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('A`)無題


616 :('A`):2009/07/07(火) 23:08:17.04 ID:uRrFSCE70

(;'A`) 「くっそ!なんでつれないんだよ」

とある湖でドクオは、魚が釣れずにイライラしていた。
水は濁っていて魚なんて本当にいるのかと疑いたくなるような色だった。

(;'A`)「俺がやるっきゃねえ…!」

ドクオが魚をつるのには、理由があった。



617 :('A`):2009/07/07(火) 23:10:16.35 ID:uRrFSCE70

<ヽ`∀´> 「金が払えない?じゃあその娘の治療はできないニダ」

医者とドクオは診察室で話していた。

(;'A`) 「そこをなんとか!なんとかお願いします」

ドクオはお願いします!と顔が地面にうまる勢いで土下座をした。
少しの間医者はウーンと腕を組みうつむき考えてから言った。

<ヽ`∀´>「ウリは外道になった覚えは無いニダ!」

土下座なんてされたくないニダ!と言って、シャーカッセンのレントゲンをどかしてそこにひとつの紙をかざし、山の地図のなかに一つ赤いマークのあるところを指差した。

<ヽ`∀´>「ここの魚はうまいと聞くニダ!そこの魚をたくさんつってきたら特別に治療してあげる二ダ」



620 :('A`):2009/07/07(火) 23:12:33.09 ID:uRrFSCE70

(;'A`) 「つか、魚なんていないんじゃねーか?」

3時間近くもいるのにつれないと、さすがに弱音をはく。
しばらくするとドクオが魚を釣っている隣に一人の初老の男性がきた。

( ФωФ) 「よいしょっと」

バケツをひとつかかえただけの軽い服装だった。
結構深い山の中にある湖にどうやってきたのかと少しドクオは疑問を浮かべた。

(;'A`) (車かなんかが下のほうにおいてあるのか…?)

車の音なんて聞こえなかったから、多分ふもとまで車なのだろうと納得した。



621 :('A`):2009/07/07(火) 23:14:44.28 ID:uRrFSCE70

初老の男性が糸を水にたらして数秒、竿が軽くひっぱられた。

( ФωФ) 「かかったのである。」

次々と魚が竿にかかる。
あっというまに初老の男性のバケツは魚でいっぱいになった。

(;'A`) 「お、おいアンタ。なんでそんなに釣れるんだよ」

俺なんてここに3時間はいるのに0匹だぜと笑いながらドクオは言う。

( ФωФ) 「この世には不思議な事など何も無いのだよ。」

フフフと笑いながら初老の男性は言った。



622 :('A`):2009/07/07(火) 23:16:53.25 ID:uRrFSCE70

( ФωФ) 「ちなみに我輩の名前はロマネスク。ロマとよんでほしいのである」

('A`) 「ロマネスクっていうのか。アンタじゃ失礼だもんな」

('A`) 「それで、どうやったらそんなにたくさんつれるんだ?」

( ФωФ) 「ふむ。きみは・・・・・・」

('A`) 「……俺の名前はドクオだ」

( ФωФ) 「ドクオ。君は何かをあっせているようである。心の乱れは、水にも振動となってつたわるのである。」


だから魚がよってこないのであるとロマネスクは話を続けた。



626 :('A`):2009/07/07(火) 23:19:40.04 ID:uRrFSCE70

( ФωФ) 「心を静かにして、自然と一体化するのである」

('A`) 「自然と一体化……?」

( ФωФ) 「そうなのである。簡単にいえば心を無にすることなのである」

('A`) 「も、もっと落ち着けってことか?」

( ФωФ) 「そういうことなのである。それじゃ、我輩はもう行くのである」

そういうと、ロマネスクはバケツをもって森の中へときえていった。

('A`) 「心を無……かぁ」

ドクオは頭をかきながらポツリとつぶやいた。



627 :('A`):2009/07/07(火) 23:21:23.57 ID:uRrFSCE70

ドクオはしばらくなにも考えずに釣りをつづけた。

すると次々と魚が釣れはじめ、いつのまにかドクオの持っていた
クーラーボックスは魚でいっぱいになった。
まるで魚がみずからよってくるようにたくさんつれたのです。

('∀`) 



628 :('A`):2009/07/07(火) 23:23:49.76 ID:uRrFSCE70

( ФωФ) 「ふう。今帰ったのである」

するとどこからか羽のはえた女性があらわれました。

川 ゚ -゚) 「おかえりなさいませ。また下の世界にいってたのですか」

ため息をつきながら女性はいいました。
あそこの魚は格別にうまいのであると笑いながら茶化すようにロマネスクはいいました。

川 ゚ -゚) 「まさかとは思いますが、またヒトをたすけたりなんかしていませんよね」

(;ФωФ) 「そ、そんなことはしてないのである。断じて」

川 ゚ -゚) ジー

(;ФωФ) 「この世には不思議な事など何も無いのだよ」

川 ゚ -゚) 「もっとしっかりしてくださいよ。あなたは神様なんですから……ってもういないし」



631 :('A`):2009/07/07(火) 23:26:54.19 ID:uRrFSCE70

(;ФωФ) 「ふむ。なんとか乗りきったのである」

(ФωФ) 「まあでもこれで、あの青年も大丈夫なのである」

パチッ パチッ と 音を立てながら焼ける魚をみながら
ロマネスクはふふふとわらった。
 






637 :('A`):2009/07/07(火) 23:39:19.62 ID:uRrFSCE70

支援ありがとうございました!
お題は
・この世には不思議な事など何も無いのだよ
・(;'A`)「俺がやるっきゃねえ…!」
・<ヽ`∀´>「ウリは外道になった覚えは無いニダ!」
・魚とロマ

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[ 2009/07/08 23:49 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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