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( ・∀・)血のようですζ(゚ー゚*ζ


392 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 00:30:39.05 ID:OnJWu2gwO

一人の女の子が鼻血を流しながら僕の家を訪ねて来る

ζ(゚ー゚*ζ「すいませーん」ハナヂダラダラ

(;・∀・)「はいはい何の御用で…って血!鼻血!だくだく!」



僕と彼女は一緒に血止めをし、顎と首の血を拭い取る



ζ(゚ー゚*ζ「始めようか迷ってる恋愛のせいで
      女としての新陳代謝がめちゃくちゃになってるみたいなんです」

( ・∀・)「そうなんだ、そういうことはあまりよく知らなくて」



女の人は大変だね。



393 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 00:32:59.77 ID:OnJWu2gwO



( ・∀・)血のようですζ(゚ー゚*ζ



394 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 00:35:02.91 ID:OnJWu2gwO

見ると彼女の服もひどいしみになっているので
僕は彼女がブラウスを脱ぐのを手伝う



( ・∀・)「迷ってる相手って、どんな人なの?」

僕が尋ねてみても

ζ(゚ー゚*ζ「そうですねえ……」

彼女はそう言ってから、目をそらして俯くだけ。



396 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 00:37:03.07 ID:OnJWu2gwO

僕は彼女の肩を眺める

ぽっちゃり丸い、ピンク色の肩
それからこちらもピンク色の、ブラジャーに包まれた丸み



ζ(/ー//*ζ「やっ…」



僕に見られているのに気づいた彼女は
顔を赤らめ両腕で慎ましく体を隠す。



398 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 00:39:02.95 ID:OnJWu2gwO

と、またもどっと鼻血が流れ出す

ζ(゚―゚#ζ「もう、嫌っ!」ダラダラ



血は鮮やかに赤い
サクランボの色だ
繊細な、ほとんど花のような香りがする



僕はタオルを持ってくる
一枚、それからもう一枚、さらにもう一枚。



400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 00:41:03.58 ID:OnJWu2gwO

だいたい拭き終わって一応綺麗になった頃には
女の子と僕は紅く染まったタオルの山に囲まれている

僕のシャツもぐっしょり濡れている

溜息をつきながら僕は洗面台に向かう



( ー∀ー)「相手が誰だか知らないけど
      その恋愛、早く始めた方がいいと思うなあ」



シャツを脱ぎながら僕は言う。







402 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 00:45:34.57 ID:OnJWu2gwO

以上
バリー・ユアグロー著、柴田元幸訳の短編集
『一人の男が飛行機から飛び降りる』より
「血」というお話をモラデレでお送りしました

支援ありがとうございました。


掃除してたら本が出てきて
懐かしくなって久しぶりに読んでたらムラムラしたのでやった
反省はしてる


[ 2009/05/19 20:11 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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