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レ(゚ヮ゚ |IN「にーちゃんにーちゃん!」のようです


627 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/05(火) 09:42:54.62 ID:WIYZGXJNO

レ(゚ヮ゚ |IN「どーれにしようかな」

『レインって言葉には雨って意味があるんだぞ』
この前にーちゃんが言っていた言葉を突然思い出した。

レ(゚ヮ゚ |IN「雨といつも一緒なのは……これかな!」

レ(^ヮ^ |IN「すみませんこれくださーい!」

( ^ω^)「毎度ありだお」





レ(゚ヮ゚ |IN「にーちゃんにーちゃん!」のようです



628 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/05(火) 09:44:35.56 ID:WIYZGXJNO

ξ/⊿/)ξ『だっ、だから私のこと、ずっと大切にし続けなさいよね!』

金髪ツインの少女がそう言ったところでパソコンのディスプレイはスタッフロールを流し始めた。

('A`)「フヒヒ、三人目のヒロイン攻略完了っと」

このゲームもちょうど折り返し地点ってところか。
一区切りついたことだしちょっくら休憩するかな。
そう考えているとドアをノックする音が聞こえた。

('A`)「いいぞー」

レ(゚ヮ゚ |IN「おじゃましまーす」

部屋に入ってきたのは年の離れた妹のレインだった。

レ(゚ヮ゚ |IN「にーちゃんにーちゃん」

('A`)「なんだ?」

レ(^ヮ^ |IN「プレゼントあげる!」

そう言って小さな紙包みとクマの印刷された封筒を渡してきた。
とりあえず紙包みの中を取り出してみる。



630 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/05(火) 09:46:21.71 ID:WIYZGXJNO

('A`)「これは……傘型の磁石?」

レ(^ヮ^ |IN「うん! レインね、お小遣い―――」

(#'A`)「馬鹿やろう!」

レ(゚ヮ゚;|IN ビクッ!

(#'A`)「パソコンにこんなもの近付けたら壊れるかもしれないじゃねえか」

レ(゚ヮ゚;|IN「ご、ごめんね。レイン馬鹿だからわかんなくって」

('A`)「はあっ」

レ(;ヮ; |IN「ごめんね、ごめんねにーちゃん」

('A`)「いいから出てってくれ」

レ(;ヮ; |IN「……」

レインは大人しく部屋を出ていった。

('A`)「さて、パソコンに不調がないか調べるか」



632 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/05(火) 09:48:53.96 ID:WIYZGXJNO

('A`)「案外大丈夫なもんなんだな」

適当にいじり回した結果、パソコンには特に異常が見られなかった。
俺はほっと胸を撫で下ろした。
しかしそうなると今度はさっきの自分の言動に対して罪悪感が湧いてくる。

('A`)「さすがに言い過ぎたよな」

考えてみればあいつはまだ小学校入り立てなんだ。
そんな子供に怒鳴りつけるなんて、大人気ないというかなんというか。

('A`)「そういえば手紙も貰ったんだっけか」

ふと思い出してクマの封筒を開封する。
中には封筒と揃いの柄の手紙が一枚、折り畳んだ状態で入れられていた。

「にーちゃんへ。
 いつもあそんでくれてありがとう。
 やさしいからにーちゃんは大すきです。
 はじめておこづかいをもらったので、それはにーちゃんのプレゼントにしました。
 ずっとなかよくしてね!
 レインより。」

('A`)「……」

俺なんかの為に初めてのお小遣いを使ってくれたのか。
それなのに酷いこと言っちまったな……。

('A`)「しゃーない、謝るか」



634 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/05(火) 09:50:42.87 ID:WIYZGXJNO

('A`)「レイン、部屋入っていいか?」

「うん……」

小さく返事がかえってきたのでレインの部屋のドアを開ける。

レ(;ヮ; |IN「……」

レインはベッドの上で膝をかかえて泣いていた。
俺の方を見て何か言いたげにするが、上手く言葉が出てこないようだ。

('A`)「ごめんレイン、さっきは言い過ぎた」

レ(;ヮ; |IN「……」

('A`)「プレゼントも手紙も貰えて嬉しかった、大切にする」

ああ畜生、素直になるのって照れ臭いな。



635 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/05(火) 09:52:26.24 ID:WIYZGXJNO

レ(゚ヮ゚ |IN「もう怒ってないの?」

('A`)「ああ」

レ(゚ヮ゚ |IN「レインのこと嫌いになってない?」

('A`)「もちろんだ」

レ(^ヮ^*|IN「にーちゃあああああん!!」

(;'A`)「うおっ、ちょっ、抱きつくなって!」

レ(^ヮ^ |IN「だって嬉しいもん!」

こいつのこと、もう少しぐらい大切にしようかな。
俺はふとそんなことを考えた。


[ 2009/05/05 19:49 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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