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ξ゚⊿゚)ξに魅入られるようです


301 :ξ゚⊿゚)ξに魅入られるようです:2009/03/23(月) 00:59:07.28 ID:PySwqyN1O

黄昏。
或は、逢魔が時とも。
繁華街の、雑居ビルの屋上。そこに。
沈み行く太陽を背に、一人の少女が佇んでいた。

ξ゚⊿゚)ξ「……」

首筋まで隠れたゴシック風のワンピース。
編み上げ紐のロングブーツ。
その黒衣に包まれた華奢な体躯、肌の色は病的なまでの白。
白と黒のコントラストに、プラチナブロンドのツインテールと、
黄昏色の瞳が映える。
と、そこに。
打ちっ放しのコンクリートの地面に、まるで振って沸いたかの如く
現れたのは数体の傀儡人形。

\(^o^)/「クキ クキキキキキ」

まるで操り人形のような造形に、出来損ないの笑顔のような貌を
貼り付けて。
手には一振りのサーベルを携えている。

ξ-⊿-)ξ「挨拶も無しとは、礼儀がなってないようね」

少女は、ふぅ、と。
目を瞑り、溜息を一つ。
そして、この状況を何処かで俯瞰しているであろう何かに向けて、言葉を紡ぐ。



303 :ξ゚⊿゚)ξに魅入られるようです:2009/03/23(月) 01:01:11.01 ID:PySwqyN1O

ξ゚⊿゚)ξ「お人形遊びは少しばかり、幼稚が過ぎるのではないかしら?
     でも、余興には調度いいのかもしれないわね」

少女がスッ、と。右手を真横に伸ばす。
そして。

ξ゚⊿゚)ξ「Zundere von NachtKoniginの名の下に命ずる──『RotBlitz』」

詠唱。刹那。
少女の周辺がぞわりと歪み、その歪みから幾本もの稲妻が出現する。
紅い、稲妻が。
それらはまるで意志を持つかの如く飛翔し、次々と傀儡人形に突き刺さる。

\(^o^)/「グギ グギギギギ」

  ◎
 ◎  ◎
  ◎

酷く、あっけなく。
全ての傀儡人形が光の粒になって消えた。
その、無数の光の粒の中。
その中に、ボウと浮かび上がる彼女の姿は、幻想的で。
酷く、美しい光景だった。



305 :ξ゚⊿゚)ξに魅入られるようです:2009/03/23(月) 01:02:51.41 ID:PySwqyN1O

そこで、気づく。
いつの間にか、彼女が私を見つめている。
私が混乱している隙に、彼女は歩を進め、私の眼前に迫ると。
私の顔を見つめて、笑顔を作った。

ξ゚ー゚)ξ「Guter Abend. Mine Ein Liebhaber」

ξ゚ー゚)ξ「貴女はもう、のっぴきならない場所に足を踏み込んでしまったわ」

『夜の女王』を語る、或は騙る彼女の瞳に。
私はとうに、魅入られていた。


~ Ich folge nicht ~

[ 2009/03/24 21:53 ] 総合短編 | TB(0) | CM(1)

ひどいな
[ 2009/03/25 23:48 ] [ 編集 ]

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