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V         (のようです)



( ^ω^)「……」


ぼくはその異様な光景に 絶句するほかありませんでした

八畳一間のアパート 部屋の真ん中に鎮座するそれは
どう見ても 畳張りの生活空間には似つかわしくない
奇妙な物体でありまして


(´・ω・`)「期限は一週間。簡単だろう?」

( ^ω^)「……ええ、でも、本当にこれを見張るだけでいいんですかお?」

(´・ω・`)「ああ、それだけだ」

( ^ω^)「はあ……」


話しながらも ぼくの視線は釘付けです
妙な威圧感をもって その心を支配し
不安という名の翳をねじり込む

直感的に 禍禍しいものを覚えました




------------------------------------------------------------------------


(´・ω・`)「そうだ、鍵、鍵」


そう言うと 大柄な中年男性は
黒いコートのポケットをまさぐり
そいつを ぼくに手渡しました


(´・ω・`)「これが合鍵だ。いつでも使っていい」

( ^ω^)「あ、はいですお」


受け取ってから しげしげと眺めてみましたが
目の前のそれとは違い
鍵のほうは どこにでもあるような 普通のものに相違ありませんでした


(´・ω・`)「じゃあ、僕はこれで」

(;^ω^)「え? もう行ってしまうんですかお?」

(´・ω・`)「色々と忙しい身でね」

( ^ω^)「何度も言うようですが、そのう……」

(´・ω・`)「ここに来るまでに説明した通りだよ」

( ^ω^)「は、はあ……」


できるだけ平静を装ったつもりでしたが
その時のぼくは さぞ訝しげな表情をしていたことでしょう

溜息とともに 眼前のそれを再度眺めてみます


ばたん

彼が出て行ったことを ドアの音で確認しました

しかし ぼくの視線はそちらには向きません
その物体から 目を離すつもりがなかったからです

いえ 離せなかったというほうが 正しいでしょうか


( ^ω^)「……」


家具のない 生活臭のかけらもない
この空間に 一人居座る 巨大な木箱

それを
呆けた顔で見つめる ぼくの呼吸音だけが 響きます

外の陽光に なおも抗うような暗さを保ちつづける 八畳一間のまんなかで





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[ 2009/12/31 13:55 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

川 ゚ -゚)クーとモナーが出会うようです


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「クーさんって何考えてるのか、わかんないよね」


そんなことを言われたのは、四月の初め。

今では話しかけられたことすら懐かしい。

川 ゚ -゚)(次は数学か……)

高校に進学してから二週間。

周りでは個々のグループが形成され、わいわいと楽しげに雑談をしている。

川 ゚ -゚)「……くだらない」

せいぜい、彼らの話す内容と言えば音楽だのテレビ番組だの。

本当にどうでもいい話ばかりだ。


( ´∀`)「あの」

川 ゚ -゚)「む?」

声の方へ振り返ると、そこには男子生徒が立っていた。
確か、一番前に座っているモナーとかいう男子。


川 ゚ -゚)「何か用か?」

( ´∀`)「ガムいる?」

川 ゚ -゚)「え?」

思わず、間抜けに聞き返してしまった。

( ´∀`)「ねぇ、ガムいる?」

そこで、ようやくモナーが持っているガムの存在に気付く。
どうやらガムが必要か、と聞いているらしい。


川 ゚ -゚)「いや、私は――」

( ´∀`)「いるの? いらないの?」

川 ゚ -゚)「いや、別にいらないが……」

( ´∀`)「ガム食べようよ。おいしいよ」


川 ゚ -゚)「むぐっ!?」

モナーは、強引に私の口にガムを押し込む。

瞬間、口の中に奇妙な味が広がった。


川 ゚ -゚)「まずっ……何味だ?」

( ´∀`)「トウモロコシ味。じゃあね」

そう言うと、モナーは自分の席へと戻っていった。


川 ゚ -゚)「トウモロコシ味って……」

食えなくは無いが、吐き出したい欲求に駆られる。

……彼は何がしたかったのだろう。

私にはわからない。

他人の気持ちも、何も。



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[ 2009/12/31 13:52 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ゚∀゚)ジョルジュはライオンのようです


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作者注※ 多少生々しい描写があるので、苦手な人は注意です。




 黄緑色の草が景色全体を装飾するこの地サバンナには、ある一頭のライオンがいた。
 そのライオンは凶暴で、いつも一人だった。
 誰も寄り付かないというより、誰も近づかせないといった感じだ。
 妻を娶らず、子供を作らず。体中に傷をつくり、生涯孤独という言葉が良く似合っていた。
 だがそんなライオンにも、命を賭して守りたいほど、とても大切なものがあった。



