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( ´_ゝ`)が超能力を使ってみるようです


522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/18(日) 03:11:48.64 ID:F5MTu+sD0

( ´_ゝ`)「ハァッー!」

( ´_ゝ`)「ハァッー!」

( ゚∋゚)「何やってんだよ。」

( ´_ゝ`)「いや、気功であの机の上のコップ倒そうとしてんだけどさ。なかなか倒れないんだよ。」

( ゚∋゚)「氏ね。」




タイトル( ´_ゝ`)が超能力を使ってみるようです



523 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/18(日) 03:12:33.79 ID:F5MTu+sD0

( ´_ゝ`)「そういえば、超能力って信じる?」

( ゚∋゚)「物理的に考えてそんなもん存在しないだろ。」

( ´_ゝ`)「しかしさ、おれ、持ってると思うんだよね。超能力。」

( ゚∋゚)「机の上のコップ倒せなかったじゃねぇか。」

( ´_ゝ`)「・・・」

( ´_ゝ`)「そこのスプーン取ってくれるかな。」

( ゚∋゚)「これか?ほらよ。」

( ´_ゝ`)「これの柄をさ、力を使わず90度曲げることができたら、信じてくれる?」

( ゚∋゚)「無理だと思うがやってみろよ。」


( ゚∋゚)がそう言うと、( ´_ゝ`)は右手でスプーンの柄を握り、なにやら念じ始めた。



527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/18(日) 03:13:49.90 ID:F5MTu+sD0

( ´_ゝ`)「ハァーッ!!」


( ´_ゝ`)が気合を入れると、スプーン先端の楕円形がおかしなふうに変形した。


( ´_ゝ`)「曲がらない・・・やっぱりおれには超能力がないのか・・・」

( ゚∋゚)「いやいや、確かにお前超能力持ってるよ!」

( ´_ゝ`)「え、そうかな・・・」

( ゚∋゚)「そうだろ!だってなんかスプーンの先ぐにゃっ、ってなってるし!」

( ´_ゝ`)「だってそれはまぐれかもしれない・・・」

( ゚∋゚)「いやいや、まぐれでそんなことにはならんだろ!」



528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/18(日) 03:14:56.75 ID:F5MTu+sD0

( ´_ゝ`)「まあ、そうだな・・・冷静になってみよう。スプーンが変形するってどういうことだろう?」

( ゚∋゚)「なんらかの力がスプーンの先にかかったってことだろ。」

( ´_ゝ`)「ああ。そう考えるのが妥当だ。」

( ゚∋゚)「しかしお前はそのスプーンの先には触れていない。」

( ´_ゝ`)「ああ、その通りだ。」

( ´_ゝ`)「透明な触手でスプーンの先を変形させたってことも勿論ない。」

( ´_ゝ`)「そして、おれの体から何らかの分泌物がものすごい勢いで出たわけでもない。」

( ´_ゝ`)「しかし、現実的に考えて、超能力でスプーンが曲がるなんて有り得ないことなんだ。そうだろう?」

( ゚∋゚)「あ・・ああ・・・」

( ´_ゝ`)「なのになぜ、このスプーンの先端がこんなふうになったのか?」

( ´_ゝ`)「その時スプーンにどんな力がかかっていたのか?物理的な観点から推測してみてくれ。」

( ゚∋゚)「超能力じゃないとしたら、高圧縮された空気がスプーンのすくう部分に高速で当たって・・」

( ´_ゝ`)「ばかかwwwそんなん有り得ねーだろカスがwwwwwwテラワロスwwwwwwwwww」


バシーんっ!



529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/18(日) 03:15:44.36 ID:F5MTu+sD0

( ゚∋゚)「いいか。お前は超能力を持っている。」

(彡´_ゝ`)「その通りです。」

( ゚∋゚)「よし、それじゃーまず、このCD。これのケースを手を使わずに開けてみろ。」

(彡´_ゝ`)「そんなん無理だよ・・・」

( ゚∋゚)「いや、スプーンをあんなんにしたお前ならできるはずだ。」

( ゚∋゚)「さあ!やってみろ!」

(彡´_ゝ`)「わかった・・・やってみるよ・・・」

(彡´_ゝ`)「ハァーッ!!」

(彡´_ゝ`)「・・・」

( ゚∋゚)「開かないな。」

( ゚∋゚)「もう1回やって・・いや、ちょっと待て。」

( ゚∋゚)「中のCDになにか変化があるかも知れん。」


パカ



530 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/18(日) 03:16:55.24 ID:F5MTu+sD0

