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正しいようです


301 :正しいようです:2009/07/13(月) 17:08:20.62 ID:px61t9By0

人間などが想像することもかなわないような遥か大昔。

神は地球の上に小さな命を作り出し、それを大事に育みました。

神に見守られすくすくと育ったそれらは、やがて与えられた本能により各々が必死で生に足掻き
非常に原始的ではありますが、次第に安定し一つの世界を築いていきました。

それを一通り見て、出来に満足したのか神は大あくびをしたあと寝むりこけてしまいました。

ガー

ガー

( -ω-)「うーん」

パチッ

( ^ω^)「・・・・・・」

( ^ω^)「あれ?」

眠りからさめた神が見た地球には、神に似た生命体が猛威を奮っていました。



302 :正しいようです:2009/07/13(月) 17:11:34.69 ID:px61t9By0







正しいようです








303 :正しいようです:2009/07/13(月) 17:16:34.22 ID:px61t9By0

荒れ果てた街に一人の男の子が産まれた。

それを知り、父は真っ先に彼の母の前から姿を消した。

彼の母は彼を産んだものの母としてではなく女として生きた。

愛情に飢えた彼は荒れた街で仲間を求めた。

そうして少年が必死で作ったつながりも相手にとっては利用できるものの一つにすぎなかったのだろう。

同胞の罪を被りながらも逃げのび、仲間の元へ助けを求めた彼に送られたのは

冷たいナイフと罪を被ったまま死ななかったことに対する罵りの言葉だった。

そして仲間の傍らにいて汚ない欲に付け込み高みの見物をしてる女がいた。



哀れな青年は寂しく人生を終えた。

* * * * * * * * * * * *



307 :正しいようです:2009/07/13(月) 17:19:53.15 ID:px61t9By0

トントン

<シュールー?

lw´‐ _‐ノv「ほいほいほい」

ガチャ

lw´‐ _‐ノv「おこんばんわ」

( ・∀・)「やぁ、残念なことに今は朝だよ」

lw´‐ _‐ノv「で今日は何?きのこ狩りか何か?」

( ・∀・)「やー、実はずいぶん悪い知らせ何だけど」

ズリッ

lw´‐ _‐ノv「あー」

( ・∀・)「道の真ん中にいたんだ」

lw´‐ _‐ノv「どおりで帰って来ないと思ったら」

( ・∀・)「全く、酷いことする人もいたもんだね」

lw´‐ _‐ノv「ストレスでも溜まってたのかね」

( ・∀・)「さぁ?理由もなしにこういうことする人は五万といるからね。」



308 :正しいようです:2009/07/13(月) 17:24:43.93 ID:px61t9By0

lw´‐ _‐ノv「金目の物なんか持たせてないし、やっぱり理由がないのか」

( ・∀・)「ん? 金目と言えば首にいつもの十字架がかかってないぞ。」

lw´‐ _‐ノv「・・・あんまり高価なものでもないのにな」
 
( ・∀・)「・・・・・・」

lw´‐ _‐ノv「弱いからなのかな」

( ・∀・)「それもあるかもね」

lw´‐ _‐ノv「そうか・・・・・・」

( ・∀・)「・・・・・・」

( ・∀・)「ごめん、そろそろ行くわ」

lw´‐ _‐ノv「さっき来たのにもう出るのか?」

( ・∀・)「出かける用があるし、ここまで運ぶのにだいぶ血だらけになっちゃったから一回家に帰って着替えないと」

lw´‐ _‐ノv「そうか、今日はありがとな」

( ・∀・)「そんな、何にも出来なくてごめんよ」

lw´‐ _‐ノv「いやいや、感謝してるぜよ。じゃあの」

( ・∀・)「あぁ、またな」



309 :正しいようです:2009/07/13(月) 17:28:01.87 ID:px61t9By0

バタンッ


lw´‐ _‐ノv「・・・・・・」

lw´‐ _‐ノv「相変わらずお外はレッドゾーンだな」


見るも無惨な老人の死体を抱き寄せて女は寂しそうに言った。

* * * * * * * * * * * *



310 :正しいようです:2009/07/13(月) 17:31:03.85 ID:px61t9By0

('A`)「うぅ」

こんなところで死んでしまうのか。

('A`)「あっ・・・あぁ」

そんな目で俺を見るんじゃないっ!

('A`)「がぁっ・・・」

お前らなんか大嫌いだっ!