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[ 2009/12/31 13:50 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

从 ゚∀从('A`)( ^ω^)三馬鹿のようッス


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从 ∀从「ハッハッハ……」

ハインは自室の勉強机の椅子座り、虚ろな目をしながら乾いた笑いを溢している。
机の上には何も書かれていない、真っ白なノートが開かれている。
これは日頃のハインの勤勉さの賜であろう。

从 ゚∀从「さて、どうしたもんかね」

呟きつつ、ハインは数学の問題集を開く。
こちらもノートと同じく真っ白だ。
ハインの綺麗好きさが窺い知る事が出来る。
ハインは問題の一つを読み上げる。

从 ゚∀从「シ……ン…コ……ス……タン……?」

从 ゚∀从「印刷ミスか?数学じゃなくて英語だろ、これ」




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[ 2009/12/31 13:49 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

(´・ω・`)と1泊のようです


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※少々グロテスクな表現があります
  閲覧注意




やあ (´・ω・`)

ようこそ、一白荘へ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、出迎えは僕一人なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、この建物を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。

殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思ってこのペンションを作ったんだ。

じゃあ、いらっしゃいませ。




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[ 2009/12/31 13:48 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)は帰るようです


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('A`)「よっしゃ、はじめるぞ。
   覚悟はいいな、お前ら」

( ^ω^)「もちろんだお」
(´・ω・`)「問題ないね」
( ゚∀゚)「早く始めろよてめー」

('A`)「おし、じゃあいくぜ……!」


('A`)「王様だーれだ♪」


ここはオタクの聖地アキハバラのとある居酒屋。
集った酒飲み共は、4人。
ブーン、ドクオ、ショボン、ジョルジュ。
男だけで王様ゲームに興じる姿は滑稽でさえある。

( ^ω^)「ちょwwwwwwまた外れかおwwwwww」

(´・ω・`)「お、どうやら僕が王様のようだね」

( ゚∀゚)「ちくしょー、てめー何度目だよ……」

('A`)「……ちっ、しゃあねぇな、なんなりと命令してくれよ」


4人は同級生だ。
VIP高校を卒業し、それぞれが違う道を歩み始めてから6年。
久しぶりに再会を果たした一行は、盃を片手に話に花を咲かせた。


(´・ω・`)「そうだね、もう王様も7回目だし趣向を代えようか」


(´・ω・`)「2番の人が、母校に帰る」



('A`)「……は?」

( ゚∀゚)「ねーよwwwwwww面倒すぎだろwwwwww」

(´・ω・`)「悲しいけど、王様の命令は絶対なのよね」

( ^ω^)「やべえwwwww僕2番だおwwwwwww」

(´・ω・`)「ブーンか、ちょうどいい。
      明日9時の便で学校に直行ね。命令だから」

(;^ω^)「ちょ、mjd?」

(´・ω・`)「僕は本気だよ」


何言ってんのこいつ……という思いが胸に浮かぶが、

('A`)「王様の命令は絶対だよなwwwwwwwww」

( ゚∀゚)「だよなwwwwww頑張れよwwwwww」

(´・ω・`)「それじゃ頼むよ。あ、旅費はブーン持ちだから。」

(;^ω^)「(こいつら……)」


観念せざるを得ないようだ。


(;^ω^)「つーかお金がやばいお。電車賃払ったらそこで終了だお」



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[ 2009/12/31 13:47 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

(´・ω・`) 知らなくていいことがあるようです


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('A`)「なー、英和辞書貸してくれよ」

 ドクオが最近、僕によく話しかけてくるようになった。
僕の席は窓際のいちばん後ろで、薄いカーテンがひらひらしている。

(´・ω・`)「うん、いいよ。昼休みには返してね、五時間目は英語だから」

('A`)「おう、助かるわ」

 そう言いながら、ドクオは前の席へ腰掛けた。
ふわり、と。かすかな煙草のけむりが鼻をかすめる。
僕と向き合うかたちになって、すこしだけ心がふわふわしてしまう。

('A`)「窓際はいいよなァ、外が見れて」

(´・ω・`)「そうでもないよ、カーテンがあっても日差しがきついし」

('A`)「そっかァ? 俺の席なんか教壇の前だぜ」

(´・ω・`)「それはご愁傷様だね」

 はやく席替えしねェかなー、とドクオは片肘をついて溜息をこぼした。
ざわざわとクラスメイトたちが雑談する声が、いつもは耳障りだったが
こうしてふたりで話しているときは、まったく気にならない。
僕はドクオの声だけを耳に受け容れる。



