚⊿゚)ξ「朝?もうお昼だけど、お姉ちゃんにとっては今が朝なの?」

川 ゚ -゚)「ああ。ドックンが起こしてくれる時間は正確だ。お前たちにとって昼でも、私にとっては朝なのさ。」

妹の辛辣な言葉を、私はクールに受け流す。
  _,
ξ゚⊿゚)ξ「・・・・・」

そんな私を、妹は野グソを見るような目で見つめている。
やめろ。私は激マゾではない。



803 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:13:50.89 ID:uwesW27r0

川 ゚ -゚)「そんな事より、お腹すいた。」

だがそんな視線は無視する。私はクールなんだ。

ξ*゚⊿゚)ξ「あ・・その事なんだけど・・・」

ん?なんか若干越えが小さくなったが・・・お前まさか

ξ*゚⊿゚)ξ「ごめんね・・・さっきまで内藤君が来てて・・一緒にご飯食べてたの。」

川 ゚ -゚)「だから私の分はない・・・と?」

内藤と「ない・・・と?」をかけたギャグを交えながら、私は妹に問う。

ξ゚⊿゚)ξ「ごめんね・・・」



805 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:15:11.69 ID:uwesW27r0

川 ゚ -゚)「・・・・・」


川 #゚Д゚)「ふざけんなアアアア!」


ξ;゚⊿゚)ξ「わっ?」

私は叫ぶ。いくらクールといえど、腹が減れば我慢できない。
あと渾身のギャグをスルーされたことにも、腹を立てていた。



806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:16:55.52 ID:uwesW27r0

川 #゚Д゚)「お前まじでっ・・・・マジでふざけんなああ!」

ξ;゚⊿゚)ξ「うう・・・でもお姉ちゃん、休みの日はいつも夜まで寝てるじゃない・・」

川 #゚Д゚)「たまには早く起きたい日もあるんじゃああ!」

川 #゚Д゚)「てかお前っ・・中学生の癖にっ・・私より先に・・彼氏とかっ・・ふざけんなああ!」

ξ*゚⊿゚)ξ「か・・・彼氏とか・・そんなんじゃないよ・・友達だよ・・」

川 #゚Д゚)「そんな照れながら言っても説得力ないんだよ!畜生!私も幼馴染とか欲しかったあああ!」

ξ;゚⊿゚)ξ「落ち着いてよ・・てかお姉ちゃんもホライゾンと幼馴染じゃん・・・あっ」

川 #゚Д゚)「ほら!今!今の聞きましたか皆さん!コイツ今下の名前で呼んでました!チックショオオオ!」

ξ゚⊿゚)ξ「ごめんお姉ちゃん。お腹すいてるんだよね。コレ・・・」

そう言って妹は、千円札を手渡してきた。



809 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:19:11.60 ID:uwesW27r0

川 #゚Д゚)「ああん?お前、そんなはした金で許されると思ってんのか?てかお前の金で解決しようとする根性が気に入らねえ!」

ξ;゚⊿゚)ξ「ち・・違うよ。お腹すいてるなら、これで何か買ってきてって事だよ・・」

川 #゚Д゚)「・・・」

川 ;-;)ぶわっ

川 ;-;)「お前・・・やさしいな・・・」

ξ゚⊿゚)ξ「ううん。これからはちゃんとお姉ちゃんの分も用意しておくから。」

川 ;-;)「ああ・・・ありがとう。行ってくる。」

そう言って私は家を出た。ツンは私に似てマジでやさしい。
それにしても、千円札なんか久々に握ったよ・・
てか何で妹のツンの小遣いが3000円で、姉の私が500円なんだ?おかしくね?
・・・まあそんな事はどうでもいい。私はクールなんだ。氷の心だ。アイス・ハートだ。



812 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:21:20.34 ID:uwesW27r0

( ・∀・)「イラッシャーセー」

私はコンビニに到着した。

川 ゚ -゚)「いやあ・・それにしてもコンビニなんて久々だなあ。」

本当に久々だ。私の小遣いは月に500円なので、ジュースを何本か買うだけで終わる。
なので普段コンビニなどには来ないが・・・
今は違う。私の手には千円札・・・英世が握られている。千円札とは素晴しい。
あのうまい棒が100本買える。ビッグカツだって33本も買えるのだ。