いつか絶対に・・・





( ^ω^)「やっほい」

突然視界が一転すると目の前に男が現れた。

( ^ω^)「ほら! やっほい」

('A`)「・・・なんすか」

怪訝そうにする俺に白豚野郎は尚もなれなれしく言った。



315 :正しいようです:2009/07/13(月) 18:04:39.67 ID:px61t9By0

( ^ω^)「君に僕の仕事を任せようと思って」

('A`)「はぁ?」

( ^ω^)「やっぱりここはずっと寝てるやつより、実際に体験した人の方がうまく動かせると思ったんだお」

なんだかよく分からなかった。

だけど

('A`)「仕事って何だ」

なんとなく疑うことすら罰せられるような、そんな男だった。

( ^ω^)「いわゆる神をやって欲しいんだお」

('A`)「なにそれこわい」

( ^ω^)「えっ」

('A`)「えっ」

* * * * * * * * * * * *



316 :正しいようです:2009/07/13(月) 18:08:35.12 ID:px61t9By0

lw´‐ _‐ノv「十字架が盗られたか・・・」

lw´‐ _‐ノv「神は死んだ」

lw´‐ _‐ノv「byシュール」


( ^ω^)「ここにいるよ」


lw´‐ _‐ノv「うるさい。山に帰れ」

( ^ω^)「ひどいお」

lw´‐ _‐ノv「いきなり自分の家に見知らぬ人が現れたら驚くだろう?」

( ^ω^)「うそん。あれで驚いてたの?」

lw´‐ _‐ノv「心臓が飛び出そうなくらいびっくりしたよ」



318 :正しいようです:2009/07/13(月) 18:12:37.78 ID:px61t9By0

( ^ω^)「それはすまんかった」

lw´‐ _‐ノv「で、何の用?」

( ^ω^)「おっおっ、知らない人間と二人きりなのに助けとか求めなくていいのかお?」

lw´‐ _‐ノv「まぁ、なんとなく」

( ^ω^)「それじゃあ一つお願いしたいことがあるんだお」

lw´‐ _‐ノv「信用できそうな顔だったし」

( ^ω^)「面倒だから一気にしゃべれ」

* * * * * * * * * * * *



319 :正しいようです:2009/07/13(月) 18:16:03.29 ID:px61t9By0

( ^ω^)「はいじゃあ、これ見て」

('A`)「はぁ」

( ^ω^)「これが地球です」

机の上にある丸い物体を指して男は言った。

('A`)「嘘だろ」

ひょっとしてこの男は馬鹿にしているのだろうか。

( ^ω^)「おっお、なんで嘘だと思ったんだお」

('A`)「だって地球は平らじゃないか。さすがの俺でも知ってるさ」

( ^ω^)「うーん」

( ^ω^)「よく分からんけど丸いことだけは真実だお」

男はそういいつつ青い球体に手を当てた。

( ^ω^)「こうすると中の様子が見えます」

('A`)「ふーん」

男に見習って手を当てみた。

瞬間



321 :正しいようです:2009/07/13(月) 18:20:27.92 ID:px61t9By0

('A`)「・・・・・・っ!」

( ^ω^)「びっくりした?」

('A`)「あ・・・あぁ」

( ^ω^)「まぁ、僕が君に神の権限を渡せばこんなんしなくても中の様子まるわかりだお」

('A`)「じゃあ、本当に」

( ^ω^)「おーいえす!」

こいつが・・・・・・こいつだったのか

('A`)「あなたが神か」

今まで憎くて憎くて仕方なかったはずの男は優しげな笑みを向けていた。

* * * * * * * * * * * *



322 :正しいようです:2009/07/13(月) 18:23:59.14 ID:px61t9By0

( ^ω^)「ちょっくら神を退治してほしいんだお」

lw´‐ _‐ノv「退治で合ってるのか?」

( ^ω^)「まぁ、代理だし」

lw´‐ _‐ノv「はー」

ギィ

( ^ω^)「全く、人間ってよくわからないお」

lw´‐ _‐ノv「ひー」

ギィ

( ^ω^)「ものすごい勢いで調子に乗るし」

lw´‐ _‐ノv「ふー」

ギィ

( ^ω^)「多分あれは自分の視点でしか物を考えてないのかもしれないお」

lw´‐ _‐ノv「へー」

ギィ



324 :正しいようです:2009/07/13(月) 18:28:31.66 ID:px61t9By0

( ^ω^)「おい」

lw´‐ _‐ノv「うーん?」

ギィ

( ^ω^)「椅子に座って前後するの止めろ。危ない」

ギィ

lw´‐ _‐ノv「イヤーだよっ!」

バタンッ

( ^ω^)「・・・・・・」

