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从'ー'从渡辺のくしゃみが止まらないようです


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[ 2009/12/29 22:28 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

ミセ゚ー゚)リは核ボタンでウサ晴らしするようです


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[ 2009/12/29 22:25 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

ブーン達は万物を成すようです


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一定のリズムで揺れ動きながら走る、一台の列車があった。
行き先は、日本東部最大の都市ニュー速、VIP駅。
そして列車同様に、一定のリズムに揺られる、2人の青年がいた。
1人は気だるそうに車窓から外を見ている。もう1人は、口を半開きに船を漕いでいた。

('A`)「――おいブーン、あと2駅で終点だ。そろそろ起きろ」

( ^ω^)「……んぁ、ドクオ? もうそんな所まで? まだ眠たいお」

('A`)「おまっ……、今日が受験だってのに、昨日は一体何やってたんだ?」

どうやら2人は受験生。それも、試験は今日のようだ。
ドクオと呼ばれた男が、呆れ顔をして尋ねた。

( ^ω^)「ずっと参考書を読んでたお」

ブーンがその問いに答え、

('A`)「……」

奇妙な沈黙が場を包んだ。
その重さに耐え切れず、再びブーンが口を開く。

( ^ω^)「ど、どうかしたのかお?」

('A`)「ブーン……、VIP校に筆記試験はないぞ? 実技だけだ」

再度沈黙。そして、

(;^ω^)「mjsk?」

('A`)「mjsy」

(;^ω^)「……これは酷い。ドクオ、悪いけどギリギリまで寝かせて欲しいお」

('A`)「いいけど、起きなかったら放置するからな」

一連のやり取りを終え、2人は再び、先ほどと同じ体形を取る。
時が流れ、終点まで残すところ1駅になっても、それは変わらなかった。
車両間のドアが開き、第三者、杖を突いた老婆が闖入するまでは。

('A`)「……」

( ^ω^)「……zzz」

ドアが開こうと、2人は一向に反応を示さない。
つまり、彼等、特にブーンは、完全な無防備と言う訳だ。
例えば電車が一際大きく揺れ、

「あっ……」

老婆が倒れこんできた事に、反応出来ないほどに。

――ボキッ

( ゜ω゜)「モルスァ!?」

老婆の全体重が掛けられた肘が、ブーンの腹部にクリーンヒットする。
いくら老婆のそれと言えど、完全に弛緩していたブーンの腹にダメージを与えるには、
十分すぎる威力を持っていた。

「あ……、ゴ、ゴメンよ。大丈夫かい?」

(;^ω^)「そ……それなりに大丈夫ですお」

('A`)「ホントに大丈夫か? 何か折れた音してたぞ?」

(;^ω^)「折れた? ……あっ」

ブーンの目線は、老婆の足元に向いていた。
そこには杖があった。先ほどまでは一本だった、そして今は、二本になってしまった杖が。
おそらくは、梃子の原理で折られてしまったのだろう。

(;^ω^)「あちゃー……」

「困ったねぇ……。あたしゃコレが無いとまともに歩けないんだよ……」

心底困った様子の老婆。
そしてブーンは、そのような、所謂弱者を放っておけるような性格をしていなかった。

( ^ω^)「じゃ、作り直せばいいんだお」

そう言って、ブーンは座席に置いておいた鞄に、手を突っ込む。
弄り、鈍黒い輝きを持つ球を取り出した。
それを握り締め、呟く。

( ^ω^)「『鉄』の生成」

刹那、ブーンの眼前の空気が凝縮する。
そして、それが一気に弾け――そこには一本の杖があった。



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[ 2009/12/29 22:24 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

ブーンはセイウチで(ry のようです


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とある小学校の校庭に、巨大なプールが置かれていた。
簡易型の座席と一緒に設置されたその中で、三匹のセイウチが踊っている。


( ^ω^)「おっ! おおっ! おっおっおっ!」

('A`)「マーンドークセー……」

(´・ω・`)「えーいやっと」

ぶよぶよとした巨体に似合わない軽やかな動き。
そしてイルカさながらの跳躍に、観客の小学生たちは感動の声をあげた。

「さーて、お次はセイウチさんたちとのふれあいタイムでーす!
 誰かセイウチさんと、握手してみたいお友達はいるかなー?」

はいはいはーいと元気良く手が上がる。
その様子を見ていたセイウチの一匹――ブーンは楽しそうに笑っていた。



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[ 2009/12/29 22:21 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

