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( ^ω^)はろくでなしのようです


524 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/14(水) 02:16:28.94 ID:nD6wN7QsO

('A`)「リーチ」

( ^ω^)「これまた早いお」

時計の短針が11を指し夜も更けようとしていた時、ブーンはいつものようにドクオ宅で麻雀を楽しんでいた

('A`)「…と、ブーンの携帯震えてるぞ」

( ^ω^)「お?こんな夜遅くに誰が…ツン?」

ξ#゚⊿゚)ξ『やっと繋がった!ねぇ、今日はなんの日かわかってんの!?』

( ^ω^)つ□「なんの日ってドクオの家で麻雀打つ日だお」

('A`)「それロン」

(; ^ω^)「うぉっ、ちょっと待つお!」

ξ#゚⊿゚)ξ『信じられない!!もうしばらく話しかけてこないで!!!!』

(; ^ω^)「おっ!?どうしたんだお!!?」

(; ^ω^)「切れた…」

(´・ω・`)「すごい大きい声だったね、電話越しでもツンの声が聞こえたよ」

川 ゚ -゚)「まったく、いったい何でツンは怒っていたんだ?」

(; ^ω^)「それがまったく心当たりがないお…」
( ^ω^)はろくでなしのようです



526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/14(水) 02:18:06.41 ID:nD6wN7QsO

('A`)「みんな、コーヒーいれてきたぞ」

クー、ショボン、ドクオは先の電話をただ事ではないと判断し一時話し合うことにした

(; ^ω^)つ【珈琲】「かたじけないお…麻雀を止めてまで」

(´・ω・`)つ【珈琲】「…ありがとう僕らは友達じゃないか
当面の問題は『ツンは何を怒っていたか』だね」

川 ゚ -゚)「『旧くからの友人』として断言するがツンは理由なくあそこまで怒ったりはしないぞ
ブーンは『何か大切なことを忘れている』んじゃないか?」

( ^ω^)「何も思い出せないお!」

(;'A`)「開き直るなよ…」

( ^ω^)「でもツンの誕生日は先月だったし付き合って一周年の日は来月だお」

川 ゚ -゚)「『今日はツンの記念日の類いではない』ということだな」

('A`)「そうだな、まずは最近ツンと会った時のことについて教えてくれよ」

( ^ω^)「この間会ったのは確か…」



528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/14(水) 02:19:52.44 ID:nD6wN7QsO

―――――

ξ゚⊿゚)ξ「この服似合うかしら?」

( ^ω^)「スリムなツンによく似合ってるお」

ξ*゚⊿゚)ξ「あ、あんたと比べたら誰だってスリムよ」

ξ*゚⊿゚)ξ「でもブーンがそう言うのだったら買っても良いかもね……あれま」

( ^ω^)「値札を見て固まるってことは高いのかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「え、ええ…手持ちじゃ少し足りないみたい」

( ^ω^)「なら僕が買ってあげるお!」

ξ゚⊿゚)ξ「えっ!嘘!?」

( ^ω^)「誕生日プレゼントだお!ただし今日の食事代は割り勘で頼むおw」

ξ*゚⊿゚)ξ「ありがとう!!」

―――――



529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/14(水) 02:21:13.72 ID:nD6wN7QsO

(* ^ω^)「先月の終わりに一緒に買い物に出掛けたんだお」

(#'A`)「けっ、リア充野郎が」

(´・ω・`)「それでその日何か約束だとかはしたの?」

( ^ω^)「約束…したのかお?よく思い出せないお」

('A`)「おいおい『自分のこと』だろ
なんで思い出せないんだよ…」

(; ^ω^)「その日は『ツンのことで頭がいっぱい』で…」

(#'A`)「やっぱり死ね」

(´・ω・`)「どうどう…、まぁ間違いなくその日に何か『約束をした』んだろうね」

(´・ω・`)「もう一度その日を思い出してみなよ。買い物の後のことまでね」

(; ^ω^)「えと…ええと……」

('A`)(……)

('A`)「俺いっち抜けた」



532 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/14(水) 02:23:15.83 ID:nD6wN7QsO

(´・ω・`)「ドクオ!」

(; ^ω^)「いいんだお…ここまで真剣に話してくれただけで僕は満足だお」

('A`)「…本当にわからないのか?自分のことなんだぞ?」

(; ^ω^)「だからさっきから…」

('A`)「たく…さっきまでので十分じゃねーか」

( ^ω^)「おっ!?」

(´・ω・`)「ということはドクオは『ツンは何を怒っていたか』わかったの?」

('A`)「ちょい卑怯だが確信もある」



535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/14(水) 02:25:23.06 ID:nD6wN7QsO

('A`)「『なにか大切なことを忘れている』がそれは『ツンの記念日の類いではない』んだろ、単純な引き算じゃねーか」

(´・ω・`)「あぁなるほど、らしいと言えばブーンらしい度忘れだね」

(; ^ω^)「おっ?おっ!?」

(;'A`)「ったく鈍い奴だな…、と言っても俺も今の今まで忘れてたんだが」



('A`)「今日はお前の誕生日だろうが!」

(; ^ω^)「あっ!!」

( ^ω^)「11時40分…まだ間に合うお!ドクオ!!」

('A`)「あぁ早く行ってやれ」

ドクオの返事が早いかブーンが出ていくのが早いか、ブーンはドクオ宅を後にした



538 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/14(水) 02:26:57.80 ID:nD6wN7QsO

('A`)「ツンのことしか頭にないのはいつもだろうが…、で」

(´・ω・`)「?」

('A`)「答え合わせでもしてもらくれないか?
『ツンと旧くからの友人』でありブーンの回想あたりからずっと麻雀卓の下で携帯をいじってるクーさんよ」

川;゚ -゚)ギクゥ

川;゚ -゚)「き、気がついていたのかドクオ」

('A`)「一人だけ出されたコーヒーを放置して携帯をチラチラ見てりゃ誰だって気がつく」

(´・ω・`)ショボーン…

('A`)「それで俺の推理はどうだったんだ?ま、ブーンが思い出した時点でほぼ正解なんだろうがな」

川 ゚ -゚)「補足するとブーンは学生にしては高価な服をプレゼントしたらしい

川 ゚ -゚)「それをうけてツンは『あんたの誕生日にも凄いプレゼントあげるんだから』と約束を取り付けたと」

(´・ω・`)「ついでに言うと約束の場所と時間は11時にブーンの家の前、か」

川#゚ -゚)「勝手に人の携帯を覗くな」



539 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/14(水) 02:29:24.36 ID:nD6wN7QsO

ドクオ宅から走って15分、ブーンはようやく自宅へたどり着こうとしていた

(; ^ω^)「はぁ、はぁ……ツン!」

先月ツンへ贈った服に身を包んで彼女は確かにそこにいた

(; ^ω^)「ごめんお!ツンとの約束を忘れるなん…」

ξ*゚⊿゚)ξ「良いのよ…思い出してくれてありがと、ブーン」

ξ*゚⊿゚)ξ「誕生日おめでとう」

fin


[ 2009/01/14 18:16 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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