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ζ(゚ー゚*ζ無題


506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 19:52:48.14 ID:VcYsysxD0

昔話でもしましょうか。 学生時代、私が色々機械を作って遊んでた時ですね。
インフルエンザが流行って学校が休校になった日、こんなことがありました。

ζ(゚、゚*ζ「ヒマね」

川д川「そうね」

ζ(- -*ζ「新型インフルエンザって言ってもねー」

川д川「そうね」

ζ(゚、゚*ζ「別に死ぬわけでもないのにね」

川д川「そうね」

ζ(- -*ζ「喋り相手は相槌製造機だけだしね」

川д川「そうね」

ζ(゚ー゚#ζ「……」

ζ(゚∇゚#ζ「Why do I have to stay here ?
      I can go wherever I want to!」

川д川「So-Ne!」

ζ(- -;ζ「Ne-Yoみたいに言ってんじゃないわよ
       あぁ、なんでこんな無駄なとこ高性能にしちゃったんだろ……」

川д川「そうね」



507 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 19:56:13.84 ID:VcYsysxD0

ζ(゚ぺ*ζ「あーもうっ! パンデミックとかわけわかんない!
      何か楽しいこと無いかなー」

川д川「楽しいことって例えば?」

ζ(゚∇゚*ζ「刺激よ!この退屈な日々を忘れられる刺激が欲しいのよ!
      ……え?今なんて?」
      
川д川「刺激は日常のいたるところに転がってるものよ。あなたが気付かないだけ
    ほら、後ろを見てみなさい?」

ζ(゚∇゚;ζ「あ……相槌製造機が……疑問系を使った……だと?」

川д川「いいからさっさと後ろ向けや」

E三 ζ;゚ー゚)ζ「こ、この扉は……!?」

川д川「異次元への扉(ディメンジョン・ドア)
    刺激が欲しいんでしょ? この扉をくぐりなさい?」

ζ(゚ー゚*ζ「いえ、変な扉と喋る機械で刺激はもう充分です」

川д川「そう? 残念ね」



508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 19:57:03.12 ID:VcYsysxD0

日(- -*ζ ズズズズズ

ζ(-o-*ζ「うぅぁぁぇぇぇ……」

川д川「そうね」

ζ(゚ー゚;ζ「そこは相槌いらないんだけどな……
       でもお茶一口の後って何故か変な声出ちゃうよねぇ~」

川д川「そうね」

ζ(゚ー゚*ζ「アレって何でなんだろうね」

/ ,' 3 「わしが説明してやろうか」

ζ(゚Д゚;ζ「うぅぁぁぇぇぇええ!?」

川д川「そうね」

ζ(゚Д゚;ζ「せ、先生!? どうしてここに!?
       つかどうやって入ってきたの?」

/ ,' 3 「わしも休校でヒマじゃし。
     そんなときに謎の扉があったら入ってみたくなるじゃろ?」

ζ(゚Д゚;ζ「ディメンジョンドアッ!?」

川д川「そうね」



509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 19:58:25.76 ID:VcYsysxD0

/ ,' 3 「どうじゃ?デレ君もくぐってみんか?
     あらたな自分をでぃすかばりーできるかもれんぞ」

ζ(゚ー゚*ζ「英語使ってハイカラなお爺ちゃん気取ろうとしても駄目ですよ先生
      ディスカバリーじゃ名詞になっちゃいます」

川д川「いえ、この場合は「する」というサ変動詞が付くから動名詞で正しいわ」

ζ(゚ー゚*ζ「どうでもいいけどお前いきなり喋りだすな」

/ ,' 3 「いいからさっさと入れや」


ζ(゚Д゚*ζ「こ…ここは……」

/ ,' 3 「知っているのか雷電!?」

ζ(゚ー゚*ζ「キレイなお花畑ですね先生♪」

川д川「そうね」

/ ,' 3 「でぃしじょんというモノもなかなかいいモンじゃろ? 
    ほれ、童心にかえってしばらく遊んできてはどうじゃね?」

ζ(゚ー゚*ζ「先生、ディシジョンは決断です。次元はディメンジョン」

川д川「いえ、この場合はあなたがドアをくぐるという決断をしたわけだからディシジョンで正しいわ」

ζ(゚ー゚*ζ「正直もうこのネタ要らない」



511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:00:20.50 ID:VcYsysxD0

――何だかんだで遊んできました――

ζ(゚ー゚*ζ「ふぃー。たのしかった。」

川д川「そうね」

/ ,' 3 「よきかなよきかな。
     さて、そろそろ帰るかの?」

ζ(゚∇゚*ζ「はい。こんなに走り回ったのは久しぶりです。ありがとうございました」

川д川「そうね」

川д川「でもね。あなたはちょっとはしゃぎすぎちゃったみたい。
     ほら、後ろを見てみなさい?」

E三ζ;゚Д゚)ζ「な、ディメンジョ(ry が、透けているっ」

川д川「そう。ディメン(ry は、短い時間しか持たない謂わば諸刃の剣なの。
    少しの間ならば、異次元を楽しむことが出来るけれど、度が過ぎれば戻れなくなってしまう」