lw´‐ _‐ノv「痛い」


( ^ω^)「なぜあえて前に倒れる」

* * * * * * * * * * * *



325 :正しいようです:2009/07/13(月) 18:31:37.39 ID:px61t9By0

秩序なんてなくしてしまえ。

神父が二度と愛だ許しだなんてくだらないことほざけないようにしてやれ。

どうせ苦しむのだから力の弱い者は早く殺してしまえ。

蔑んだ目しかできない女どもは存在を蔑まれろ。

('A`)「・・・・・・」

より良い世界。

けして夢物語のように誰もが笑っているわけではないが。

('A`)「これが正解だよ」

俺がそう言うと雲はぐにゃりと形を変えて微笑んでくれた。

* * * * * * * * * * * *



327 :正しいようです:2009/07/13(月) 18:35:14.11 ID:px61t9By0

lw´‐ _‐ノv「これが神をも滅ぼすというチェーンソー・・・」

( ^ω^)「チェーンソーってなんだお」

lw´‐ _‐ノv「ボケたんだからツッコめよっ!」

( ^ω^)「えー、そりゃないお」

lw´‐ _‐ノv「ところで何で」

( ^ω^)「お?」

lw´‐ _‐ノv「何で私なんだ?」

( ^ω^)「おっおっおっ。
      それはだお」

―――――――――――――

―――――



338 :正しいようです:2009/07/13(月) 18:56:35.41 ID:px61t9By0

lw´‐ _‐ノv「やっほい」

裾を地面に擦ってしまいそうなほど丈の長いワンピースを着た女が
椅子に腰かける男の後ろについてこう言った。

男は驚いたように立ち上がり言った。

('A`)「一体誰だ」

lw´‐ _‐ノv「お前を退治しに来た」

('A`)「誰に? まさかあの白豚か? 俺に全てを任せておいて俺を排除しようとするのか?」

lw´‐ _‐ノv「そうだよ。歪んだ人間のままの神はいらない」

('A`)「はんっ! 今更何ができるんだ」

lw´‐ _‐ノv「御託はいい。私はこの正義のチェーンソーで」

鎖鎌を手に女は言った。

lw´‐ _‐ノv「お前を倒すっ!」

lw´‐ _‐ノv「やぁ!」

シュールが手首を回すと鎌はぐるりと円を描きそして彼女の右足に勢いをつけてぶつかった。

甲高くぶつかり合う音が響いた。

lw´‐ _‐ノv「いっけね」



340 :正しいようです:2009/07/13(月) 18:59:58.37 ID:px61t9By0

足に刃物が刺さるはずなのに女はピンピンしてる。
血すら出ていない。

('A`)「おい、お前どうなってるんだ」

神になった男が後ずさりをした。

lw´‐ _‐ノv「どうなってって・・・」

女は裾を少しめくる。

捲れた布から冷たそうな金属の足が覗いた。

lw´‐ _‐ノv「この足はいい。もう死んじゃったけどたった一人の家族がくれた贈り物だ。
      何より、下心のあるやつはこれを見てみんな逃げっていってくれたよ」

('A`)「・・・・・・」

lw´‐ _‐ノv「おしおきの時間だよ、ベイビー」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~



342 :正しいようです:2009/07/13(月) 19:04:35.70 ID:px61t9By0

( ^ω^)「多分、だけどあいつは神やら穢れた人間やらを恨んでたんだお」

( ^ω^)「いやー、一件落着。
      どうもだお」

lw´‐ _‐ノv「・・・・・・」

目の前の男はなんだか嬉しそうに言った。

そして青い球体をちょいとついて変わった笑い声を上げた。

見えているのは優しげな笑顔のはずなのになんだか私はそこに残酷さを見てしまった気がした。







345 :正しいようです:2009/07/13(月) 19:07:58.45 ID:px61t9By0

支援ありがとうございました。

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お題

俺に逆らう奴は皆殺しだぜぇ・・・

lw´‐ _‐ノv「これが神をも滅ぼすというチェーンソー…」


[ 2009/07/13 22:43 ] 総合短編 | TB(0) | CM(1)

ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん(涙)
[ 2009/07/13 22:58 ] [ 編集 ]

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