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( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです


337 :( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです:2009/01/07(水) 03:17:08.94 ID:bw+5AUfs0

ヒーローになりたかった男たちに贈る、青春の賛歌。
全米が笑い、そして涙した完全無欠のファンタジー。
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( ゚∀゚)o彡゜「イヤッホホホイ!!! おっぱい! おっぱい!」

川 ゚ー゚)「相変わらず下品なヤツだな君は」


   _
 ( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです






338 :( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです:2009/01/07(水) 03:18:57.84 ID:bw+5AUfs0

頃はVip暦265年くらい末。大陸はバーボン王国とブランデー帝国真っ二つに割れての戦争状態。国境の町オワタを年末年始などお構い無しに今日も戦火が襲う。

('A`)「全て奪え、全て壊せ、全て犯せ。容赦はいらんぞ」

・兵・)「ぎゃははははっ!!」

川;゚-゚)「くっ!」


  _
( ゚∀゚)о彡゜「はっ! 巨乳が俺を呼んでいる!! おっぱいおっぱい! (バーボン兵ども! お前らの好きにはさせん!)」

川;゚-゚)「逆だ! 逆!」

少女を追っていたのは四人の兵士と隊長格らしき貧相な男。
一斉に剣を抜き、ジュルジュへと切っ先を向ける。

('A`)「双丘の勇者ジョルジュか。お前ら、討ち取って名を挙げろ」

・兵・)「サー! イエッサー!」
  _
( ゚∀゚)о彡゜「ヒーロー見参! 雑魚ども! 手加減はせんぞ!」



339 :( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです:2009/01/07(水) 03:21:31.43 ID:bw+5AUfs0

一閃。切りかかった四人の兵士の首と胴とが再び一つになることはなかった。

(;'A`)「ひっ、ひぃぃぃ、おたすけーーー!」
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( ゚∀゚)о彡゜「死ぬ覚悟もないのなら初めから戦場に立つな・・・・・・」

日が沈むころには戦は終わり、戦勝の宴が始まる。
戦死者を謳い、戦いぶりを称え、生あることを噛み締める。兵たちの歌が街に響き渡る。

友は逝った。父も、兄も弟も。だが、涙はいらない。さぁ、酒を飲もう。明日は我らだ悲しむ暇などありはしないさ。さぁ、杯を満たそう。

一人離れて、歌い踊る輪を眺める。
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( ゚∀゚)「・・・・・・やっぱ、慣れるもんじゃないよな」

川 ゚-゚)「意外だな。双丘の勇者様ともあろう方が」
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(;゚∀゚)o彡゜「! お、おっぱいおっぱい!」

川 ゚ー゚)「無理をしなくとも良いぞ? 昼間は助けられたな、礼を言う。クーだ」

クーは、ずっと北から旅をしてきたのだという。時に戦いに巻き込まれながらも、自由に。腰に下げた使い古しの剣と、服の汚れが旅の過酷さを物語っていた。
ジョルジュは――クーの旅の理由も分からなければ、目的も分からなかったが――クーを羨ましいと思った。自分には、この街を守る義務がある。あるいは戦況が動けば、軍に従ってどこかへいかなければならない。
そしてそこでまたいつまでも戦い続けるのだろう。
自由はとうの昔にあきらめたものだ。



341 :( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです:2009/01/07(水) 03:23:22.48 ID:bw+5AUfs0
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( ゚∀゚)「なぁ、クー?」

川 ゚-゚)「ん?」

  _
( ゚∀゚)「もっと旅の話を聞かせてくれ」

川 ゚ー゚)「いいとも。そうだな・・・・・・」

月明りの下で、夜は更けていった。

数日が、平穏のうちに過ぎた。オワタは静かな新年を迎え、ジョルジュとクーはよく一緒にいるようになっていた。
だが、平和などというものは長くは続かない。再び、バーボンの兵が攻めてきたのだ。



342 :( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです:2009/01/07(水) 03:24:43.03 ID:bw+5AUfs0
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( ゚∀゚)o彡゜「またこりゃ随分と連れてきたな。ご苦労なことで」

川 ゚-゚)「・・・・・・」
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( ゚∀゚)o彡゜「辛気臭い顔すんなよ、ほらおっぱい! おっぱい!」

川 //-//)「ど、ど、どこを触っている!!」

(゚∀゚)o「あれ? (去年より)大きくなった?」

川 ゚-゚)「ジョルジュ! 私の前でそんな虚勢を張らないでくれ・・・・・・」
  _
( ゚∀゚)「・・・・・・安心しろ。俺は死なないし、お前も守る。虚勢でも過信でもない、約束だ。俺はヒーローだからな? ほら、笑って送り出せよ?」

川 ゚‐゚)「・・・・・・」



343 :( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです:2009/01/07(水) 03:26:29.95 ID:bw+5AUfs0

新年の、寒い日だった。曖昧だった空はやがて厚い雲に覆われ、初雪が降り始めた。風はほとんどない。視界は悪く、地の利があるジョルジュたちのほうが有利と思われたのだが・・・・・・。

;・将・)「報告! オワタ西地区にて城壁爆破!内部からの爆破です!敵勢確認 およそ80!」

;・参謀・)「東地区にも敵複数確認との報アリ! 救援要請が出ております」
  _
(;゚∀゚)「民間人の安全を確保する、兵120を西地区へ、東は俺が行く。残りはここで敵本隊を迎え撃て!」
  _
(;゚∀゚)(クー、無事でいろ!)

