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('A`)はやっと解放されたようです(*゚ー゚)


803 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:18:44.09 ID:sOWxQyme0

題名 ('A`)はやっと解放されたようです(*゚ー゚)

朝、目が覚めて俺は仕方なく学校に行く準備をした。

俺の名前は鬱田ドクオ。

VIP高校に通う一年生だ。

毎日学校に行くのが憂鬱だった。

本当は人と話がしたい。

友達と遊びに行くのも良い。

ただ俺は他人と上手にコミュニケーションが
とれないのだ。



805 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:20:20.12 ID:sOWxQyme0

本音を言えば、学校なんてサボりたい。

だけどいつも俺を支えてくれる両親に悪いと
思うからサボりたくてもサボれない。

从*゚∀从 「おーい!さっさとメシ食って学校に
行け、ドクオ」

('A`) 「ああ、分かったよ。カアチャン」

( ・∀・) 「まあまあ、そんなに怒らないで」

从*゚∀从 「コイツは甘やかすとすぐに駄目になるから
この位で丁度いいんだよ」

俺のカアチャンは元ヤンキーでかなり怖い。

トオチャンは優しくていい人だけどな。



806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:21:55.46 ID:sOWxQyme0

これなら家にいるより学校に
行った方が良いというものだ。

メシを食って家を出る。

さてここからが嫌な一日の始まりだ。

VIP高校から俺の家までは徒歩で行ける
程近い。

この短い通学時間でも俺は孤立感を
感じる。

自分から人に話しかけるのが怖くて
学校に着いても誰とも話さない。

そんなに人を怖がっていたら何も
始まらないのだが、やはり怖いものは
怖い。



809 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:23:44.09 ID:sOWxQyme0

何を考えているか分からない。

いつも楽することばかり考えている。

俺のクラスにはそんな奴らばっかりだ。

そんな事を考えている内に、一限目の授業が始まった。

( ´_ゝ`) 「今日は先週やった数学のテストを返すぞ」

皆、ぞろぞろと番号順にテストを返してもらっている。
おっと俺の番か。

('A`) 「九十五点か。まあまあだな」

自慢じゃないが、俺は結構成績が良い。

まあ、それが災いしてか妬まれることもあるのだが・・・・・・



815 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:27:09.08 ID:sOWxQyme0

( ´_ゝ`) 「今回のテストのトップはドクオ君だ。
皆もこの次はドクオ君に負けないように頑張るんだぞ」

その瞬間、一斉に皆が俺の事を見る。

その大半が羨望の眼差しではなく、嫉妬や怨みに
満ちていた。

だから俺は友達がいないのかもしれない。



817 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:28:32.76 ID:sOWxQyme0

昼休み、俺が弁当を食っていると、同じクラスの
ブーンが話しかけてきた。

( ^ω^) 「ドクオ、ちょっと話があるんだお」

('A`) 「・・・・・・何か用か」

( ^ω^) 「実は今日の数学の問題で分からない
所があるんだお。もし良かったら放課後に教えて欲しいんだお」

('A`) 「・・・・・・別にいいけど」

( ^ω^) 「ありがとうだお。助かったお。それじゃ放課後、
教室で待ってて欲しいんだお」

('A`) 「分かった」



819 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:30:15.41 ID:sOWxQyme0

ブーンはクラスの人気者で友達もいっぱいいる。

そんなブーンが俺に話しかけてくれて素直に嬉しかった。

その時だけだったさ。そう思ったのは・・・・・・

放課後になった。

俺はブーンの言われた通り、教室で待っていた。

教室が俺一人になり、ようやくブーンがやって来た。

何故か不良のジョルジュとモナーを連れて・・・・・・



820 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:32:35.23 ID:sOWxQyme0

( ^ω^) 「ドクオがここまで馬鹿だとは思わなかったお」

(;'A`) 「ブーン!これは一体どういうことだ」

( ゚∀゚) 「こういうことさ」

( ´∀`) 「本当に馬鹿だモナー」

そう言った途端、いきなりジョルジュとモナーが俺に殴りかかってきた。

俺が立ち上がろうとすると今度はブーンが俺を蹴飛ばした。

三人で俺を蹴りながら、隅に追いやり俺は顔以外の箇所を
徹底的に殴られた。



822 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:34:24.75 ID:sOWxQyme0

(;'A`) 「ゲホゲホッ。ど、どうしてこんな事をするんだ」

( ^ω^) 「そんなの簡単だお。お前がむかつくんだお」

( ゚∀゚) 「そうそう。頭良いし、先生にひいきされてる
てめーは俺らにとっちゃゴミなんだよ」

( ´∀`) 「だから制裁を加えてんだモナー」

(;'A`) 「そんな・・・・・・俺は何もしてないのに」

ブーン達は俺を気の済むまで殴った後、帰り際にこう言った。



824 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:36:03.80 ID:sOWxQyme0

( ^ω^) 「これから毎日、放課後にお前を殴ることにするお。
先生にチクったらぶっ殺すお。逃げたら毎朝迎えに行くから
覚悟しろお」

この日を境に俺は毎日苛められる事になる。

つまらない学校生活がさらに嫌になった。

両親に相談なんてできない。

先生にも何も言えない。

顔だけを殴らなかったのはこういう事だった
のかと今更気付いた。



827 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:37:36.71 ID:sOWxQyme0

生きる事が辛くなった俺にとって唯一の楽しみは
ふとんに包まれている時だけだった。

馬鹿だと思われるかもしれないが、俺はふとんが
大好きだった。

布団は俺にぬくもりと安らぎを与えてくれた。

布団に優しく包容されていると、いつも涙がこぼれた。

身体は痣だらけだったが、布団のおかげで心の傷は
そこまで広がらなかった。

布団と一緒にいる時が一番幸せだったし、安心できた。



828 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:39:14.00 ID:sOWxQyme0

大量の睡眠薬を飲んで、現実から逃れようと
俺は二度と覚めることの無い眠りについた。

目を開けると、そこは真っ白な空間だった。

ふと前を見ると、可愛らしい女の子がこっちを見ていた。

(*゚ー゚)

いつの間にか俺は女の子に抱きしめられていた。



830 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:40:53.34 ID:sOWxQyme0

ああ、これは夢なんだなと分かっていた。

分かっていた。

分かっていた筈なのに・・・・・・


温かくて柔らかくて気持ち良かった。

女の子の胸に顔を埋めながら俺は泣いた。



833 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/26(木) 00:42:17.25 ID:sOWxQyme0

(*゚ー゚) 「もう泣かなくて良いんだよ。私がずっと一緒にいてあげる
から。ずっと一人で寂しかったんでしょう?今まで誰にも頼れなくて
辛かったんでしょう?安心して良いのよ。もう怖がらなくて良いのよ」

(;A;) 「い、今まで本当に辛かった。怖かった。でも今は幸せだ。
ありがとう。本当にありがとう」

翌朝、両親が見たドクオの顔は心の底から晴ればれとした

安らかな笑顔だった・・・・・・





[ 2009/02/26 19:13 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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