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( ^ω^)保守文


111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 04:21:08.08 ID:MKuOOenq0

――2月13日金曜日の深夜――

 窓から差し込んでくるのは、闇。
 アパートの一室の部屋の中は冷気で満たされ、静まり返っていた。
 そんな静寂を、破る声。

( ^ω^)「紅茶は行き渡ったかね?」

 その主は、ブーン。
 昨年のクリスマスに抗い、世のカップルに足掻いた男。
 彼は紅茶という名のコーラを配り、席に着いた。

('A`)「ああ、いつでもいいぜ」

 返事をするのはドクオと、

(´・ω・`)「これは美味しい紅茶だ」

 炭酸飲料を一気飲みし、顔を顰めるショボンだ。



112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 04:24:12.96 ID:MKuOOenq0

( ^ω^)「よし、今日という日がどのような意味を持つか、言ってみろドクオ」

('A`)「バレタインの前日でありながら、
    当日が土曜ということで振り替えになった2009年のバレタインデーだ」

 と、言い終えたドクオに続く者。

(´・ω・`)「世の女性たちは義理、友、そして本命チョコを渡し、
      更に一部の男性に到っては逆チョコなる奇行を始める日だね」

 冷静かつ大胆に、独自の視点から切り込んだショボンだ。
 自身の確かなる功績に頬を緩ませる彼に、襲い掛かる圧。

( ^ω^)「 君 に は 聞 い て い な い よ 」

 その正体は、ブーンから発される殺気だ。
 ペットボトル内のコーラが泡立ち、溢れ出し、ショボンの額を汗が伝う。

(;´・ω・`)「す、すまない」

( ^ω^)「わかってくれたか……」

 机の上に満たされたコーラを必死でティッシュで拭きながら、ブーンは頷いた。
 ベタつくティッシュを億劫に思い、背後に放り投げると、更に続ける。



113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 04:25:30.56 ID:MKuOOenq0

( ^ω^)「ならば問おう、ショボン」

(´・ω・`)「なんだい?」

( ^ω^)「僕たちの使命はなんだ?」

(´・ω・`)「ショボン」

('A`)「それは氏名だろ」

( ^ω^)「……」

(´・ω・`)「……冗談さ」

 と言い、コーラを一口飲んでから、咳払い。

(´・ω・`)「僕たちの使命は可能な限りを尽くすこと。
      成すべきことを見失わずしt――ゲェー」

('A`)「ゲップすんな」

( ^ω^)「まぁ、そんなとこだな」



114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 04:26:45.18 ID:MKuOOenq0

 ブーンを立ち上がり、声高らかに言う。
 それに追従するように、ドクオとショボンも床を踏みしめる。

(  ゚ω゚)「バレンタインという忌まわしき日!」

(゚A゚)「我らが野望は、喪男、毒男の絶対なる平和! 平穏!」

(´゚ω゚`)「ならば言おう! 我らが目的を! 我らの行動で!」

(゚A゚)(  ゚ω゚)「「バレンタインなんか!」」(´゚ω゚`)




金曜に間に合わなかった哀れな作品。
そんな保守


[ 2009/02/14 20:23 ] 1レス短編・保守文 | TB(0) | CM(0)

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