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[ 2009/12/31 13:46 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)と('A`)と川 ゚ -゚)は幼なじみなようです


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これは ( ^ω^)と('A`)は見つけるようです のサイドストーリーになります
読んでいない方は先にそちらを読む事をお勧めします






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[ 2009/12/31 13:44 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)と('A`)は見つけるようです


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( ^ω^) お

('A`) あ

( ^ω^) きれいだお

('A`) うん

( ^ω^) 夕日



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[ 2009/12/31 13:42 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

('A`)が生と死を彷徨うようです


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教室には黒板から響く小気味のよい音と少数のひっそりとした話し声のみが聞こえていた。

というのも今は英語の授業中だからだ。

教師が次から次へと板書をしていき、ほとんどの生徒は黙々と写している。

中には寝ている奴や話してる奴もいるが概ねこのクラスは真面目らしい。

そしてオレはというと何をするでもなくただ教室を見渡していた。

眠くはなかったし、かといって板書を写す必要はないからだ。

なぜかって?




それは今日オレは自殺するからさ。




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[ 2009/12/31 13:11 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ゚∀゚)ジョルジュは不老不死なようです


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その男は不老不死だった。
数年前から有名になり、今やその名は世界中に知られている。

そんな男に、取材を申し込めるという話が持ち上がったとき、各国のありとあらゆるメディアが名乗りを上げた。

男の「抽選で決める」という提案によって、その万金の価値に値する権利を手に入れたのは……

どういうわけか、小さな地方の新聞社だった。



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[ 2009/12/31 13:09 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

(;^ω^)作者の頭がどうかしちゃったようです


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今回は当時のノリを再現するために、 青色小文字 で他の方のレスが入っています




僕達は中学二年生になり、少しだけ大人になった。

僕はもう語尾に『お』なんて付けたりしない。

ツンは素直で優しい娘になった。

ショボンは男に興味が無くなった。

クーは笑顔が似合う明るい子になった。

渡辺さんはしっかり者になった。

ドクオとは喧嘩中だけど頑張り屋になった。

そう、僕達は少しだけ大人になったんだ。




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                     クリック厳禁

[ 2009/12/31 13:08 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)ブーンはお弁当屋さんのようです


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( #^ω^)「まったく嘆かわしい事この上ないお!」

ブーンは新聞を読みながら叫んだ。

( #^ω^)「ゆとり教育のせいで子供たちの学力は低下する一方だお!」

新聞を閉じると荒々しく休憩所の机に叩きつける。

( #^ω^)「子供たちの学力低下を食い止めるために、僕にも何かできることはあるはずだお!」

拳を力強く握り締め、決意を固めるブーン。
その時、力みすぎて屁が出たのは僕らのだけの秘密にして欲しい。

( #^ω^)「日本の未来は僕が救ってみせるお!!」

そう高々と宣言したところで休憩所の扉が開く。

('A`)「てんちょー!もうすぐ開店時間っすよーー!」

( ^ω^)「わかったおー!!」




( ^ω^)『いらっしゃいませ!ブーン弁当へようこそ!!』('A`)





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[ 2009/12/31 13:05 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

(,,゚Д゚) Have the death and compensate (゚∀゚ )


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前どっかの文献で見た。

『神は自分の子供だけを愛す』

とんだ親馬鹿野郎だ。

まあ別に俺は神なんて信じてねーし?

神なんて信じてる奴は心が弱いとしか思えねー。

こんな所に駆り出された時点であんな奴死ねって思ったね。

呪いで奴が殺せるなら、既に百回は奴を殺してる。

上官は奴を信じきってやがる。

毎朝奴にお祈りして、それで人が死なないと思ってやがる。

クソ食らえ。

「今この場に君達がいるのは、神の加護おかげだ」なんて都合の良いこと言いやがって。

じゃあ死んだ奴は神の加護がなかったからなのか。

クー程熱心に神を信仰してた奴を俺は知らねー。

神の加護が本当にあるのなら、ここにいるのは俺じゃねーはずだ。
おまえらでもねー。あいつだろ。

もう全員死んじまえ。



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[ 2009/12/31 13:04 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)秋風と共に去るようです


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[ 2009/12/31 13:03 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

从゚∀从ハインリッヒの志は砕けないようです


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  _
(; ゚∀゚)「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ・・・」

息を切らせて走るジョルジュ。
メロスではないので裸ではないが、
この暑苦しくて仕方がない学ランは脱ぎ捨ててしまいたい。
だが、そんな時間があればとにかく走っていたかった。
1秒でもいい、早く、とにかく早く駆けつけなければ。
その思いだけがジョルジュを駆り立てていた。