街の中は、すでに悲鳴と血にまみれていた。目に付いた敵兵を手当たり次第に切り伏せながら、ジョルジュは走り続ける。



344 :( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです:2009/01/07(水) 03:27:46.19 ID:bw+5AUfs0

川 ゚-゚)「ジョルジュ!」
  _
( ゚∀゚)o「クー! 無事だった・・・か・・・?」

そこにいたのは二人。

(′・ω・`)「やぁ」

軽い口調で話しかけてきた男。面識はないが、誰もがその顔を知っている――その男がクーを後ろ手に縛ってこちらをみすえている。

(′・ω・`)「バーボン王国王太子、および同国陸軍大将ショボンだ。城壁の爆破はサービスだから受け取って欲しい。ま、予定よりちょっと少なかったけど満足してくれたかい?」
  _
(♯゚∀゚)o「クーを放せ」

(′・ω・`)「口の利き方には気をつけろ。ぶち殺すぞ」
  _
(♯゚∀゚)o「放せと言った」

(♯・ω・`)「いい度胸だ。こっちに引き抜いてやろうと思っていたが気が変わった」

ショボンはそういうと剣を抜き、高々と掲げる。そして――



345 :( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです:2009/01/07(水) 03:29:14.49 ID:bw+5AUfs0
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(;゚∀゚)o「やめろっ!!!」

川;゚-゚)「あっ!?」

切っ先が振り下ろされ、クーの背中から真っ赤な液体が溢れ出る。

(′・ω・`)「ほら、放してやるよ」

背中を押され、クーは前のめりに、力なく倒れこみ、ジョルジュがかろうじて彼女を抱きとめた。背から噴き出した血糊はすでに冷たくなり始め、戒めが解かれた手も、もう動くことは・・・・・・・・動くことは・・・・・・?

ザクッ

(;゚∀゚)「えっ?」

柔らかな肉に突き刺さる鋭利な刃。ぼとぼとと、零れ落ちていくのが分かる真っ赤な血と、真っ赤な血と、一緒に。

川 -)「・・・・・・」

(;-∀-)「おれ、は・・・・・・クーを守る・・・・・・ヒー・・・ロー・・・・・・に」

降り積もる雪を最後に、世界が、暗転した。



346 :( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです:2009/01/07(水) 03:30:04.29 ID:bw+5AUfs0

(′・ω・`)「よくやった。これでこの街も我々のものだ」

川 -)「・・・・・・」





(′・ω・`)「素直クール、何を立ち止まっている?」

川 -)「ジョルジュは私を守ると言ってくれた」

(′・ω・`)「? 全く莫迦なヤツだな。スパイとも気づかずに」

川 -)「私のヒーローになると、言ってくれた」

(′・ω・`)「何が言いたい? 素直クール」

川 ゚-゚)「私が自由だといってくれた! 私はジョルジュの想いに応える!」

(′・ω・`)「裏切るか。お前ごときに何が出来る! 二人仲良くあの世に行ってろ・・・・・・せいっ」



356 :( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです:2009/01/07(水) 04:10:02.22 ID:bw+5AUfs0

ショボンの剣が、きらめく。先ほどとは違う、確実に死を狙った一撃。それがクーに届く直前、彼女は、笑った。

川 ゚ー゚)「ふっ、迂闊だな。どうして東西の城壁しか爆破しなかったと思う? どうしてほぼ丸腰の私が今笑っていられると思う?」

(′;;;・ω・`)「ま、まさか、自爆を!?」

川 ゚ー゚)「ジョルジュ、さよならだ。お前を騙したこと、許されないよな。でも、お前と一緒に暮らした数日間、私は、本当に、自由だったよ。さよなら、私のヒーロー」

(′゜ω゜`)「チョゲプリィィィィイイイ!!!!」



357 :( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです:2009/01/07(水) 04:12:02.40 ID:bw+5AUfs0

( ゚∀゚)「俺は・・・・・・生きてるのか。」

( ゚∀゚)「クー?」

(゚∀゚ )「クー、どこにいるんだ?」

( ゚∀゚)「クー?」


その後、双丘の勇者の活躍によってバーボン王国は倒され戦乱の時代が終わる。勇者は軍をやめ、旅に出たという。
何を求めて? そんなことは分からない。ただ言えることは、彼は自由を手に入れたということだけ、だ。

   _
 ( ゚∀゚)o彡゜「おっぱい! おっぱい!」 完







358 :( ゚∀゚)o彡゜は双丘の勇者のようです:2009/01/07(水) 04:14:02.50 ID:bw+5AUfs0

あとがきてきな。

さるに邪魔されつつもこれにて完です。
拙い文章ですが、アドバイスをいただけるとありがたいです。


お題
月光の下
自爆
ヒーローになりたかった人達へ
イヤッホホホイ
降り積もる雪
チョゲプリィィィィイイイ!!!!

ジャンル 爽快ファンタジーアクション


[ 2009/01/07 21:12 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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