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( ^ω^)蒟蒻への挑戦のようです


104 :( ^ω^)蒟蒻への挑戦のようです:2009/05/28(木) 21:55:06.22 ID:/O1yVWRWO

(;^ω^)「……」

一人のピザが台所で呆然としていた。

(;^ω^)「ブーンは……馬鹿だお……」

ピザの名はブーン。その体型が物語る通り、彼は食事に対して執着を持っている。

(; ω )「これじゃ、ブーンは……ブーンは……」

彼の前には、蒟蒻が3切れと、空になったボウルが一つ。

( ;ω;)「味噌田楽が食べられないおぉぉぉお!!」

なんと、彼は蒟蒻の上に乗せるべき味噌だれを、すべて食べてしまったのだった。


( ;ω;)「初めは味見のつもりだったんだお……あんまり美味しくて手が止まらなくなったんだお」

自分に対する言い訳なのだろうか、そう言うと彼は、居間へと向かった。

( ´ω`)「しょうがないお。テレビでも見て、気を紛らわすお」

どうやら、味噌田楽を諦めてしまったようだ。



106 :( ^ω^)蒟蒻への挑戦のようです:2009/05/28(木) 21:56:48.09 ID:/O1yVWRWO

しかし、生まれつきの食への執着心はそれを許さない様だ。

(^ω^ )チラ

□コンニャク


( ^ω^)……


(^ω^ )チラ

□コンニャク


二度見である。



110 :( ^ω^)蒟蒻への挑戦のようです:2009/05/28(木) 21:59:58.93 ID:/O1yVWRWO

( ^ω^) ガタン!!

彼は、勢い良く立ち上がる。

( ^ω^)「もう、居ても立ってもいられないお!!」

そう叫ぶと、台所の蒟蒻と向き合ってまた叫ぶ。

( ^ω^)「ブーンが、お前を美味しく食してやるお!!」

漢の決断であった。



112 :( ^ω^)蒟蒻への挑戦のようです:2009/05/28(木) 22:03:34.27 ID:/O1yVWRWO

5分後。
彼が厳選した「蒟蒻と合うであろう」食材が並んだ。

・チョコレート
・納豆
・黒蜜

蒟蒻への冒涜とも取れるこのチョイスだったが、
(*^ω^)ホクホク

本人は、満足げである。



114 :( ^ω^)蒟蒻への挑戦のようです:2009/05/28(木) 22:05:28.36 ID:/O1yVWRWO

CASE1:チョコレートの場合

( ^ω^)「早速調理を始めるお」

彼は、お湯を沸かし始めた。
どうやらチョコレートを湯煎する様だ。

( ^ω^)トントントントン

チョコレートを手際良く刻んでいく。
それをボウルに入れ、お湯の上に浮かべる。

( ^ω^)ネリネリネリネリ

ゴムべらでかき混ぜていると、チョコレートソースの出来上がりである。
(*^ω^)「チョコバナナ的な物にするお」

串に刺した蒟蒻をソースにくぐらせる。
チョコが固まるのを待ち、チョコバナナ的な物の完成である。



115 :( ^ω^)蒟蒻への挑戦のようです:2009/05/28(木) 22:08:36.88 ID:/O1yVWRWO

( ^ω^)「早速いただきますお」

チョコバナナ的な物が彼の口に運ばれていく。

( ^ω^)「もぐもぐお」

( ^ω^)「」

( ^ω^)「食えない事はない」

意地であった。



117 :( ^ω^)蒟蒻への挑戦のようです:2009/05/28(木) 22:13:00.86 ID:/O1yVWRWO

CASE2:納豆の場合

( ^ω^)「気を取り直して行くお」

納豆……その独特の臭いと粘り気で、嫌われてしまう不運の食材。
彼に調理することは出来るのだろうか。

( ^ω^)「とりあえず混ぜるお」

パックのふたを開け、混ぜ始める。

( `ω´)「ふおぉぉぉぉぉお!!!!!!」

力に任せてかき混ぜる。
どんどん粘り気を増す納豆。
そこにタレと辛子を入れ、さらに混ぜる。

( ^ω^)「こんなもんかお」

出来上がった納豆を蒟蒻に乗せる。
これは料理と言えるのか。



118 :( ^ω^)蒟蒻への挑戦のようです:2009/05/28(木) 22:16:47.99 ID:/O1yVWRWO

( ^ω^)「納豆も元をたどれば、味噌と同じ大豆だお、マズいはずがないお」

( ^ω^)「もぐもぐお」

( ^ω^)「」

( ^ω^)「蒟蒻がうぜぇ」

全面否定であった。



120 :( ^ω^)蒟蒻への挑戦のようです:2009/05/28(木) 22:22:06.94 ID:/O1yVWRWO

CASE3:黒蜜の場合

( ^ω^)「三度目の正直だお」

古来より甘味に欠かせない存在である黒蜜。
どの様に使っていくのであろうか

( ^ω^)「蒟蒻切るお」

蒟蒻を一口大に切っていく。

(*^ω^)「黒蜜美味しそうだお」

切った蒟蒻に黒蜜を掛けていく。
どうやら、わらび餅風にするようだ。

( ^ω^)「なかなかの自信作だお」

確かに見た目は申し分なかった。
だが、料理らしい料理をしろ、ブーン。



122 :( ^ω^)蒟蒻への挑戦のようです:2009/05/28(木) 22:25:58.79 ID:/O1yVWRWO

( ^ω^)「試食タイムだお」

三度目の正直となるか。

( ^ω^)「もぐもぐお」

( ^ω^)「」

(  ω )「マ……」

( ^ω^)「マジでうめぇぇぇえ!!わらび餅じゃねぇかお!!」

美味であった。
それはそれは美味であった。



かくして、蒟蒻への挑戦は終わった。

チョコバナナ的な物と、納豆乗せの食べ残しを置き去りにして……


おしまい







126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/28(木) 22:31:16.75 ID:/O1yVWRWO

>>104>>110>>112>>114>>115>>117>>118>>120>>122

以上で終了となります。
昨日に続き、投下させていただきました。
よろしければ、批評お願いします。

お題:居ても立ってもいられない 蒟蒻 味噌田楽



[ 2009/05/28 23:24 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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