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無題


135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 21:15:35.23 ID:ixx5HkYAO

僕が僕の意識をはっきりと取り戻した時、そこは夢だというしかない様子で、その理由は、夢特有の何だか脳が本気をだしていない感覚と夢特有の電子顕微鏡の写真に後で彩色したような色彩が浮かんでいたというのもあるが、やはりナンバーワンにふんぞり返って座っているのは、

( ^ω^) 「内藤君になってる……」

至極簡単な、僕が僕の姿をしていないというものなので、

( ^ω^) 「僕は内藤ホライゾンだお! 二酸化炭素くらい気軽にブーンって呼んで欲しいお!」

とりあえず、明晰夢には明晰夢らしく明晰夢に相応しい楽しみ方として、内藤君になりきってみると同時に夢探検へと虚空に一歩を踏み出したところ、そこには、
は、
は、



136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 21:18:31.66 ID:ixx5HkYAO

は、突然人が現れ、あまりに突然のことで僕は対応できず、勢い良くその人を踏みつけ、踏みつけ、踏みつけ、踏みつけ、踏みつけてから初めて人を踏みつけたことに気が付く有り様だからかどうかは知らないが、

( ^ω^) 「あのー、すみませんでした……お?」

と最高の疑問謝罪文を繰り出したのは良いが、

( ∵) 「…………」

踏みつけてしまった人は踏みつけてしまったこととは関係なくお隠れ遊ばしていたようで、

( ^ω^) 「僕とは関係ないって証言してくださいお」

とお願いし去ると、またもや背後には人の気配、
配、
配、



137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 21:21:16.96 ID:ixx5HkYAO

配、

( ^ω^) 「何奴ッ!」

BPM18並の超高速で振り替える前に、

( ∵) 「こいつは俺の苗代だぞ! お前にはやらねーぞ!」

同じ能面がだだっ子ボイスを上げ、ひたすらに能面の穴という穴(上中下毛穴含む)にスイカの種を詰め込みはじめたので、

( ^ω^) 「スイカの種から生まれるのは医者の卵だけだお」

助言を差し上げたのは良いものの、

( ∵) 「んな訳ねーだろ!」
( ^ω^)「…………」
( ∵) 「…………」
( ^ω^) 「………………」
( ∵) 「………………え、まじで?」

悪い人ではない確信がマンボウも濡れるほど数多く生まれたので、
で、
で、



138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 21:25:27.44 ID:ixx5HkYAO

で、

( *^ω^)ノシ 「ばいばいおー」

(*∵) 「おう、じゃあな!」

彼の話はつまらなかったので割愛、とにかく僕たちはお互いを理解し、肉体的に慰め合い、とろけるような快楽の後、酩酊した頭で別れただけなので割愛、夢って何でもアリなんだなぁとつくづくと実感していると、

(;'A`) 「おっおっおっ?」

今度は打田君に変わったらしく、なんだか貧相になったが、恰幅すぎるよりましかなあと思い、

('A`) 「2年B組打田ドクオ、身長172cm体重52kg息子12cm行きまーす」

ちゃんと確認してから出発する僕を後ろから呼び止める声が、
が、
が、



139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 21:27:53.29 ID:ixx5HkYAO

が、

( ∵) 「おいおい、ここから先は装備はちゃんとしないと意味ないぜ?」

第三人目の能面は白い歯をグロく輝かせたので、僕はお歯黒を塗り、

('A`) 「どういうことです?」

と尋ねたは良いものの、

( ∵) 「おいおい、ここから先は装備はちゃんとしないと意味ないぜ?」

( ∵) 「おいおい、ここから先は装備はちゃんとしないと意味ないぜ?」

どうやらモブらしいのでスルーして進めば、
ば、
ば、



142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 21:30:30.11 ID:ixx5HkYAO

ば、

ξ゚⊿゚)ξ 「ちょっとお兄さん」
ミセ*゚ー゚)リ 「ここから先は」
ハハ ロ -ロ)ハ 「我々5人を」
J( 'ー`)し 「倒さねば」
ノパ⊿゚) 「通れは」
川 ゚ -゚) 「しないぞ」
从'ー'从 「!」

