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('A`)ドクオは鍋パーティーをするようです


163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/03(火) 23:47:32.63 ID:gwgb0pPy0

まだ梅雨が続いている6月。俺は友人3人を招いて、鍋パーティーを開こうと思って聞いた。
各々が好きな食材を持ち寄ってわいわい雑談しながら、楽しく過ごすのだ。

('A`)ドクオは鍋パーティーをするようです

(;'A`)「お前ら……、もっとまともな物持って来いよ!」

降りしきる雨の中、つい俺は叫んでしまった。
いや、こんなひどい状況を見れば誰でも叫んでしまうだろう

(;^ω^)「おっ……、ドクオはきのこ嫌いかお?せっかく摘んできたのに……」

俺が入っているコタツの目の前に座っている大親友。内藤ホライゾン、通称ブーンがおろおろした様子で俺に問いかける。
ちなみにその手には、ビニール袋が握られている。中には色とりどりの綺麗なキノコが入っていた。

(#'A`)「どう見ても毒キノコだろうが見た事あるのばっかりだぞこら!」

( ´ω`)「おー……」

ξ#゚⊿゚)ξ「あんた私たちに毒キノコ食わせるつもり!?この豚やろうが!」

(*´ω`)「おー……」

(;'A`)「豚野郎は言いすぎだろ……
ブーンも喜んでんじゃねーよ!」



166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/03(火) 23:49:12.69 ID:gwgb0pPy0

コタツの右側に座っていたツンが、ブーンに向かって暴言を吐く。
それをブーンは喜んで受ける。
この流れは俺たちの中ではお馴染みだ。ツンの暴言が愛から来るツンデレだということはみんな知っているし、事実二人は付き合っているのに、からかわれると否定する。

俺が二人を止めようとしていると、左からさらに煽らせるような発言が聞こえてきた

川 ゚ -゚)「そう言うツンだって、おぞましい肉しか持って来てないじゃないか
人の事が言えるのか?」

左のソファーにいるのは、クー。
学校一の美人と名高いクールな性格をした女の子だ。
ツンも美人なのだが、クーにはかなわない。

ξ;゚⊿゚)ξ「おぞましい肉って何よ!
これはアマゾンに住んでるおじさんがわざわざ送って来てくれたんだから!」

言ってる本人すらたじろいでいる。
それもそのはず。その手には何の生き物の肉かわからないような真っ黒な生肉が、クーラーボックスにぎゅうぎゅう詰めになっているのだ。
こんな物を食える人間なんているのだろうか。

(*^ω^)「ジュルリ」

例外がいた。ってか口でジュルリって言うなよ!

ξ;゚⊿゚)ξ「クーだって変なもの持ってきてるじゃないの!」



173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/03(火) 23:50:40.35 ID:gwgb0pPy0

ツンの視線の先には、クーが持って来た野菜があった。
訂正しよう、野菜であろう物があった。
その見た目は様々な色に変色し、形もおかしくなっていた。

川 ゚ -゚)「私はただ、みんなが食べやすいように調理してきただけだ
お前らとは違う」

このクーの発言が原因となり、口喧嘩はさらにヒートアップしていった。

ξ#゚⊿゚)ξ「そもそもあんたが毒キノコなんて持ってくるから悪いのよ!」

(*゚ω゚)「アッー」

川 ゚ -゚)「ふん、言い逃れ出来なくなると人のせいか
これだからまな板は困るんだ」

ξ#^⊿^)ξ「あら、あなたは脳が胸に詰まってるんじゃなくて?
それだからいつも私よりテストの結果が悪いのよ」

内容が材料から離れてきた頃、ようやく俺は止めようと決心した。

('A`)「二人とも!こんな醜い争いはやめて早く鍋を食べようじゃないか!」

俺が声を掛けると、二人は同時にこちらに目を向け、一気に捲くし立てた。

ξ#゚⊿゚)ξ「まともな材料も無いのにどうやって食べろって言うの!?
あんたが持って来たこれだって何よ?ブラックコーヒーじゃないの!」

川#゚ -゚)「ブラックコーヒーなんてどうするつもりなんだ!?
今夜は寝かせないって事か!?セクハラで訴えるぞ!」



177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/03(火) 23:52:17.59 ID:gwgb0pPy0

