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( ><)春の訪れのようです


292 :( ><)春の訪れのようです:2009/02/24(火) 21:47:58.35 ID:ZrcjroWN0

>>259 僕は坂の上から地獄に堕ちた
>>260 雪解けの3月
>>261 それでも僕はやっちゃった☆
>>262 真冬の海岸線

を御題に投下します。短い間ですがお楽しみ下さい。



293 :( ><)春の訪れのようです:2009/02/24(火) 21:49:45.04 ID:ZrcjroWN0

( ><)
僕はビロード。ちゃきちゃきの小学六年生。

年間で一番寒い、雪降りの二月が終わり、雪解けの三月が僕達の町にもやってきました。

海に臨むこの小学校から見える、真冬の海岸線はただただ寂しく、誰もがこの時期の訪れを待ち望んでいるようでした。


( ><) 子どもは風の子といいますが、思い違いも甚だしいんです!!



295 :( ><)春の訪れのようです:2009/02/24(火) 21:52:29.13 ID:ZrcjroWN0

年末から二月の終わり頃までは皆、教室に設けられた暖房器具にくびったけ。
皆でストーブを囲んで色々な話をしました。

その話題は恋愛話から先日見たテレビの話までさまざま。
たくさんの友達との話は、飽きることがありません。


そんな友達の中で、一番仲がいいのは

( <●><●>)

黒目が凄い、ワカッテマス君。

とっても物知りで、いつも僕の悩みを聞いてくれます。
歌手の荒井由美と俳優の役所広司を敬愛する本格派! (本人談)



298 :( ><)春の訪れのようです:2009/02/24(火) 21:54:48.80 ID:ZrcjroWN0

(・∀ ・ ) 「ホゲモンセイバーズ超おもしろかったな! 」

( ^Д^) 「ドリホゲモンがよもや空中分解するとはな」



( <●><●>) ヌッ

( <●><●>) 「ちっちっち、そんなもの子供だましということはワカッテマス」

(・∀ ・;) 「またお前か」

(; ^Д^) 「せめて松任谷由美時代を聞けよ」


( <●><●>) 「そんなことは今はどうでもいいのです」

( <●><●>) 「諸君、そんな子供だましを見るのをやめて」


( <●><●>) 「今話題沸騰中、『それでも僕はやっちゃった☆』を見なさい、必ず」

( <●><●>) 「必ずですよ」


( ><) 彼はとっても物知りなんです!!



301 :( ><)春の訪れのようです:2009/02/24(火) 21:57:58.27 ID:ZrcjroWN0

さて閑話休題。暖かさを増したグランドに久方ぶりに子ども達の笑い声が響きます。
グランド開幕第一弾は、”*たかおに”をすることに決定しました。

(ワカッテマス君は**氷鬼が所望だったらしいど、黙殺されたよ!!)


*応用版鬼ごっこ。坂や遊具の上など高いところが無敵ゾーンになる。

**鬼に捕まった場合、その捕まえられた時のポーズで仲間の救援を待つ鬼ごっこ。
固まった仲間を助けるには股下をくぐるから思春期には少し恥ずかしいよ!!



302 :( ><)春の訪れのようです:2009/02/24(火) 22:00:22.66 ID:ZrcjroWN0

( ^Д^) 「ビロードはどこへ行った」

(・∀ ・ ) 「あすこを見ろ、居たぞ。者どもであえであえ」

ワーワー



(;><) あわわ

見わたせば四面から迫り来る鬼たち。グランドはさながら、地獄と化していました。



( <●><●>) 「こっちです、ビロード」


上方を見れば蜘蛛の糸、もといワカッテマス君。
急いで滑り台の坂を登り、避難します。


( ^Д^) 「敵前逃亡とは情けない」

(・∀ ・ ) 「早く降りてくれば情状酌量も否めないぞ」



304 :( ><)春の訪れのようです:2009/02/24(火) 22:03:10.50 ID:ZrcjroWN0

( <●><●>) 「これはまずいですね」

(;><) 「どうしましょうか」


敵の包囲が完成する前に逃げ出そうと、滑る坂の所に向かいますが時既に遅し。
眼下には既に地獄が形成されていました。


(;><) 「もう駄目なんです」

( <●><●>) 「一つだけ助かる方法があります」

(;><) 「ぜ、ぜひ教えて欲しいんです」

博学英才のワカッテマス君の方策。従って損は無いでしょう。


( <●><●>) 「まず、滑り口にあなたが座ります」

(;><) 「はい」

( <●><●>)つ 「そして僕があなたを押します」



トヌン つ(;><) 「えっ」



307 :( ><)春の訪れのようです:2009/02/24(火) 22:05:58.14 ID:ZrcjroWN0

滑る坂を加速しながら落ちていく僕の体。


僕は坂の上から地獄に堕ちた。



( <●><●>) 「やっちゃった☆」

(;><) 「ワカッテマス君ー!!」



その後、ワカッテマス君は反対の滑り口から無事脱出、時間一杯逃げおおせたようです。

ワカッテマス君なんか、鼻毛が詰まって窒息すればいいと思います。
                                           end


[ 2009/02/25 20:03 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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