FC2ブログ










('A`)は答えを探しながら戦い続けるようです


179 :('A`)は答えを探しながら戦い続けるようです:2009/04/07(火) 22:44:16.06 ID:XcKOYZaJO

まだ夜も明けてない時刻、1機の黒い機体がラウンジ帝国ニート基地に向かっていた。
それを操縦してるのは鬱田ドクオという17才の少年だった。

('A`)「……もうすぐか」

そう呟いた途端、通信が入る。

( ^ω^)「ドクオそっちは大丈夫かお?」

彼は内藤ホライゾン、通称ブーン。ドクオの親友で少し(?)ぽっちゃりとした少年だ。

('A`)「こっちは問題ない。そっちはどうだ?」

( ^ω^)「まだ戦艦の中に居るから問題ないお。てか、問題があったら通信してないお。」

それもそうだなと、少し笑い

('A`)「……なあ、ブーン俺達は正しい事をしてるんだよな?」

何かを確かめるように尋ねた。




182 :('A`)は答えを探しながら戦い続けるようです:2009/04/07(火) 22:46:34.43 ID:XcKOYZaJO

(  ω )「ドクオ、正しいか正しくないなんて関係ないんだお」

解ってる。

それは解ってるんだ。

(  ω )「僕たちは元の世界に帰る為にラウンジ皇帝を倒すんだお。その為にレジスタンスに入ったんだお」

…………でも

でも、俺は

その時、レーダーが警告音を鳴らした。

(;'A`)「うわっ!!」

飛んでくるビームを横に移動して回避する。

(;^ω^)「だ、大丈夫かお!?」

('A`)「そんな事より……」

機体の右腕部の装甲が変形しU字型のユニットになる。

('A`)「作戦開始だ」

一瞬、U字型のユニットが発光しそこから巨大なビームが放たれ、6機いた敵機のうち2機を消し去った。



183 :('A`)は答えを探しながら戦い続けるようです:2009/04/07(火) 22:50:38.01 ID:XcKOYZaJO

残った4機はすぐさま、こちらを撹乱するように動きながらビームガンを撃つ。
それを紙一重で避けながら左腕部の装甲を変形させ2つの砲身を持つ銃を作り上げる。
上部の銃が実弾を吐き出し、下部の銃がエネルギー弾を撃ち、また1機撃ち落とした。

('A`)「…………」

敵を撃つ。
もう何度もしてきた事だ。
だけど、慣れることはない。

その時、再び警告音が鳴る。
どうやら敵の増援が来たようだ。その数およそ15

('A`)「作戦通りだな」

今回の作戦は囮を使いニート基地の戦力を引き離し、レジスタンスの主力部隊が手薄になったニート基地を制圧するというものだ。
だが、囮役は単機で最高なら30機、最低でも20機もの敵を相手にする為、大きな危険がある。
そこでドクオに白羽の矢が立ったのだった。



184 :('A`)は答えを探しながら戦い続けるようです:2009/04/07(火) 22:53:33.78 ID:XcKOYZaJO

彼の機体は<黒銃>と呼ばれ、ラウンジ帝国主力機の中でも最速といわれてる機体をスピードで圧倒的に凌駕し、単機で戦艦すら破壊する火力と多くの兵器を持つ。
つまり、この作戦に最も相応しく、生き残れる能力を持っていたのだ。

('A`)(……結局は上手く利用されてるだけかもな)

自嘲的に笑いながら敵機を次々と撃ち落としていく。

再び警告音。増援の数は

(;'A`)「いやいや!多すぎるだろっ!」

30機

脚部の側面を開き増援にミサイルを全弾撃ち込む。だが、10機程度しか破壊できなかった。

(;'A`)「クソッ!!1機相手に全戦力つぎ込んでんのかよ!?」

実際ニート基地には5機しか残ってなかったりする。
(#゚A゚)「やってやんよおぉぉぉおぉっ!!」



186 :('A`)は答えを探しながら戦い続けるようです:2009/04/07(火) 22:56:17.46 ID:XcKOYZaJO

敵機が残り1機になる頃には朝になっていた。

( A )「ハァ……ハァ……」

もはや黒銃もドクオも限界だった。
使える武器は右手だけ、それも後1発しか撃てない。
だがそれは、敵も同じだったようだ。弾切れを起こしたビームガンを捨て、腰のレーザーブレードを持ち黒銃の目の前に迫る。
黒銃は動かない。

そして、レーザーブレードが振り下ろされた。

きっとこの時、敵機のパイロットは黒銃を討った英雄と讃えられる自分の姿を想像しただろう。

だがそれは、所詮は想像でしかなかった。
何故なら敵機の渾身の一撃は避けられていたのだから。

そして

(#゚A゚)「てめえにはっ!!」

敵機の背後に回っていた黒銃は

(#゚A゚)「スピードと火力がっ!!」

U字型のユニットで敵機を挟み

(#゚A゚)「足りてねえんだよっ!!」

零距離からビームを放った。



189 :('A`)は答えを探しながら戦い続けるようです:2009/04/07(火) 23:03:35.20 ID:XcKOYZaJO

( A )「…………」

地上に広がる残骸を見ながらいつも思う。

本当に俺たちは正しい事をしてるのかと。

人の命を奪ってまで元の世界に帰る意味があるのかと。

なあ、ブーン?

(  ω )「僕たちは元の世界に帰る為にラウンジ皇帝を倒すんだお。その為にレジスタンスに入ったんだお」

お前はなんで

( ;ω;)

お前はなんで帰りたいんだ?




190 :('A`)は答えを探しながら戦い続けるようです:2009/04/07(火) 23:05:21.44 ID:XcKOYZaJO

お前の

俺たちの居場所が

この世界にはあるのに

なあ、なんでだ?

俺には分からないよ……

いつか分かる時がくればいいな。

その時まで俺は

迷っても

悩んでも

戦い続けるよ。

答えが見つかるその時まで……






('A`)は答えを探しながら戦い続けるようです End

[ 2009/04/08 20:18 ] 総合短編 | TB(0) | CM(1)

おしい
[ 2009/04/09 02:09 ] [ 編集 ]

コメントの投稿


更新は止まっていますがコメントはご自由にどうぞ
修正・削除依頼等、何かしらの連絡はコメントもしくはメルフォよりお願いします
拍手だと高確率で長期間気づきません

スパム対策のため"http"と"@"を禁止ワードに設定しています
URLを書き込む際は"h"を抜いて投稿してください













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gyokutonoyume.blog116.fc2.com/tb.php/1636-5208b9e6