ζ;゚∇゚)ζ「ど、どうしよう!? 手がディメ(ry をすり抜けちゃって開けられないよ!?」

川д川「デ(ry だけじゃないわ。
    ほら、後ろを見てみなさい?」

ζ(゚ー゚;ζ三3「お花畑が消えていく……」



512 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:01:56.39 ID:VcYsysxD0

/ ,' 3 「黙っていて悪かったのぅデレ君。
     じつはのぅ、ディメンジョンドアは異次元に直通してるわけじゃないんじゃよ。
     いや、異次元といえば異次元じゃが……」

ζ(゚ー゚;ζ「ここは異次元じゃないってことですか先生?」

川д川「そう。ここは次元と次元をつなぐ謂わば架け橋なの。
    少しの間ならばとどまることが出来るけれど、度が過ぎれば戻れなくなってしまう」

/ ,' 3 「そして、消えてしまうのじゃ。
     そこにとどまるモノと共にな……」

ζ(゚ー゚;ζ「それってつまり……」

/ ,' 3 「だが案ずるなデレ君
     わしと相槌製造機が、命に代えても君を家にかえしてやろう」

川д川「そうね」

/ ,' 3 「いいか、デレ君。わしが合図すれば急いでドアを開けるんじゃ。
     すぐに入ってすぐに閉めなさい。 そうしなければあちらの次元まで道連れになってしまう」

ζ(゚∇゚;ζ「でもそれだと先生と相槌製造機が!?」

/ ,' 3 「いいんじゃよ。
    後学のためにこの干からびた命捧げられるならこの老いぼれも幸せじゃ」

川д川「そうね」



513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:05:21.60 ID:VcYsysxD0

/ ,' 3 「じゃが、これだけは忘れんでくれ。
     刺激なんぞ、日常のそこら辺にころがっとる。誰にも注意されていないだけじゃ。

川д川「そうね」

ζ*;ー;)ζ「先生っ……!」

/#。゚ 3 「うぅぁぁぇぇぇええ!!
     今じゃデレ君っ!」

川#゚д川「そぉぉぉねぇぇぇ!!!!」

ζ(;ー;*ζ「……くっ…
       あんたの顔見るの初めてだったのに…!」


その後のことは覚えていません。
気が付けば、私は自宅の今に寝ていました

相槌製造機は何故でしょうか、壊れてしまっていました。


ζ*゚ー゚)ζ「そして、あなたは結局インフルエンザが原因で、もう学校にはお戻りにならなかったんですよね。
      知ったのは、お葬式も終った後でした。……荒巻先生。」

ζ*゚ー゚)ζ「あなたが友達のいない私に作ってくださった相槌製造機、結構気に入ってたんですよ?
      アレは……いえ、あの子は今も私の宝であり、目標です」



514 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:07:17.34 ID:VcYsysxD0

ζ*゚ー゚)ζ「当時から、あの子を越えた物を作ろうと色々と頑張ってたんですけどね。
      未だにあの子の修理すらできません。」

ζ*゚ー゚)ζ「先生。アレは……アレが夢だったとしても……
      先生は夢の中でまで命を賭して私を助けてくださったんですよね。」

ζ;゚Д゚)ζ「わっ!? もうこんな時間だ!行かなきゃ!
       ごめんなさい! またお盆の頃にお墓参り来ますね!」

  ζ(゚ー゚;ζ三3

クルッ Eζ*゚ー゚)ζ「ありがとうございました!」

ζ(゚Д゚;ζ三三 「時間無いいいいい!!!」



この後、「大発明家」と呼ばれた亡き大学教授の遺作を彼特有の、
無茶苦茶な論理で組み上げらた無茶苦茶な発明品の、
これまた無茶苦茶な故障を、何のヒントも無しに修理した「2代目」が世に生まれた。

だが、それはまた別のお話







515 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:08:34.28 ID:VcYsysxD0

以上で終わりです
テーマは「ネタの使いまわし」でいってみました。


お題
>>437
>>438
>>441

しまった。>>441を入れるのを忘れてた……



[ 2009/05/22 20:12 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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