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みんな、みんな、生きているようです


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 05:55:45.88 ID:66LLi7ijO

( ^ω^)「数学マジワカンネ」

( ^ω^)「脳が理解を拒むから、わからなくても仕方ないんだお」

( ^ω^)「こういう時の暇つぶしは人間観察に限るお」

( ^ω^)「一番後ろ、ど真ん中の席」

( ^ω^)「見られてることを対象に気づかせず、かつ、自分からは見放題な好物件」

( ^ω^)「とはいえ、あんまり真新しいことはないんだお」

( ^ω^)「相変わらず隣のジョルジュは寝てるし」

( ^ω^)「斜め前のミセリとしぃは喋りっぱなし」

( ^ω^)「女が二人は女々しい、女が三人で姦しい」

( ^ω^)「よくそんなにいっぱい話すネタがあるもんだお」



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 05:57:36.30 ID:66LLi7ijO

( ^ω^)「前の席のドクオは……っと、学校休んでたおねそう言えば」

( ^ω^)「気づかなかったお」

( ^ω^)「ツンは二個前の席だから背中見えるはずないし、おかしいと思ったお」

( ^ω^)「しかしツンのドリルパツキンは一体どうなってんだお……地毛? 染毛? パーマ? 天然?」

( ^ω^)「痛んでないから地毛だおね、きっと」

( ^ω^)「天然ツン毛、百パーセント!」

( ^ω^)「はあ」

せめて一度くらい、好きな子の髪を撫でてみたかったお
無理だとわかってても、告白ぐらいはしとくべきだったかもわからんね
あ、ドクオに借りたモンハンとPSP、まだ返してなかったっけ。

僕は、自分の机に置かれた安っぽい陶器の花瓶と
そこに生けてあるスイートピーを見やり

もう一度、「はあ」と深い溜息をついた。



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 06:00:42.42 ID:66LLi7ijO


从'ー'从 「ふええ……寝坊しちゃったよ~」

川 ゚ -゚) 「おや、おそよう渡辺。相変わらずの重役出勤だな」

('、`*川 「もう二時よ。おそよう渡辺」

从'ー'从 「あ、ほんとだ~」

从'ー'从 「ねえねえ、なんだか教室が暗いけど」

从'ー'从 「電気、つけないでいいの~?」



川 ゚ -゚) 「何を言ってるんだ」


('、`*川「馬鹿ねえ。あたしたちじゃスイッチに触れないでしょ」


あれ、そうだっけ。

わたしは薄青い月の光に照らされた教室で
スイッチへと伸ばしたゆびさきが壁の中へ埋まるのを、少しだけ不思議な気持ちで眺めて

ことり、と首を傾げた



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 06:08:39.11 ID:66LLi7ijO

( ´_ゝ`)「まーいにっちまーいにっち2ちゃんでスレめぐりー」

( ´_ゝ`)「ブラクラばっかーりーでー、嫌んなっちゃうよー」

(´<_` )「おk、ブラクラゲット」

( ´_ゝ`)「流石だよな、俺ら」

(´<_` )「F5連打っと」

( ´_ゝ`)「しっかしあれだよなー。自分ちのが使えないからって学校でパソコン借りてまで画像収集とか」

(´<_` )「はは、俺も大概終わってるよな」

( ´_ゝ`)「まあ俺は良質の二次幼女絵さえ手に入ればなんだって良いんだけどな!」

(´<_` )「ん……今日は、いまいち調子が良くないな」

( ´_ゝ`)「諦めるな弟者! もしかしたら次のURL先で、愛らしいはてなようせいタソが待ってるかもしれないじゃまいか」

(´<_` )「……そろそろ帰るかな、妹者も心配するだろうし」

( ´_ゝ`)「ちぇー。あ、シャキン先生だ。見まわりかね」




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 06:09:56.12 ID:66LLi7ijO

(`・ω・´)「おや、まだ生徒が居たのか。下校放送聞こえなかったかい」

(´<_` )「え、もう鳴ってたんですか。すみません、すぐ帰ります」

( ´_ゝ`)「ってかチャイムの音聞こえなかったよな」

(`・ω・´)「む、おかしいな。聞こえなかったか?」

(`・ω・´)「ああ成る程、スピーカーの電源切りっぱなしになってたよ。私としたことが」

(´<_` )「そうですか。俺もこれからは、もう少し頻繁に時計見るように心がけます」

(`・ω・´)「そうしてくれ」

(`・ω・´)「そうだ、誰もいないかと思って玄関を閉めてしまったんだった。悪いが裏口を通って帰ってくれるか」

(´<_` )「わかりました」

( ´_ゝ`)「へーい」

(`・ω・´)「それと、弟者君」



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 06:11:45.64 ID:66LLi7ijO

(`・ω・´)「それと、弟者君」

(`・ω・´)「辛いのもわかるが、そろそろ前を向いて歩き出すべき時ではないかな」

(´<_` )「ええ、頭では分かってるつもりなんです」

(´<_` )「けど、パソコンさえ点いてれば、兄者はまたひょっこり顔を出すんじゃないかって」

( <_  )「1ヶ月たった今でもまだ、
そんな望みが捨てきれない、みたいで」

実際今でも、隣に居るんだけどな。
確かに呟いたその言葉も、弟はやっぱり聞こえない

どれだけ叫べば、気づいてくれる?


[ 2008/07/11 18:52 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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