この後二人の説教は30分ほど続いた。
ようやく終ると、二人はとても疲れた様子で座り、冷静に会話を始めた。

川;゚ -゚)「こんな事をしていても始まらない
早く鍋の準備をしよう」

ξ;゚⊿゚)ξ「そうね、まずは食材を用意しましょう」

(;'A`)「あの……私めは何をすればよろしいでしょうか?」

俺がおっかなびっくり二人に問いかけると、二人は目を合わせ、俺に対して指示を出した。

川 ゚ -゚)「ドクオは、そこに寝ている豚を連れて食材を買ってきて欲しい
その間に私たちは鍋の用意をしよう」

クーが30分の間に退屈で寝てしまったブーンを指差して言う。
そして手渡されたメモ用紙の中には、普通の食材の名前が書いてあった。

('A`)「わかった、あんまり部屋の中探るんじゃねーぞ?」

ξ゚⊿゚)ξ「そんなことするわけ無いでしょ
馬鹿なこと言ってないで早く買って来なさい」

('A`)「はいよ
ほらブーン、起きろ!スーパー行くぞ!」

(*´ω`)「ツン……そこは駄目だお……あっ…」



180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/03(火) 23:53:33.22 ID:gwgb0pPy0

ブーンが気持ち悪い寝言を吐いていると、ツンが怒った様子でブーンの耳をつねり、叩き起こす。
自分の名前を出されたのが恥ずかしいのか、ただ怒っているだけなのか、ツンの顔は真っ赤になっていた。

(;^ω^)「いてててて……」

ξ*゚⊿゚)ξ「早くいってきなさいって!」

(;^ω^)「な、何がなんだか……」

('A`)「かくかくしかじか」

( ^ω^)「なるほど!」

小説って便利だよね。
うん、言ってみたかっただけ。

こうして俺はブーンと一緒に近くのスーパーに出かける事になった



182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/03(火) 23:54:50.22 ID:gwgb0pPy0

~スーパー~

('A`)「えーっと、まずは野菜だな」

(*^ω^)「きのこっのこのこ元気の子♪」

(;'A`)「お前本当にきのこ好きだな……
多めに買っておくか」

ブーンは基本雑食で何でも食べるのだが、キノコは特に好きだ。
この前学校に何だかわからないようなきのこが大量発生したが、翌日には全部消えていたのはこいつの仕業だろう。

('A`)「次は肉だな」

(*^ω^)「お肉おいしいおっおー」

ブーンの声に振り向くと、なんと試食コーナーで肉を食い散らかしていた。
食い散らかすといってもあくまで比喩で、ブーンは一粒のカスすら残さずに全て平らげている。
周りにはギャラリーすら集まっていて、店員が総掛りで肉を焼いたのを口にするごとに歓声を上げていた。

(;'A`)「さーて、後は飲み物だけだな」

俺は、他人の振りをする事に決めた。



183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/03(火) 23:56:09.21 ID:gwgb0pPy0

~ドクオの部屋~

ドクオとブーンが出て行った後、ツン達はすぐに鍋の準備を始めた。

ξ゚⊿゚)ξ「って言っても、食材が無いから鍋を置いとくだけなのよね……」

川 ゚ -゚)「そんな事よりツン、最近ブーンとはどうなんだ?」

クーがツンに対してわかりきった事を聞く。
いつもはツンが照れて否定し、クーがからかいツンが怒るのだが、今日は違った。

ξ*゚⊿゚)ξ「とととととと特に何も無いわよ!
あんたこそどうなのよ?好きな人ぐらいいるんでしょ?」

川 ゚ -゚)「私か?私は……いるにはいるが……」

クーが言葉に詰まったのを見て、ツンがここぞとばかりに畳み掛ける。
いつも質問攻めされているお返しとでも言わんばかりだ。

ξ*゚⊿゚)ξ「それって誰?見た目は?名前は?年齢は?性別は?私が知ってる人?
どこに住んでるの?性格は?仕事もしくは学校はどこ?ボケ?ツッコミ?」

川;゚ -゚)(うわうっぜえ……)

クーはツンの豹変振りに戸惑いながらも、質問に一つ一つ淡々と答えていく。

川 ゚ -゚)「誰かは言えないな。見た目は普通か少し下ぐらいだ。名前も言えん。年齢は私達と一緒だ。
性別はもちろん男。お前も知っている。この近くだ。性格はちょっと内気。学校も一緒だ。ツッコミだな」



188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/03(火) 23:57:59.38 ID:gwgb0pPy0

