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( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです


37 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 00:40:23.52 ID:5Ujk5bQmO

昨日もいつもと変わることない情景が彼の回りにあった
毎日ベッドから起きて、ご飯を食べる。帰ってきたら風呂に入って寝る。繰り返される日常に彼は何も不満を抱かない
それどころか何もない日にこそ幸せを感じていた

そう、昨日までは確かに日常だったのだ


( ・∀・)「あんた誰」

( ゚д゚)

( ・∀・)「あんただよあんた」

(゚д゚ )

( ゚д゚)

( ゚д゚ )

( ・∀・)「こっちみんな」



( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです



38 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 00:41:40.10 ID:5Ujk5bQmO

( ゚д゚ )

( ・∀・)「そりゃ僕は自分でも見とれちゃうほど美しい顔だけど」

(  ゚д゚)

( ・∀・)「…」

( ・∀・)「でもいきなりこの部屋に入ってこられちゃ驚くさ」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「僕の家だし鍵もかけていた」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「後この部屋に関しては見つめられると大いに問題だ」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「ここはトイレだよ」

( ゚д゚ )

(*゚д゚*)

( ・∀・)「頬染めんな」



39 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 00:43:06.05 ID:5Ujk5bQmO

( ・∀・)「まあ僕は心が広いから、知らない奴が勝手に僕の家に入り込んでても構わない」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「むしろ掃除洗濯家事全般を手伝ってくれるなんて僕も申し訳ないくらいさ」

( ゚д゚)

( ・∀・)「こっちみろよ」

( ゚д゚)

( ・∀・)「…お手伝いさんじゃない、と」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「じゃあ、あんた誰」

( ゚д゚ )

(゚д゚ )

( ゚д゚)

( ・∀・)「いや、ここあんたしか居ないだろ」



40 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 00:44:14.67 ID:5Ujk5bQmO

( ・∀・)「…」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「なになに?
     俺は空から降りてきた『神の使い』だ?」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「…」

( ・∀・)「なんて言うわけないか」

( ゚д゚ )σ

( ・∀・)「?」

( ゚д゚ )σ

(;・∀・)「え? トイレの紙がないって?」

( ・∀・)「…あ、本当だ」

( ゚д゚ )つ□□

(;・∀・)「わざわざ変えも持ってきてくれてすまんね…」

フキフキ ジャー…ゴボゴボ



41 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 00:44:53.22 ID:5Ujk5bQmO

いつしかモララーの日常に彼の存在が組み込まれていった
毎日ベッドから起きて、彼に見られる。帰ってきたら風呂に入って彼に見られる
それが当たり前になり、見られることにモララーも幸せを感じるようになった

(;・∀・)「いやいや、やっぱりおかしいよ」

( ゚д゚ )

(;・∀・)「相変わらずこっちみてるし…」

( ゚д゚∵)) プクー

( ・∀・)「ん?」

( ゚д゚ ) (∵) プチン

(;・∀・)「ヒッ!」

( ゚д゚)(∵ )

( ゚д゚ )(∵)

(・∀・)

( ゚д゚ )(∵)「こっちみんな」

(;・∀・)「お前らが言うな」



42 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 00:49:01.31 ID:5Ujk5bQmO

( ゚д゚ ) (∵)

(;・∀・)「あー…毎日毎日…胃に穴が開きそう」

モララーがなんと言おうとこれは日常になった
起こるはずのないことが起こる
以前なら間違いなく非日常な出来事で、モララーは不幸せに感じた筈だろう
しかし彼がモララーを見つめ、破天荒な出来事が起こることは
最早無くてならない日常の一部になっているのだ


(∴) ( ゚д゚ ) (∵)

(;・∀・)「何で増えてんだよ…」



44 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 00:50:51.76 ID:5Ujk5bQmO

( ^ω^)「遊びに来たお」

( ・∀・)「まあ、上がれよ」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「なんだよ、僕にだって親友はいるさ」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「そうだよ、お前だけじゃなくて残念だったな」

( ゚д゚ )

(;^ω^)「モララー、これは一体なんなんだお?」

( ・∀・)「ああ、気にすんな。ペットみたいなものさ」

(;^ω^)「ペット!」

( ・∀・)「いや、出し忘れた生ゴミの方が適切か」

(;^ω^)「生ゴミ…」

( ^ω^)

(^ω^)

( ・∀・)「真似しなくていい」



46 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 00:51:54.97 ID:5Ujk5bQmO

