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(,,゚Д゚)ギコが子猫を拾うようです(*゚ー゚)


277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:07:29.96 ID:xCibt6YP0

題名 (,,゚Д゚)ギコが子猫を拾うようです(*゚ー゚)

いつもの学校の帰り道、俺は公園で猫を見つけた。
毛の色は真っ白で、澄んだ青い目をしている。
可愛らしい子猫だ。

(,,゚Д゚)「可愛い猫だな。ほらっこれをやるよ」

(*゚ー゚)「にゃあ?」

俺はカバンの中から学食の時に残した食パンを
取り出して猫にあげた。

(*^ー^)「にゃあー」

(,,゚Д゚)「この猫、よっぽどお腹を空かしていたんだな。
もうパンを食っちまったよ」

俺は一瞬、猫が笑ったように見えたがそんなことは
ないだろうと思いつつ猫の頭をなでてみた。



278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:09:36.23 ID:xCibt6YP0

(*^ー^)「ごろにゃーん♪」

猫は人なれしているのか、よけるそぶりを見せず
それどころか気持ち良さそうに喉をゴロゴロ鳴らしている。

(,,゚Д゚)「じゃあな、車に気を付けろよ」

(*゚ー゚)「にゃあ・・・・・・」

猫にさよならを言ってから俺は公園を後にした。



アパートに着いてからふと後ろを見るとさっきの猫が
そこにいた。



280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:11:04.19 ID:xCibt6YP0

(,,゚Д゚)「あれっお前、着いてきちゃったのか」

(*゚ー゚)「にゃん♪」

よく見ると首輪を付けていない。
もしかしてこの猫は野良猫か?
お腹を空かしているみたいだし、一晩位
泊めてやってもいいだろう。

(,,゚Д゚)「もし、お前が良ければ夕飯ぐらいは
出してやるぞ」

(*^ー^)「ぐるにゃーん♪」

言葉が通じる訳でも無いのに猫は喉を
鳴らしながら家の中に入ってきた。



283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:12:30.64 ID:xCibt6YP0

土足で入ってもらっては困るので、俺は
タオルを濡らして猫の足を拭いてやった。

言い忘れたが、俺の名前は布佐田ギコ。
親と別居して暮らす普通の大学生だ。

(,,゚Д゚)「しかし、お前が一体何を食べたいか
分かんないなぁ・・・・・・」

(*゚ー゚)「にゃあ?」

(,,゚Д゚)「何か食べたい物はあるか?」

(;゚ー゚)「にゃあ・・・・・・」

勿論、言葉が通じる訳がない。
俺は迷いながらも猫まんまと言う
ありきたりな物を猫に作ってやった。



285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:14:16.53 ID:xCibt6YP0

と、言っても朝の味噌汁の残りを温めただけなのだが。

(*^ー^)「にゃあーん♪」

(,,゚Д゚)「熱いから冷まして食えよ、って言っても分かんないか」

(*>A<)「にゃっ・・・・・・」

(,,゚Д゚)「おいおい、大丈夫か?」

そんなやりとりをしながら夕食を済ませる。
独りで食べる食事は何とも悲しいものである。
こんなに楽しい食事は久しぶりだと俺は思った。

(,,゚Д゚)「俺は風呂に入るからお前はそこで
おとなしくしてろよ」

(*゚ー゚)「にゃあー」

猫は返事をしながらも俺に着いてくる。
まさか一緒に風呂に入るつもりなのか?



286 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:16:36.83 ID:xCibt6YP0

(;゚Д゚)「いやいや、つーかお前は濡れても
平気なのかよ」

(*゚ー゚)「にゃあ?」

本来、猫は水に濡れるのを嫌う動物だ。
この猫だけが例外と言うのはありえないだろう。

(,,゚Д゚)「しょうがないな・・・・・・濡れても俺のせいじゃ
ないからな」

そう言いつつも、なるべく猫にお湯がかからないように
注意する俺。
しかし、どんなに頑張っても狭い風呂場なので
少し猫にかかってしまった。
だが、猫はそんなことを全く気にせず浴槽の中に
入ってきた。



287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:19:07.82 ID:xCibt6YP0

(*^ー^)「にゃあ♪」

(;゚Д゚)「・・・お湯が平気なのも驚いたが、気持ち良さそう
にしているのにはもっと驚いたな。
お前は本当に猫か?」

いくらなんでもこんなの猫じゃない。
俺の目がおかしいのかと思ったが、そういう訳ではない。

いつもならもっとゆっくり風呂に入っているのだが、この猫の
身体がふやけてしまうので仕方なく早めにあがる。



289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:20:40.44 ID:xCibt6YP0

(,,゚Д゚)「おっとそのまま行くな。身体を拭いてやるから
待ってろ」

そう言って猫の身体をタオルで拭いてやる。
猫はおとなしくしていたのですぐに拭き終わった。
今更なんだが、本当にこの猫は野良猫なのか?

