FC2ブログ










('A`)は目が覚めたようです


648 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:35:42.38 ID:6lQvpxvS0

今朝、ドクオは誰かの視線を感じて、いつもより30分も早く起きた。
見知らぬ女が、顔を覗き込んでいた。

・・・・・誰だこいつ。


('、`*川「あっ。起きましたね」

ドクオは寝転がったままで質問する。

('A`)「あんただれだ」

('、`*川「ペニサスって言います。幽霊やってます」

('A`)「ああうち宗教お断りだから」

('、`*川「ああ!そういうのじゃありませんってば!」

('A`)「知るか。俺はまだ眠いんだから後にしてくれ」



650 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:37:40.56 ID:6lQvpxvS0

そういって再び寝付こうとするが、見知らぬ女に見つめられながらでは到底寝られそうにない。

('A`)「・・・・・・あんた、どっから入ってきたんだ」

('、`*川「えへへ~。そこの窓からですよ」

ドクオは女が指差した窓を振り返る。朝日に照らされて、外はだいぶ明るくなっている。

・・・・・まさか、このアパートを2階までよじ登ってきたのか?
いや、それはないだろう。窓には鍵をかけておいたし、今もちゃんとかかったままだ。
同じようにドアもしっかり閉まっている。

ってことは・・・・・・

('A`)「もしかして・・・・・・本当に幽霊?」

('、`*川「はい!ペニサスって言います」

女は、心底嬉しそうに頷いた。



653 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:39:16.58 ID:6lQvpxvS0

一般的な幽霊というやつは足がないはずなのだが、ペニサスは正座して微笑んでいる。

ドクオには、恐怖や興味より先に、疑問が浮かんだ。

('A`)「んで、その幽霊さんが俺に何の用だ」

('、`*川「あ、実はですね。あなたに伝えてほしいことが」

そこでペニサスは言葉を途切った。外から大声で叫ぶ声が聞こえたからだ。

『出てこーい!そこにいるのは、わかっているんだぞー!』

('A`)「今度はなんなんだ・・・」

ドクオは立ち上がり、窓を開けて外を見る。
アパートの入口に、制服を着た警官が銃を構えていた。

( ・∀・)「でてきたなー!ネタは上がってるんだ!おとなしくたいほされろー!」

ドクオにはまったく心当たりがない。
警官に友人はいないし、お世話になるおぼえもない。



654 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:40:30.71 ID:6lQvpxvS0

('A`)「警察が俺になんの用だっ」

( ・∀・)「とぼけるなー!今そっち行くから、逃げるなよー!」

逃げるもなにもここは俺の家だ。
全く記憶にない。一体どういうことだ。

川 ゚ -゚)「ふっ・・・この世界で、記憶ほど不確かなものはない・・・」

('A`)「うわっ」

振り返ると、部屋の隅っこで、また誰だか見知らぬ女性が壁にもたれている。

('A`)「お、お前誰だっ!どうやって入ってきたんだっ」

川 ゚ -゚)「ふっ・・・この私にとって、壁をすり抜けるなど造作もない・・・」

( ・∀・)『おーい開けろっ!もう逃げられないぞっ!』

ドアを叩く音が聞こえる。

('、`*川「あ、あの、それで用件が・・・」



656 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:42:09.74 ID:6lQvpxvS0

今度は地面が揺れた。
まるで何かが歩いているように、周期的に振動する。

('A`)「今度は一体なんだよ・・・」

窓から顔を出すと、ひと昔前に流行ってそうなロボットがこっちに向かって歩いてくる。

( ^ω^)「わるものがここにいるってきいたおっ!やっつけにきたおっ!」

こちらを確認すると立ち止まって、

( ^ω^)「いたお!このヴィンヴィンビームでじょうかしてやるおっ!かくごするおっ!」

手にもった武器らしきものをこちらに向けた。
もうどうにでもなれ、と思ったところに大きな円盤が上空に現れた。

('A`)「うわー!なにがなんなんだー!」



658 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:43:02.27 ID:6lQvpxvS0

(´・ω・`)「ワレワレハー ウッチュウジンデアルゥー」

( ^ω^)「おっ!こっちのほうがわるそうだお!しょうぶするお!」

(´・ω・`)「シンリャクスルゥー シンリャクスルゥー」

( ・∀・)『でてこーい!出てこないとたいほするぞー!』ドンドンドン

川 ゚ -゚)「ふっ・・・私には、この状況を理解することなど簡単だ・・・」

('、`*川「あのー。モナーさん無視しないで聞いてくださいよー」




('A`)「・・・んっ?」


なんか、聞き慣れない名前で呼ばれた気がする。



660 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:44:34.78 ID:6lQvpxvS0

首をかしげたドクオに、好き勝手騒いでいた連中が静かになる。

ドクオはゆっくりと訂正する。


('A`)「あのー・・・うちはモナーって名前じゃ・・・ないですよ?」


('、`*川「あっ・・・」



('、`*川「すいません。出てくる家間違えました」

('A`)「なんじゃそりゃー!!」



そこで、目覚ましが鳴った。
起床予定時刻ぴったりだ。部屋を見回すが、自分一人と布団があるだけだ。

('A`)「ひでぇオチだな・・・」

目覚ましが鳴ってからもボーッとしていたため、危うく遅刻しそうになった。


おわり


[ 2009/05/20 23:18 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿


更新は止まっていますがコメントはご自由にどうぞ
修正・削除依頼等、何かしらの連絡はコメントもしくはメルフォよりお願いします
拍手だと高確率で長期間気づきません

スパム対策のため"http"と"@"を禁止ワードに設定しています
URLを書き込む際は"h"を抜いて投稿してください













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gyokutonoyume.blog116.fc2.com/tb.php/1839-f1cfcf89