川*゚ -゚)「うひょー」



814 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:23:40.58 ID:uwesW27r0

(;・∀・)「・・・・・」

思わず奇声を発してしまった私に、店員の視線が突き刺さるが、クールな私は気にしない。

川*゚ -゚)「まずうまい棒10本と・・・ビッグカツ2つに・・・」

川*゚∀゚)「うひょひょ・・・お金って、実にいいものですね!」

川*゚ -゚)「ふふ~ん・・・じゃあ次は・・・ん?」

上機嫌で商品を選んでいた私の目に、それは映った。

川 ゚ -゚) 「ピノ・・・か。」



817 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:26:14.21 ID:uwesW27r0

~回想~

川 ゚ -゚)「なあお母さん。」

J( 'ー`)し「何?」

川 ゚ -゚)「アイス食べたい。ガリガリ君20個買ってくれ。」

J( 'ー`)し「・・・・」

ξ*゚⊿゚)ξ「お母さんお母さん!私もアイス欲しい!」

J( 'ー`)し「あら。どれがいいの?」

ξ*゚⊿゚)ξ「これ!」

そう言って、ツンが手に取ったのがピノだった。

J( 'ー`)し「うん。良いわよ。」

ξ*゚⊿゚)ξ「やった!」

J( 'ー`)し「ツン、お母さんにも一つちょうだい?」

ξ*゚⊿゚)ξ「うん!」

J( 'ー`)し「ありがとうねえ。」

川 -)「チクショウ・・・ガリガリ君ぐらい20個買ってくれてもいいじゃないか・・・いや私はクールなんだ・・・ブツブツ」



820 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:28:21.57 ID:uwesW27r0

ξ゚⊿゚)ξ「お姉ちゃん!」

川 ゚ -゚)「うん?」

ξ゚⊿゚)ξ「これ、半分こしよ!」

川 ゚ -゚)「ああ、ありがとう。でもこれ、5つしかないじゃないか。」

ξ;゚⊿゚)ξ「本当だ・・・どうしよう・・」

川 ゚ -゚)「じゃあ私が3つで、ツンが2つな。」

ξ;゚⊿゚)ξ「ええっ?何で?」

川 ゚ -゚)「私がお姉ちゃんだからだよ。」

ξ;゚⊿゚)ξ「うう・・分かったよ・・」

川 ゚ -゚)「ふふん」



822 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:31:02.55 ID:uwesW27r0

~回想終わり~

川 ゚ -゚)「・・・思えば、今まで私はワガママばかりだったなあ・・・」

さっきもくだらない事で怒ってしまったし、ツンには迷惑をかけっぱなしだ。
そして私はポケットをまさぐる。
・・・あった。140円。
ジュースを3本しか買わなくてよかった。
少ないが、ピノぐらい買えるだろう。

川 ゚ -゚)「すいません。これ下さい。」

( ・∀・)「アザース。126円になりまーす。」

よかった。買えた。この英世はツンに返そう。
これは元々彼女のものだ。
そして帰ったら謝ろう。そのあとは、アイスを半分づつ食べよう。今度は3つづつだ。



826 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:34:22.87 ID:uwesW27r0

ガチャッ

川 ゚ -゚)「ただいま・・・」

川:゚ -゚)「!?」

ξ*゚⊿゚)ξ「はい、あーん}

(*^ω^)「あーん」

ドアを開けると、内藤君にピノをあーんしている妹の姿があった。

川:゚ -゚)「・・・・」

ξ゚⊿゚)ξ「あ」

( ^ω^)「あ」

川:゚ -゚)「・・・・」

ξ;゚⊿゚)ξ「・・・・」



828 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:36:28.79 ID:uwesW27r0

川 ;-;)「チックショオオオ!」

私は買ってきたピノを、6つ一気食いした。
8年ぶりのピノの味は、涙の味がした。







830 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/14(火) 22:40:53.24 ID:uwesW27r0

これで終わりです

お題は

氷の心
川 ゚ -゚)
激マゾ

でした
>>797
>>798
>>802
>>803
>>805
>>806
>>809
>>812
>>814
>>817
>>820
>>822
>>826
>>828

初めての投下で、ほぼイキかけました



[ 2009/07/14 23:26 ] 総合短編 | TB(0) | CM(1)

このクーにゃんにはクーにゃんクーにゃん~!ふぅん!にゃーんにゃーんせざるをえない。
[ 2009/07/15 00:02 ] [ 編集 ]

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