FC2ブログ










( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです


354 :( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです:2009/04/09(木) 00:54:38.83 ID:6CoyQtGs0

( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです


ブーンの家の庭には柿の木があり、ブーンは毎日その木になっている柿の数を数えている。
ある日、縁側を通ったブーンは柿が1つ無くなっていることに気づいた。

(#^ω^)「おいー!
      柿が1つ足りねーお!取ったやつ誰だお!!」

ξ゚⊿゚)ξ「知らないわよ。氏ね。」

(#^ω^)「まじで許せねえお・・・」

ブーンは庭に飛び出していって柿の無くなった枝をよく調べた。

(#^ω^)「枝の柿がついていた部分の状態から、柿がむしられて15分て所だお。
      そしてこのむしられ方は人間によるものだお。」

(#^ω^)「探し出してぎたぎたにしてやるお・・・」

ブーンは庭から出て、かすかに残った柿の匂いから犯人の足取りをたどった。

(#^ω^)「ここから匂いが二手に分かれているお・・・
      どっちだお。ぐぅうううううう、こっちだお!!!」



355 :( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです:2009/04/09(木) 00:57:14.67 ID:6CoyQtGs0

長年可愛がってきた木のことなので、ブーンは何でも知っている。念さえ感じ取れる。
自分の庭の木の柿と他の柿の匂いを嗅ぎ違えるはずがない。
そこからは柿の匂いの線が1本だった為、すんなり容疑者宅へ着くことが出来た。
アパートだった。怒りを抑え、インターホンを押す。証拠を見つけるまではなるべく紳士であるべきだろう。

('A`)「はい。」

(#^ω^)「!!!!!」

その時ブーンの怒りは頂点に達した。
柿はもう食べられている。

(#^ω^)「しんでもらうお。」

('A`)「!!!!」

(#^ω^)「と言いたい所だけど、さすがにそれは駄・」

ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと待ちなさい!ブーン!」

ツンがブーンにとび蹴りをくらわせる。ブーンは3mほどふっ飛んだ。

ξ゚⊿゚)ξ「突然お邪魔してごめんなさい。
     主人が柿を盗んだ犯人を探しててここに来ちゃったようなんです。」

(#^ω^)「ちょ・・・、まだ何もしてないお・・・
      とにかく!そいつが柿を盗んだんだお!」

そんなこんなでドクオは捕まった。



356 :( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです:2009/04/09(木) 00:58:52.78 ID:6CoyQtGs0

-留置場-

( ・∀・)「ドクオ君、君は本当にブーンさんの家に生えている木から柿を盗んでいないんだね。」

('A`)「盗んでません!本当です!」

( ・∀・)「ドクオ君、弁護人の僕には本当の事を言って置いてくれたまえよ。」

('A`)「本当に盗んでません。誓います。」

( ・∀・)「わかった。それでなんだが、君がブーンさんに通報された時、
     柿を食べた後だったそうだが、その柿はどうしたんだい?」

('A`)「スーパーで買ったものですよ。」

( ・∀・)「まあ、普通そうだよね。
     逮捕状は見たと思うが、君が不運だったのは君が買って食べた柿が
     ブーンさんの庭の木の柿と育ち具合が一緒だったって事だ。」

ドクオのアパートの台所からは柿のへたが見つかり、鑑識の結果、それはブーンの庭の木の盗まれた柿とまったく同年齢だった。
ブーンは育柿日記を付けており、それと照らし合わせてそうだった。



358 :( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです:2009/04/09(木) 01:01:27.29 ID:6CoyQtGs0

-裁判当日-

('A`)「僕はやってません。
   第一、ブーンさんがどこに住んでるかも分からないんです。」

( ,'3 )(検察官)「そんなはずはありません。
         被害者の自分の庭の木の柿に対する嗅覚は並外れており、
         被害者は自分の庭の木の柿の匂いを間違うはずがありません。」

(#^ω^)「そうだお!」

( ,'3 )「また、警察庁の鑑識によって、被告人宅から押収された柿のへたが、
    被害者の庭の盗まれた柿と同年齢だったこともわかっています。
    この鑑識結果を証拠として提出します。」

( ・∀・)「裁判長、発言を求めます。」

( ∴)「弁護人、発言どうぞ。」

( ・∀・)「被害者宅の庭の木の柿と被告人宅にあった
     柿のへたの柿の育ち具合が一緒だったとしても、
     それらが同じものであるという証拠にはなりません。
     鑑識結果は証拠として無効であるので却下を求めます。」



360 :( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです:2009/04/09(木) 01:03:34.84 ID:6CoyQtGs0