( ^ω^)「おっおっ」

( ・∀・)「はは、ツンも言うねー」

( ^ω^)「そうなんだお、ドクオもそれでふてくされてるんだお」

( ・∀・)「そうかいそうかい、いつも通りで何よりだ」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「うん、僕もたまには顔だしとくよ」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「ああ、大学違うと寂しいな」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「でもこうやって会いに来てくれると嬉しいよ」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「うん、僕からも行くから」

( ゚д゚)、

( ・∀・)「あはははは」

(   )



48 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 00:55:15.24 ID:5Ujk5bQmO

( ・∀・)ノシ「じゃあ連絡するよ。バイバーイ」


( ・∀・)「なんだよ拗ねてんのか?」

(   )

( ・∀・)「…」

( ・∀・)「こっちみてもいいよ」
(   )

( ・∀・)「やっぱり見られないと落ち着かないんでね」

(   )

(   )

(  ゚) チラッ

( ・∀・)「やっぱりこっちみんな」

( ゚д゚ )



50 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 00:59:21.01 ID:5Ujk5bQmO

( ・∀・)「ただいまー、今日も疲れたよ」

( ゚д゚)

( ・∀・)「…」

( ゚д゚)

( ・∀・)「おい、どうした」

( ゚д゚)

( ・∀・)「こっちみろよどうしたんだよ」

( ゚д゚)

( ・∀・)「大体なんでずっと僕を見続けるんだ」

( ゚д゚ )

( ・∀・)「理由は何なんだ。なんの目的で僕を見つめるんだ
    何か言ったらどうなんだ」

( ゚д゚ )「 」

( ゚Д゚ )「…なんで」

( ・∀・)「は?」

( ゚д゚ )「なんで壁と話す」



51 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 01:00:10.48 ID:5Ujk5bQmO

(;・∀・)「どういう意味だよ」
( ゚д゚ )「なんで何も無いところに話しかけてるお」

(#・∀・)「やめろ」

( ゚ω゚ )「ペットって何のこと言ってるお」

(^ω^)「最近大学に来ないから心配して来たんだお」

(^ω^)「違う大学って…何を言ってるんだお。
     ブーンと同じ大学に通ってるんだお?
     最近どうしたんだおモララー…」

( ∀ )「うるさいこっちみんな!」



52 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 01:05:58.54 ID:5Ujk5bQmO

(;^ω^ )「やっぱり忙し過ぎて疲れてるんだお
      今度病院行った方が…」

( ∀ )「うるさいうるさいうるさああああああッ
    こっちみんな見るなよなんでそんな目で見るんだよ」

(^ω^)

(;・∀・)「あああ、ああッ見るな哀れな目で見るなこっちみんなみんなみんなッ」

( ´ω`)「モララー…」

(;・∀・)「あああ目をそらすなお願いだこっちみてくれどうにかなってしまいそうだ
     お願いだ誰か助けてくれブーンが僕を見てくる」

(^ω^)

( ゚д゚ )

(;・∀・)「いや、ブーンじゃない誰かが僕を見てくるんだ」

( ゚д゚ )

(;・∀・)「平和な日常を返してくれ」



54 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 01:10:16.90 ID:5Ujk5bQmO

( ゚д゚ )

(;・∀・)「全部この視線は妄想なのか?」

( ゚д゚ )

(;・∀・)「なんでもいい、誰かこの視線を無くしてくれ」

( ゚д゚ )

( ∀ )「あああ…」

何時からなにも変わらない日常が壊されたのだろう
受験勉強、親友のブーンと一緒の大学に通うため、猛勉強をし続けた
朝ベッドから起きて、勉強をする、塾から帰ってきたら、勉強をする
大学に通ってからも、ついていけない勉強
ブーンに一杯手伝ってもらったけど、もう無理だった
日常を望む彼にとって、これは終わらない非日常の毎日だった

(;∀;)「僕はただ、ブーンと過ごす日常を失いたくなかっただけなのに…」


( ゚д゚ )「受け入れれば日常になったのに」

(゚д゚ )「現実と、目をそらさなければよかったのに」


( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです
おわり







55 :( ・∀・)モララーは( ゚д゚ )こっちみんなに見られ続けるようです:2009/03/11(水) 01:14:45.09 ID:5Ujk5bQmO

支援有り難うございます
初めての作品でしたので緊張しました。そして作家さんのすごさを改めて実感しました


お題はこちら
・起こるはずの無いこと
・空から降りてきた『 』
・繰り返される日常


明日自分も受験なので、現実とそろそろ目を向けたいと思います
( ゚д゚ )


[ 2009/03/16 21:57 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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