ξ ゚⊿゚)ξツンは枯れたいようです


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※若干、下ネタが含まれます。注意





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[ 2009/12/29 22:20 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

('A`)は懐かしさを覚えるようです


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つい最近、引越しをすることになって身の回りの整理をし始めた。

荷物をまとめていると痛んだ中学時の制服を発見した。

もう中学を卒業してから数年たつがそのときの記憶が鮮明によみがえってきた

いろんな友人と馬鹿をやった日々、体育祭などの行事でも馬鹿をやったこと。

そんなことを考えているうちにいてもたってもいられなくなった。



('A`)「たまにはあそこにいってみるか…。」



そして荷物をまとめていたのも忘れ、自転車に乗り目的地へと足を動かしていた。



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[ 2009/12/29 22:18 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

('A`)ドクオは星になったようです


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[ 2009/12/29 22:16 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(1)

('A`)ドクオが傭兵のようです


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 初めて人を殺したのは、十五歳の誕生日だった。

 俺は男を埠頭まで呼び出した。
 なんとも裕福そうな身なりをした男だった。
 恰幅の良さそうな体型。良質そうなスーツ。

 俺はゆっくりと、歩を進め、男と二人、誰もいない闇夜の埠頭へと進んだ。


 そして躊躇することなく、男の後頭部を、一撃。


 鈍い音がして、男はコンクリートの地面に顔面を叩きつけた。
 うぼ、と醜い悲鳴があがる。だが俺は容赦しなかった。

 容赦したら、自分がやられる。
 誰に? この男が俺に対して抵抗することがありえるだろうか。
 否、そういう問題ではない。

 俺がこの男を殴殺する手を緩めたら、どうなるか。
 よくわかっているさ。だから俺は、ひたすら殴り続けた。

 五分後、俺は人殺しになった。



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[ 2009/12/29 22:14 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

('A`)と(*゚∀゚)と梅雨のようです


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時は六月上旬。

しとしとと地面に落ちる雨粒の中、傘をさした一人の男が道を歩いていた。
黒いコートに身を包んだ男は、右手で傘の柄を持ち、左手に地図を広げて、
通り過ぎる住宅の標識と地図を交互に睨む。

「雨男の力は絶大だよね。梅雨前線が追っ掛けて来るんだから」

「うるさいな。もうすぐ目的地なんだ。
 探す邪魔をしないでくれ」
「何さ、誰のお陰で雨粒凌いでると思ってんのよ」

「誰のお陰で飯が食えてるんだ、お前は」


('A`)「ああ、ここだな」



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[ 2009/12/29 22:12 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

('A`) THE MERCENARY (,,゚Д゚)


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[ 2009/12/29 22:09 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

(^ω^)ブーンが徹夜で仕事をするようです


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[ 2009/12/29 22:08 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

(,,゚Д゚)ギコは時代を駆け抜けるようです


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時代は中世。
絶対王政が敷かれ、民衆は奴隷のように扱われた。
このお話は、そんな時代を生きる少年の物語。



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[ 2009/12/29 22:04 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

(*゚ー゚)しぃと不思議なシラネーヨ( ´ー`)


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目を閉じて、心の奥底で願ってみる。
__あの花びらが、落ちますように。


ξ ゚⊿゚)ξ「……」

緑の中に隠れた小さな桃色。わたしがどんなに念じても、少しだって動きもしない。
やっぱりうまくいかないか。当たり前だとは思いつつも、小さくため息。
と、その時、冷たい風が葉桜を揺らした。ヒラヒラと風に乗って落ちる桃色の花びら。
何も、いま吹くことないのに。もう一度、今度は大きくため息。