( ,'3 )/「裁判長。」

( ∴)「検察官、発言どうぞ。」

( ,'3 )「鑑識結果ですが、被害者宅の庭の木から盗まれた柿は
    まだ食べごろではなく、それがスーパーに並ぶのは不自然です。
    このことからも、証拠として十分であると考えられます。」

( ∴)「ふむふむ。検察側の証拠提出を認めよう。」

('A`)「!
   待って下さい!ブーンさんの家の木は高くて
   柿なんて僕じゃとても取れません!」

( ・∀・)「(ドクオ君!?)」

('A`)「(しまった!)」

( ,'3 )「裁判官、そして裁判員の皆さん。お聞きになりましたでしょうか。
    被告人は先程、被害者がどこに住んでいるかも分からないと発言しました。
    今の発言はそれと矛盾します。」



361 :( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです:2009/04/09(木) 01:05:53.06 ID:6CoyQtGs0

( ・∀・)/「裁判長。」

( ∴)「弁護人、発言あるかね。どうぞ。」

( ・∀・)「鑑識の件に話は戻りますが、被告人は渋い柿が好きなんです。
     被告人が柿を買ったスーパーでは、被害者のために渋い柿を仕入れています。
     お客さんのニーズが多様化した現代じゃそれくらい常識です。
     そして、被告人の顔を見てください。
     渋い柿を大量に食べないとこんな顔にはなりません。」

( ∴)「ふむ、確かに。」

( ・∀・)「そして被告人の、ブーンさんの家の木は高くて、という発言ですが、
     被告人は渋柿マニアであり、食べた渋柿がなっていた木の高さがわかるのです。
     ブーンさんの嗅覚を考えれば、被告人の渋柿マニアぶりもありえないことじゃないでしょう。」

なんやらかんやらで判決は、裁判官含め満場一致で無罪だった。



362 :( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです:2009/04/09(木) 01:08:01.42 ID:6CoyQtGs0

('A`)「藻螺羅さん、本当に申し訳なかったです・・・」

( ・∀・)「足にすがりつきみじめったらしく泣きながら百万回ごめんなさいと言え」

('A`)「はい・・・」

( ・∀・)「冗談だよ。
     信頼関係はとても大事なんだ。
     僕じゃなかったら君は有罪になっていただろう。」

('A`)「本当にごめんなさい!」

( ・∀・)「国選弁護人はやってられんな。」

彼の名前は藻螺羅一。罪のある人であろうがなんだろうがなんだって弁護する。
今回は一人の犯罪者を無罪にしてしまった。
明日も彼は罪のある人であろうがなんなんだろうがなんだって弁護する。



( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです おわり







363 :( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです:2009/04/09(木) 01:12:41.87 ID:6CoyQtGs0

( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです
>>354>>355>>356>>358>>360>>361>>362

お題
( ・∀・)「足にすがりつきみじめったらしく泣きながら百万回ごめんなさいと言え」
満場一致


支援してくださった方ありがとうございました。
感想、批評等お願いいたします。

>>353
急がせてしまったようですまん







―――以下、補足的レス抽出―――

364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/09(木) 01:14:37.80 ID:xqT/wsmTO

>>363

検察側はモララーの発言も矛盾してるのに気付かなかったのかwww



365 :( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです:2009/04/09(木) 01:20:12.35 ID:6CoyQtGs0

>>364
ごめん、俺も気付いてないw
どこ?



366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/09(木) 01:24:10.49 ID:xqT/wsmTO

>>365
食べた渋柿がなっていた木の高さがわかるのです。ってとこ
ブーンの柿の木の高さが分かる=ブーンの柿を食べたって事だろ




367 :( ・∀・)弁護士藻螺羅一のようです:2009/04/09(木) 01:25:12.01 ID:6CoyQtGs0

>>366
あ、そうだwwwwwwww



368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/09(木) 01:26:58.33 ID:xqT/wsmTO

>>367
わざとかと思ってたのに素だったのかwww



369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/09(木) 01:27:42.29 ID:1hTlvNzHO

どくおは食べた渋柿のなる高さがわかる
ぶーんさんの略高い

あれれ~食べてないのになんで高さがわかるのかな~?




370 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/09(木) 01:30:59.25 ID:6CoyQtGs0

>>368
ガチで素だったwwww
ありがとう!
しかも投下終わったのにさっきまで名前のとこにタイトル入れてたとか

>>369
まー、検察側のミスっていうことにしましょうww

[ 2009/04/09 19:53 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿


更新は止まっていますがコメントはご自由にどうぞ
修正・削除依頼等、何かしらの連絡はコメントもしくはメルフォよりお願いします
拍手だと高確率で長期間気づきません

スパム対策のため"http"と"@"を禁止ワードに設定しています
URLを書き込む際は"h"を抜いて投稿してください













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gyokutonoyume.blog116.fc2.com/tb.php/1644-f1aac818