(,,゚Д゚)「全然気が付かなかったけど
お前メスだったのか」

(*゚ー゚)「にゃあ?」

まあ、別に人間じゃないから関係無いけどな。



290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:22:29.61 ID:xCibt6YP0

パジャマに着替えてから歯を磨き、布団の準備
をする。

(,,゚Д゚)「俺はそろそろ寝るからよ。夜行性じゃないからな。
お休みー」

俺は布団に潜り電気を消した瞬間、毛むくじゃらな物
が入り込んできた。

(,,゚Д゚)「ってやっぱりお前か」

(*゚ー゚)「にゃん♪」

どうやら一緒に寝たいらしい。
本当に変な猫だと俺は思った。



294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:30:17.51 ID:xCibt6YP0

(,,゚Д゚)「言葉が通じないかもしれないけど聞いて
欲しい。少しの間だったけど、俺はお前と一緒に
居ることが出来て良かったよ。いつも独りで生活
してたから、とても寂しかったんだ。今度会った
時は、またパンをあげるよ。多分お前は飼い猫
なんだろう?明日は、ちゃんと飼い主の所に
帰るんだぞ」

(*゚ー゚)「にゃあ・・・・・・」

こうして俺と猫の楽しい一日が終わった。



数日後・・・・・・
VIP大学



297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:31:41.84 ID:xCibt6YP0

('A`)「おーいギコ」

(,,゚Д゚)「何だ、ドクオ」

('A`)「最近付き合い悪いじゃんか、たまには
ゲーセン行こうぜ」

(,,゚Д゚)「すまん、ドクオ。しぃが玄関で待ってるからよ」

(;'A`)「お、おい。俺を差し置いて彼女かよ。
羨ましいな、コンチクショウ」

(;゚Д゚)「ば、馬鹿野郎。そんなんじゃねえよ。
ま、そんな訳でお先に失礼するぜ」



298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:33:34.89 ID:xCibt6YP0

('A`)「ギコ、お前って奴は・・・・・・」

ドクオが何かブツブツ言ってる気がするが、
しぃを待たせる訳にはいかないのであえて
スルーさせてもらおう。

(#゚ー゚)「ギコ君!遅いよー」

(;゚Д゚)「わ、悪かった。しぃ。ドクオに
捕まったんだ、本当だって!」

(#゚ー゚)「次やったら、許さないんだからね!」

(;゚Д゚)「分かったよ・・・・・・」



301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:35:20.46 ID:xCibt6YP0

あの子猫が居なくなった次の日から、転校生
として猫野しぃと言う生徒が俺のクラスに
入ってきた。
どことなくあの子猫に似ている気がするが、
まさかな・・・・・・

転校初日から彼女に告られた俺は、そのこと
が気がかりな事と心臓がドキドキした事も
含めてなかなか返事を言えなかった。

返事は、勿論「おK」だったが。



303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/20(金) 22:36:57.31 ID:xCibt6YP0

(*゚ー゚)「ギコ君、何ぼーっとしてるの。
早く帰ろう」

(,,゚Д゚)「ああ、悪い。だからって置いてくなよ」

今、俺はこんなに可愛いしぃと付き合えてとても幸せだ。
だけど、いつか聞いてみたい。

「猫になった夢を見た事があるか?」ってな。




[ 2009/03/24 21:32 ] 総合短編 | TB(0) | CM(2)

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[ 2009/03/25 22:06 ] [ 編集 ]

>>1
いやいや、信じないなんてことはww
総合は基本的に名無しですし、そんなこと気にしてたらキリが(ry

そう言って頂けるとこちらも嬉しいです
これからも頑張ってください( ^ω^)
[ 2009/03/25 22:32 ] [ 編集 ]

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