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从 ゚∀从無題('A`)


574 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 01:03:13.30 ID:4Y+jx0MOO

「よし、来た来た‥」
「セリフ、間違いないよな‥‥」

 大きな両開の鉄扉がゆっくりと開く。


从 ゚∀从『よく来たな勇者共め!
     わざわざやられにやってくるとは!』


('A`)「‥‥‥」


从 ゚∀从「ん‥‥仲間は‥‥?」

('A`)「‥‥‥」

从;゚∀从「あ、なんかゴメン‥‥」

('A`)「うん‥」




576 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 01:04:41.40 ID:4Y+jx0MOO

やってきたのは不健康そうな、小型の男であった。
揺れる蝋燭の焔が、彼の削れた頬を一層際立たせている。


从 ゚∀从 「そういや部下からの報告があったな。
     一人で魔王城に向かう勇者がいるって」

('A`)「なんかすみません‥‥」


从 ゚∀从「あ―――」

('A`)「?」

从;゚∀从「っていうかお前フツーにアタシより強いな」

('A`)「はぁ‥‥」

从 ゚∀从「‥‥‥」

('A`)「‥‥‥」

从;゚∀从「‥‥‥」




578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 01:06:14.73 ID:4Y+jx0MOO

('A`)「どうしましょうかね」

 男、もとい勇者は俯きながら、
爪先で足元の紅色した絨毯を弄っていた。

从 ゚∀从「そりゃ来たお前が決めろよ」


('A`)「あ―――」

从 ゚∀从「?」

('∀`)「魔王さん、かなり美少女ですね。フヒヒ」

从 ゚д从「‥‥‥」

('A`)「‥‥‥」

从;゚д从「‥‥‥」




580 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 01:08:11.66 ID:4Y+jx0MOO

('A`)「そういうことをしたいワケじゃないですよ?
   あぁいや、まぁしたくないと言ったら嘘になりますが‥‥」

 勇者はぶつぶつ言いながら、うろうろし始めた。
そうしてふらふらと行き着いた先は、魔王の部屋の隅っこであった。


从 ゚∀从「それはわかったから、どうするかハッキリしろ」

('A`)「ぇ、ゃ‥‥ゎ‥‥‥」


从;゚∀从「聞こえねぇ」




582 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 01:09:57.42 ID:4Y+jx0MOO

 勇者はそそくさと魔王の前まで来て立ち止まった。
装飾の施された椅子に脚組みどっかりと座る魔王に対して、
勇者はまるで営業に来た腰の低いサラリーマンのようだった。

('A`)「僕だって、一応事情は分かっているつもりなんですよ」

从 ゚∀从「ん?」

('A`)「貴女がいることで一応、この世界の“げーむばらんす”が均衡を保っているという事」

从 ゚∀从「なんだ、少しは頭回んじゃないか」


 ゆっくりと魔王は立ち上がった。
背の高さに大した差がない二人は、同じくらいの高さの顔して向かい合った。


(*'A`)「ちょ‥なんですか?
    もしかして‥‥‥」

从#゚∀从「なんもしねぇよ馬鹿」




585 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 01:12:05.48 ID:4Y+jx0MOO

从 ゚∀从「まぁお前の言うことは正しい。
     だが世の中、巧くできているもんでな」

 魔王は長い金髪をなびかせ、
漆黒のローブを引きずりつつ勇者と距離をとった。


从 ゚∀从「アタシがやられてもよ、おおよそ同等の力が、
    次の魔王となるべき奴に即受け渡されるんだよ。
    『だが残念だったな勇者よ! 私を倒しても第二、第三の魔王が‥‥』的なね」

('A`)「‥‥けど貴女は歴代の魔王と比べて、大分強かったそうじゃないですか」

从 ゚∀从「たぶんお前のせいで補正がかかったんだろ。
     アタシだってホントは通常よか弱めに設定したいがために女になったんだろうし」


('A`)「うーむ」




586 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 01:13:43.27 ID:4Y+jx0MOO

从 ゚∀从「んで、どうすんだ結局」

('A`)「個人的には帰りたいんですけど」

从 ゚∀从「残念ながらそうはいかねぇ。
     システム上、敗者と勝者が必要だ」


('A`)「あーじゃb」

从 ゚∀从「とはいえ、アタシじゃアンタを殺せないんだよね。
     ムカつくけどチートかバグとしか考えられないほど抜き出てるんだよアンタ。
     かといって自傷するコマンドもないし」

('A`)「じゃ僕が貴女を倒すしかないと?」


从 ゚∀从「いや、魔王が勝つには勇者を滅ぼすしかないが、
     実は魔王側は次世代に力を丸ごと譲渡するっていう最終手段がある。
     まぁ受け手の才能によっては更に強くなったり劣化したりするかもだが」

('A`) (なんというご都合主義)

从 ゚∀从「ただ、逃げ出した魔王はいわば戦犯だ。
     世界中のモンスターから狙われるんだよ‥‥‥」


('A`) (もう粗方展開読めてしまった)




589 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 01:16:38.24 ID:4Y+jx0MOO

从 ゚∀从「まぁ背に腹は変えられないということで、
     なんでもするから‥‥アタシを守ってくれ!!」

('A`)「なんと」

从 ゚∀从「いままで魔力で保ってきた、十ピー歳の若い少女をやりたい放題だぜ?
     もちろん魔力の供給が途切れても、一気に老けたりなんてしない」

('A`)「‥‥‥」

('A`)「いやでも常識的に考えて、俺みたいなキモオタに好き勝手されるよりは、
    死を選んだ方が良くないですか?」

从 ゚∀从「いやぁ‥‥」

('A`)「?」


从*゚∀从「ずっと城に籠もりっきりだったから、外が見てみたいんだ‥‥」


('A`)「‥‥‥‥」


そんなこんなでがんがれドクオ! 体験版はココまで!!
 可愛い魔王とあんなことやこんなことをしちゃうADV
  『魔王とイク☆どっきどき世界旅行♪』
ういん●みるより20xx年発売予定!! 買ってね!!!

おやすみ!!

[ 2009/04/14 20:48 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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