クーが答え終わると、ツンはあれ?と首をかしげ、しばらく後に頷いた。

ξ*゚―゚)ξ「クーの好きな人、今のでわかっちゃった」

川 ゚ -゚)「あれだけヒントだせばわかるよな」

ξ*゚―゚)ξ「まあ、もともとわかってたような物なんだけどね」

それからツンとクーが他愛も無い世間話をしていると、玄関から喋り声がしてきた。
ドクオとブーンが帰って来たのだが、少し様子がおかしい。
ドクオが怒鳴り声を上げて、ブーンは小さな声で反論している。

(#'A`)「今回は店の人許してくれたから良かったが、本当なら弁償してたとこなんだぞ!」

( ´ω`)「だってあんなに美味しそうだったんだお……」

ξ;゚⊿゚)ξ「あんたまた試食品を食い散らかしたのね?まったく……」

出迎えたツンが二人を中に入れると、呆れた様子でブーンに問いかける。
ブーンが「しょうがないじゃないかお」と少し開き直り、ツンが説教モードに入ろうとした所で、クーが二人を止めた

川 ゚ -゚)「事情は察した。だが、あいにく私は腹ペコなんだ
鍋の準備をしよう。豚は置いといて」

('A`)「そうだな、野菜切らなきゃいかんから早くしよう
みんな腹ペコだろ?豚は置いといて」

ξ゚⊿゚)ξ「そうね、豚は置いといて」



190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/03(火) 23:59:16.55 ID:gwgb0pPy0

( ´ω`)「みんなひどいおー……ブーンだってまだ食い足りないお……」

ブーンが悲痛な叫びを上げている中、他の三人はせっせと鍋の準備を始めた。
ツンとクーが手分けして野菜を切り、ドクオがコップに飲み物を注いでいる。
10分ほどした所で野菜が切り終わり、とうとう鍋パーティーが始まった。

(;'A`)「ここまで長かったな……」

ξ;゚⊿゚)ξ「色々あったからね……」

川 ゚ -゚)「だが、これで大変なのも終わりだ
後は鍋を食べるだけだな」

クーが鍋の蓋を取ると、もわっとした湯気が出てくる。
「自分達は今から鍋を食べるんだ」と思う至福の時だ。

(*;A;)「うまいなあ……」

ξ*゚⊿゚)ξ「何で泣いてるのよwww
ばっかみたいwwww」

川*゚ -゚)「はっはっはっは。そこまで私たちの料理がうまかったんだろう
しかし何か変だな、頭がボーっとする」



193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/04(水) 00:00:45.19 ID:lQ34nq+i0

(;^ω^)「これお酒じゃないかお!ど、どうすれば……」

ξ*゚⊿゚)ξ「固いこといってないであんたも飲みなさいよ!ほれほれほれ」

(*゚ω゚)「オッーおいしいおお酒おいしいおー!」

ξ*゚⊿゚)ξ「あははははははwww」

泣き上戸、笑い上戸、酒乱。
部屋が大変な事になっているが、楽しいのでいいのだろう。
それからは、飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎ。
大家から何度か苦情が来たが、誰かが気付いた頃には泣きながら寂しそうに帰っていっていた。

(#'A`)「ああ!?蹴り上げて体が浮いた所に空中固定デンプシーが最強に決まってんだろ!?」

(#^ω^)「上等だお!叩き落として頭が沈んだ所に地上流動ラリアットぶちかましてやんお!!」

ξ;∀;)ξ「あはははははははwwwwwガハッwwゴホッwゴエエエエwwwww」

川 ゚ -゚)「くー……くー……」

(#´∀`)「モナもやけ酒もな!こんな世の中糞喰らえー!」

大家まで加わった元鍋パーティーは、全員が酔いつぶれて寝てしまうことで収まった。
この後大家が住居不法侵入で訴えられそうになったり、他の住人から大家一人が責められて自殺しそうになったり、まだまだあるのだが長くなりそうだから割合しよう。

ともかくこれで鍋パーティーは終ったのだ。大家という一人の悲しい犠牲者を残して……。







196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/04(水) 00:02:43.24 ID:lQ34nq+i0

異常で終わりです

お題
今夜は鍋パーティー
降りしきる雨
叩き落として頭が沈んだ所に地上流動ラリアット
熱めのブラックコーヒー


べたべたのギャグしか書けなくてごめんね!
途中で視点変えたら戻せなくなったよ!
批評感想くれたらうれしいよ!
吊ってくるぬるぽ!


[ 2009/02/06 18:38 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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