( ゚∋゚)「こ・・・これは・・・」

(彡´_ゝ`)「どうかした?」

( ゚∋゚)「メタリカのCDが・・メシュガーのCDになっている・・・」

(彡´_ゝ`)「何それ・・・」

( ゚∋゚)「メタリカは知っているだろう?ヘヴィーメタルだ。」

(彡´_ゝ`)「名前だけなら聞いたことある。」

( ゚∋゚)「そしてメシュガーの方だが、こちらもメタルで、変拍子主体の音楽をやっている。」

( ゚∋゚)「テンポが歪んだ?ということか。」

(彡´_ゝ`)「なんかよく分からないけど・・とりあえずは超能力が働いたようだね。」



531 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/18(日) 03:18:18.55 ID:F5MTu+sD0

( ゚∋゚)「それじゃあ次はこれだ。」

(彡´_ゝ`)「なにこれ。」

( ゚∋゚)「おれの造ったオブジェだ。」

(彡´_ゝ`)「ぐちゃぐちゃじゃないか。」

( ゚∋゚)「なんか芸術っぽいものを造ろうとしたんだが、何かが足りんのだ。」

( ゚∋゚)「そこで、お前の超能力を使って、これを真の芸術作品に造り直したいと思う。」

(彡´_ゝ`)「上手くいくとは思えないな・・・」

( ゚∋゚)「ものは試しだ。やってみろ。」

(彡´_ゝ`)「・・・わかった。やってみるよ。」

(彡´_ゝ`)「ハァーッ!!」


(彡´_ゝ`)が気合を入れると、次元が歪み、二人は、見たこともない生物でも住んでいそうな異世界に飛ばされた。



533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/18(日) 03:20:30.78 ID:F5MTu+sD0

( ゚∋゚)「どこだよここ・・・」

( ´_ゝ`)「・・・」

( ´_ゝ`)「おれのせいじゃないよ。」

( ゚∋゚)「ああ、わかってるよ・・・」

( ゚∋゚)「どうでもいいことなんだが、お前の顔の傷治ってるな。」

( ´_ゝ`)「ああ、そのようだね。」

( ´_ゝ`)「って、どうでもよくねえよ。てめえさっきはよくもぶってくれたな。」

( ゚∋゚)「お前が聞き分けねえからだろが。」

( ´_ゝ`)「ここでお前を○○して△△してやれば・・・」

( ゚∋゚)「・・・」

( ゚∋゚)「おい、変な気起こすなよ。落ち着けよ・・・」

( ´_ゝ`)「おらぁーっ!」


バシーんっ!



534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/18(日) 03:21:27.47 ID:F5MTu+sD0

(彡´_ゝ`)「さあ!ぐだぐだやってないでここから脱出する方法考えようぜ!」

( ゚∋゚)「ああ・・・」

(彡´_ゝ`)「ここに飛ばされたとき、おれはお前の造ったヘンテコなオブジェに超能力を使った。」

( ゚∋゚)「ああ。」

(彡´_ゝ`)「もう一度、ヘンテコなものに超能力を使えば元の世界に戻れるはずだ!」

( ゚∋゚)「ああ、その可能性はあるな。ただ、他のおかしな場所に飛ばされる可能性も0ではない。」

(彡´_ゝ`)「ネガティブだめ!」

(彡´_ゝ`)「お、丁度いいことにここはヘンテコなものばかりだ!」

(彡´_ゝ`)「まずはこれ!」

(彡´_ゝ`)「ハァーッ!!」


(彡´_ゝ`)が足元に落ちていたヘンテコな物体に超能力をかけると、その物体はなぜか立方体になった。



541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/18(日) 04:00:11.68 ID:F5MTu+sD0

(彡´_ゝ`)「なんかだめっぽいな・・・もう諦めてここで暮らそうか。」

( ゚∋゚)「いや、待て。このヘンテコな世界では、この立方体は異質な存在のはず。」

( ゚∋゚)「この立方体に超能力を使うんだ!」

( ゚∋゚)「そうすればこの世界から出られるかもしれない!」

(彡´_ゝ`)「今おれもそう思っていたところだ!よし!いくぞ!」

(彡´_ゝ`)「ハァーッ!!」


(彡´_ゝ`)が立方体の物体に気合を入れると、次元が再び歪み、二人は気付くと元の世界、さっきまでいた部屋の中に戻って来ていた。



542 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/18(日) 04:04:33.45 ID:F5MTu+sD0

( ´_ゝ`)「も・・戻って来れた・・・」

( ゚∋゚)「よ・・よかった。一時はどうなるかと思ったぞ。」

( ゚∋゚)「お!?こ、これは・・・」


( ゚∋゚)の足元には、真の芸術作品となった( ゚∋゚)の造ったオブジェが転がっていた。


( ´_ゝ`)「これは芸術だ!真の芸術作品だ!オークションに出してみようぜ!!」

( ゚∋゚)「部屋に飾っても悪くないが、そうだな!よし、オークションにでも出してみるか!」




翌日( ゚∋゚)の造ったオブジェは美術品のオークションに出品されたが誰も落札しなかった。










             おわり


[ 2009/01/18 13:46 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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