と言うので、一人ずつ殴って、殴って、殴って、殴って、殴ってみたが、

ξ゚⊿;;.. 「ふふふ」
ミセ*゚ー;;. 「我々は」
ハハ ロ -;;. 「同時に」
J( 'ー;;.. 「殺られぬ」
ノパ⊿;;.. 「限り」
川 ゚ -;;. 「不滅だ」
从'ー'从 「!」

と言うので、僕はニヤリと微笑み、
み、
み、



143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 21:33:04.52 ID:ixx5HkYAO

み、先ほど教えてもらったもとい自力で編み出した必殺技を発動

('∀`)「はい、チャンネードーン!」

チャンネーはドーンと消え失せ、

ξ ⊿ )ξ「グザイ」
ミセ* ー )リ「ミセリ」
ハハ  - )ハ「ハハハ」
J( ー )し「ジェーシー」
ノハ ⊿ ) 「ノハ」
川  - )「カワ」
从'ー'从「!」

断末魔とモブのみ残し、

('A`)「さよなら、お嬢さん」

从'ー'从「!」

僕も、女性モブがξ ∵)ξじゃなくて良かったという思いを胸にその場を後にし、
し、
し、



144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 21:36:06.42 ID:ixx5HkYAO

し、前を見ると、黄色い救急車が渋滞を起こし玉突き事故を起こしていたため、迂回しようとしたが、

( ∵)「VIP中央病院への道教えて」
( ∵)「ラウンジ高校への道教えて」
( ∵)「ニュー図書館への道教えて」
( ∵)「ヨウデス街道への道教えて」
( ∵)「ソウゴウ神社への道教えて」
( ∵)「シベリア美容院への道教えて」
( ∵)「内藤さんの家への道教えて」
( ∵)「キミの電話番号教えて」

などなど、黄色い救急車の運転手に訊かれてしまい、

('A`)「直進して二本目を左」
('A`)「戻って直進」
( 'A`)「延々と右折」
( 'A`)「下」
( >A`)「食道から脇道に逸れる」
( >A<)「↑↓↑↓→←→←AB」
( ><)「ここ」
( ><)「1010101010」
と答えると稚内君になっていて、渋滞も解消したため、先へ進んだ先に、
に、
に、



146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 21:39:11.81 ID:ixx5HkYAO

に、小海原が広がっていて、丁度よくイカ漁船が停まっていたので、

( ><)「無期限無利子で借りるんです!」

ここぞとばかりに乗り込み、

( ><)「わかんないんですけど、てきとーに操縦すれば大丈夫なんです!」

と発進したら、細平洋から浮かび上がってきた能面が言うことには、

( ∵)「それ、僕のマグロ漁船なんですけど?」

( ><)「知るか! 第一、これはマグロ漁船じゃなくてイカ漁船なんです!」

僕がしたことは、能面にヘッド☆バッドだったが、する前に能面は自ら太凸洋へと沈んでいき、
き、
き、



148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 21:42:06.95 ID:ixx5HkYAO

き、気が付けば能面はイカ漁船の上で、

( ∵)「あれあれ? 良いんですか? 使っちゃいますよ、魔法」

とかほざいていらっしゃりやがりたまふ訳で、

( ><)「そんなことしたら、こっちはロコロコの歌歌ってやるんです!」

と言ってはみたものの、能面は既に盆踊り型の詠唱を始めていて、

( ><)「パッチョンボーモーイノイノイチャカレタパットン……」

僕が歌い始めても、間に合わないのは周知の事実であり、

( ∵)「ザムディン!」

能面の魔法が僕に直撃、
撃、
撃、



150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 21:45:14.32 ID:ixx5HkYAO

(・∞・)チュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュン
目覚まし時計が僕の鼓膜へクリーンヒット、おはよう今日も起こしてくれてありがとうと悪態を吐き布団から這い上がって、窓に映る僕の顔はやっぱり、

( ∵)

いつもの能面で、少し安心しつつも少し落胆して、僕はエキセントリックな夢から目覚めてグルーミーな現実へと落ちるのだった。



(終)







153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 21:49:45.64 ID:ixx5HkYAO

>>135-139、>>142-144、>>146、>>148、>>150
以上。支援ありがとうございました。
お題は、
・('∀`) 「はい、チャンネードーン」
・スイカの種
・( ∵) 「それ、僕のマグロ漁船ですけど」
・あれあれ? 良いんですか? 使っちゃいますよ、魔法
でした。


[ 2009/02/21 23:10 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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