走るんだ、1秒でも早く、ハインリッヒのいる病院へ。



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[ 2009/12/31 12:59 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^) ブーン達と (???) のようです


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不思議な夢を見ました。

何もない真っ白な空間で、僕はぷかぷかと浮かんでいました。
上も下もわからないそこは、最初はすごく怖かったけど、
空を飛んでいるみたいだ、と思ったら、真っ白な空間は一面青空になりました。

雲一つない青空を、僕は進みます。
やがて街が見えてきました。所々に見覚えのある建物があります。
僕が住んでいる街でした。
それに気づいた僕は、真っ直ぐに学校を目指しました。

空から見た学校は、いつもと違う感じがしました。
皆をびっくりさせようと思った僕は、3階にある自分のクラスの6年3組の教室まで降りました。
窓から見た教室には、誰もいませんでした。
がっかりしました。

窓が開いていたので、教室に入りました。
誰もいない教室はとても静かで、少し寂しかったです。
ふと、僕は自分の机を見ました。

机の上に何かがあります。なんだろうと思い、僕は机に向かいました。
それは、銀色に光る、星の形をした、バッジでした。
真ん中に1文字、えーと…Sと彫ってありました。英語はよくわかりません。

僕がバッジを手に取ると、突然真ん中の文字が光りだしました。
びっくりしたけど、その光からはとても優しい感じがして、すぐに安心できました。
すると、どこからか声が聞こえてきました。


「やぁ、こんにちは」

僕はびっくりして周りを見ます。誰もいません。
気のせいかな、と僕は首を傾げ、バッジに目を戻します。


「あはは、びっくりさせちゃったみたいだね」

その声は、バッジから聞こえていました。


「ごめんね、僕の名前はジークって言うんだ」

僕も自分の名前を言いました。バッジに自己紹介なんて、変な気分です。

「いい名前だね」

バッジに褒められました。何か複雑です。

「僕がここにきたのは、君に忠告とお願いがあるんだ」

それは何?と僕は聞き返します。


「この世界が、死んでしまうかもしれないんだ」



…? 何を言っているんだろう?
世界が…死んでしまう?


「この地球が、悪い奴等に狙われているんだ」

よくわからない僕に構わず、バッジは言葉を続けます。

「そして君、いや君達6年3組は、それに巻き込まれることになるんだ」

なんだかわくわくしてきました。ゲームみたいです。
僕は興味津々になって、バッジの話を聞きます。


「君達の力を、貸してほしい 僕と一緒に、奴等からこの地球を守ってほしい」

もちろん!と僕は元気よく返事をしました。


「ありがとう」

そう言って、バッジの光がすごく強くなって、僕はたまらずに目を閉じました。

「危なくなったら、僕を呼んで? 僕はジーク 君の名前も、忘れないよ」

目を閉じても、光がどんどん強くなっていくのを感じました。

「それじゃあ、また後でね ブーン……」

その声を聞いて、僕は光に包まれました。
…あだ名教えちゃった…




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[ 2009/12/31 12:58 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

(,,゚Д゚) ギコと ( ФωФ) ロマネスクは時代を担うようです


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 武道館には、割れんばかりの歓声と熱気が渦巻いていた。
 「北進空手 全VIP選手権大会」と記された横断幕。
 中央の試合場では、今まさにその決勝戦が行われようとしていた。

(#゚Д゚) 「おぉおおおおおおおおおおおおっ!!」

 一方は長身の青年。
 見事な捌きで相手の拳足を打ち落とし、的確な返し突きで相手の体力を削っている。
 名を、ギコと言った。

( ФωФ) 「ぬおぁあああああああああああああっ!!」

 対するはがっしりとした中年の男。
 青年とは対照的に、威力を重視した動作の大きな技が多い。
 名を、杉浦ロマネスク。





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[ 2009/12/31 12:54 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

(´・ω・`) が猫を拾ったようです


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川 ゚ -゚)「お兄さん、わたしを拾ってくれないか?」


クールな目をしたその猫が、そんな風に唐突に声を掛けてきたのは
冷たい雨がしらしら降る日のことだった。


(´・ω・`)「……」

僕は差していた傘を持ち上げ、声の主の方を見た。

ひどく痩せた猫だった。
雨の中、びしょ濡れで道端にしゃがみ込んでいる。
声も顔つきも中性的だが特に粗野な感じはしない。
なめらかにまっすぐ伸びた美しい毛と、知的で涼やかな青い瞳。


僕はしばらく考えて「いいよ」と手を差し伸べた。




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[ 2009/12/31 12:53 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)