527 :
('A`)と川 ゜ -゜)が告白するようです:2009/03/17(火) 06:24:20.77 ID:wMNB3wa+O
ある日のこと、素直クールはとあるBarにやってきた。
奴が選んだにしては中々いい店だ、そう思いながら扉に手を掛けた。
('A`)「やあ」
ドクオは既に飲んでいた様でカラン、と音をたてながらグラスを傾けた。
クールはマスターと思しき人物に同じモノを、と告げるとドクオの隣に座る。
ドクオは少し躊躇しながら
('A`)「・・・この間の話、聞かせてくれ」
528 :
('A`)と川 ゜ -゜)が告白するようです:2009/03/17(火) 06:31:03.23 ID:wMNB3wa+O
二人の出会いは大学、クールは入学当初から目立っており、文武両道、才色兼備とは
彼女の為にあるような言葉だった。一方ドクオは平々凡々、何かに秀いてる訳でもなく
何処にでもいる様なありふれた学生。
クールを狙う人間は多かったが、クールは全て断った。何時しか誰もが諦めて行ったが
ドクオは違った。諦めず何度も挑んで来た。
告白回数が10を数えた頃
川 ゜ -゜)「・・・やはり付き合えない」
('A`)「なんで?」
何時もは適当な理由で断ってきたが、この男はそれで諦める事はないだろうと思い
川 ゜ -゜)「・・・真実を語ろう」
そう言うとドクオはいい店を知っている、とこの店の住所を教えた。
529 :
('A`)と川 ゜ -゜)が告白するようです:2009/03/17(火) 06:34:17.24 ID:wMNB3wa+O
川 ゜ -゜)「・・・いい店だな」
クールは運ばれてきた酒に手を付け呟いた。
('A`)「・・・ああ、それより・・・」
川 ゜ -゜)「・・・分かった、覚悟は出来ているか?誰にも話すなよ?」
('A`)「とっくに出来ている」
クールはグラスの中を一気に空にして言った
532 :
('A`)と川 ゜ -゜)が告白するようです:2009/03/17(火) 06:39:08.52 ID:wMNB3wa+O
川 ゜ -゜)「この胸は半分以上がパッドだ」
('A`)「ひんぬー大好きです」
クールは少し考えてバックから煙草を取り出した
川 ゜ -゜)「私は煙草を吸う」
('A`)「気にしないよ、俺も吸う」
クールは俯きながら小声で
川 -)「…なんだ」
('A`)「
('A`)「え?」
534 :
('A`)と川 ゜ -゜)が告白するようです:2009/03/17(火) 06:42:29.25 ID:wMNB3wa+O
川 ゜ Д゜)「私は男だ!」
('A`)「・・・」
ドクオは表情を変え、言い放った
('∀`)「完璧な人なんていないさ!」
fin