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川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです


444 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 15:07:12.80 ID:p4dW4ZaOO

むかしむかし、ある処に木こりの女の子がいました。

川 ゚ -゚)

彼女はクーちゃん。
とってもきれいな彼女にはとってもすごい秘密がありました。


川 ゚ -゚)「全く…木々は今日も元気だな」


彼女は自然の声が聞こえたのです。




445 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 15:07:56.04 ID:p4dW4ZaOO


川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです





446 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 15:08:48.36 ID:p4dW4ZaOO

(´・ω・`)「それでね、あたし言ったんですよ。そりゃお門違いよーって」

川 ゚ -゚)「……」

(´・ω・`)「そしたらあの蜂言ったの。ちくちくして嫌だって。他を当たるって嫌になっちゃうわよ」

川 ゚ -゚)「……言い残した事はそれだけか?」

(´・ω・`)「え?あ、ちょ、ちょっとま」


(´・/ /ω・`) スパッン




448 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 15:10:21.50 ID:p4dW4ZaOO

クーちゃんは村でも一番の働き者。

親孝行の非常にいい子です。

だから日の平均に二十本は斬り倒します。


川 ゚ -゚)「そーれ」

(´・/ /ω・`) スパッン



449 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 15:11:30.98 ID:p4dW4ZaOO

彼女の働きで村はいい材木を得られて大助かり。
村は発展し、林業は栄えました。

村庁ビルまで立ちました。

しかし、山の生き物達はそれはそれは怒りました。


(´・ω・`)「許しがたいよね」

(´・ω・`)「遺憾」

(´・ω・`)「禿同」



451 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 15:13:44.22 ID:p4dW4ZaOO

山の生き物達は人間を山から追い出しました。

暴れまわる熊は村人を千切っては投げ千切っては投げ。

麓はすっかり死屍累々。
村人達は困り果ててしまいました。

そこで村長さんは考えました。

クーちゃんに頼るしかねえべ、と。


川 ゚ -゚)「…また此処に戻って来るとはな」


前金の百万両の金子と引き換えにクーちゃんは引き受けました。



452 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 15:15:11.99 ID:p4dW4ZaOO

困ったのは山の生き物達です。


(´・ω・`)「やっべwwww」

(´・ω・`)「おい、お前行けよ」

(´・ω・`)「はぁ?ふざけんなし。お前池」

(´・ω・`)「お前、俺怒らせるとマジ怖いよ?」



454 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 15:17:09.66 ID:p4dW4ZaOO

山の生き物達が迎え撃つ準備をする間もなく、クーちゃんは木を斬り倒しました。

1日目に十本。

(´・/ /ω・`) スパッン
2日目には十五本。

(´・/ /ω・`) スパパッン

慣れてきたのか三日目には四十本。

(´・/ /ω・`) スパパパパンッ



455 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 15:19:17.20 ID:p4dW4ZaOO

お山はどんどん丸裸。

遂には山の奥深く。

誰も踏み入った事のない未開の地にある大樹に辿り着きました。


(´・ω・`)「ほぅ…人の子とは久しいな…」


大樹の高さはそれはそれは天を突く程のもので

その太さは大の男が十人揃っても届かないものでした。

そう。その大樹こそが山の主だったのです。



457 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 15:21:22.96 ID:p4dW4ZaOO

(´・ω・`) クックック


クーちゃんは諦めずに木を斬り倒し始めました。
1日経ってもはびくともしません。


2日経っても木は傷つきません。

3日目にクーちゃん自慢の斧はボロボロになってしまいました。


(´・ω・`)+




466 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 16:07:36.87 ID:p4dW4ZaOO

それでもクーちゃん諦めません。

石を削って斧にして、諦めずに斧を打ち込みます。


(´・ω・`)「のう、人の子よ。何故そんなにも頑張るんじゃ」


大樹は不思議で仕方ありません。




468 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 16:09:37.14 ID:p4dW4ZaOO

川 ゚ -゚)「私のな、頑張りに皆の生活がかかっているんだ」

川 ゚ -゚)「箪笥職人のドクオはいい木が無いと困るし」

川 ゚ -゚)「それを売る商人のブーンも品物が無くなってしまう」

川 ゚ -゚)「そしたら彼の妻で私の親友のツンは泣いてしまう」

川 ゚ -゚)「私は大切な人達を守りたいんだ」

(´・ω・`)「……」




470 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 16:11:56.91 ID:p4dW4ZaOO

それからというもの大樹とクーちゃんは仲良くなりました。

暑い日は大樹は木陰を作りクーちゃんを休ませ

お腹が減ったらよく熟れた実をやり

そして大樹はよく昔話をしました。

大樹がまだ母の実の中にいた話。

鳥の糞として見知らぬ土地に根付いた話。

初めて実が出来、子供である森が生まれた話。

嵐で子供が死んでしまった話。



474 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 16:14:45.78 ID:p4dW4ZaOO

クーちゃんも話しました。

木こりだったお父さんが大好きだった話。

いつしか自然の声が聞けるようになっていた話。
魔女と呼ばれ、一家で村を追い出された話。

この力を嫌いになってしまった話。

流れ着いた村で暖かく迎えてくれた友人達の話。

互いに互いの話を聞き、二人はまるで古くからの友人のようになっていました。



475 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです :2009/05/13(水) 16:16:53.20 ID:p4dW4ZaOO

(´・ω・`)「おめでとう」


そして遂に大樹が倒れる日がきました。


川 - )


クーちゃんは大樹をよく見れませんでした。

目の前が霞んでしまいます。




477 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです:2009/05/13(水) 16:19:39.56 ID:p4dW4ZaOO

(´・ω・`)「悲しまないで」

(´・ω・`)「僕は十分生きたから」

(´・ω・`)「でも一つだけお願いがある」

(´・ω・`)「僕の最初にとれた木材は君の新しい斧の柄にしておくれ」


川 - )コクリ


クーちゃんは黙って頷きました。
そして最後の一振りを大樹へと力一杯打ち込みました。



(´・ω/ /・`)スパッン



479 :川 ゚ -゚)木こりのクーちゃんのようです :2009/05/13(水) 16:22:50.57 ID:p4dW4ZaOO

それからクーちゃんは山の生き物達を退治した事を村長さんに伝え、報酬の金子二百万両を受けとりました。

ブーンとツンは仕事がない間子作りに励んで八人の子を産んでいました。
ドクオは箪笥職人を辞めて町に働きに出ていました。

大樹の木は斧の柄には馴染まず、クーちゃんは結局ホームセンターの斧を使うことにしたそうです。

もちろん村は働き者のクーちゃんのおかげで自然破壊が進み寂れてしまいました。


めでたしめでたし

[ 2009/05/14 20:23 ] 総合短編 | TB(0) | CM(2)

なんという
[ 2009/05/15 08:13 ] [ 編集 ]

そりゃないよ!
[ 2009/10/22 16:37 ] [ 編集 ]

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