黒板に書かれた長い長い数式。教科書の内容をだらだらと読むモナー先生。
前の席で、携帯片手にくっちゃべってる男子。隣には、居眠りしてる女の子。

つまらない。だれも真面目に授業を聞いていない。
でも、こんなの今にはじまったことじゃない。
本日三度目のため息をついたとき、誰かがわたしの肩をたたいた。

(*゚ー゚)「プリント……回ってきてるよ」

細くて白くてやわらかい指に、わずかに紅色に染まった爪。
暑い夏を遠ざける、鈴を転がすような声。
顔なんて見なくてもわかる。しぃさんだ。


ξ ゚⊿゚)ξ「あぁ、ありがと」

(*゚ー゚)「どういたしまして」

笑った顔が愛らしい。数式だらけの黒板よりも、彼女の笑顔を見ていたかった。



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[ 2009/12/29 22:02 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

(*゚ー゚)が風船と共に舞い上がるようです


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私が三歳の時、母が出ていった

幼かった私には、母が出ていった理由がまったく分からなかった


/ ,' 3「ほらっ、椎
    風船だよ」

(*゚ー゚)「ありがとう!!」

/ ,' 3「風船は空気を入れても、すぐ萎んでしまうんだ」

(*゚ー゚)「そうなんだ」

その時は全然意識してなかった

/ ,' 3「……空気を入れて膨らますのは、風船に命を与えると同時に
    終わりを与えるということなんだ……」

(*゚ー゚)「うん、それまでちゃんと大切にするから!!」

父が苦笑いした

/ ,' 3「そうだね、まだ椎にはわからないか
    まぁ物は大切にしなさいという事だ」

(*゚ー゚)「はぁーい!!!」

私は浮かれてた、父がくれた様々な色の風船

それを見ただけで心が踊った


それから私は毎日、風船を膨らませた

お気に入りの色は最後にとっておいた


結局最後に残ったのは暖かな橙色だった

(*゚ー゚)「よしっ!!最後だしこの風船には顔描いちゃおwww」


キュッ、キュッ、キュー


(*゚ー゚)「……よしっとwww
    完璧www」

( ^ω^)「…………」


風船に描いた顔は暖かな橙色にどことなく似た
優しそうな顔だった


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[ 2009/12/29 21:59 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)ブーン達はカルテットなようです


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ボロボロの旧校舎の一番上の階の端っこ。

調律のされていない古ぼけたピアノがひとつあるだけのちっぽけな音楽室。

そこが僕らの活動場所だ。



( ^ω^)「おいすー……お?」


いつものように音楽室の扉を開ける。

でも僕のあいさつは誰に届くことも無く、無駄に音の響く音楽室にこだました。


( ^ω^)「……そうか、今日からは僕が一番乗りなんだ」


まだ誰もいない朝の音楽室。

それは新鮮だったけど、やっぱりどこか寂しげで。

今日ここにいない彼女は、毎日どんな想いでいたんだろう。

僕は一人、そう思った。


持ってきたケースからヴァイオリンを取り出す。

適当にチューニングして、僕はお気に入りの曲を弾きはじめる。

それはエルガーの「愛の挨拶」。


でも僕の弾くこの曲には旋律が無い。 旋律は彼女のものだから。

今はここにいないけど、僕が伴奏を弾けば自然と耳に聴こえてくる。

彼女の外見や性格とは裏腹な、柔らかくて、やさしい音色。


( ^ω^)「……ヘタクソだお」


今まで毎朝、何十回、何百回とやってきたこの曲を一人で弾き終え、僕はちょっとだけ泣いた。


('A`)「よう。 ……来てたのか」


扉の開く音に振り向くと、そこにはドクオがいた。


( ^ω^)「……おいすー」


僕はとっさに涙をぬぐい、やっぱりいつものようにそう言った。


('A`)「習慣ってこえぇよな。 意味ねぇってわかってんのにここに来ちまった」


( ^ω^)「……まったくもって同感だお」


ドクオは自分のヴィオラを出すわけでもなく、ただ椅子に座って僕の演奏をぼーっと眺めていた。

僕もただぼーっと頭に浮かんでくる曲を弾きつづけていた。


川 ゚ -゚)「やぁ」


しばらくそうしてると、クーさんが顔を出した。

……まったく、この人は遅刻までいつもどおりだ。


川 ゚ -゚)「……私が三番目か」


ともあれ全員が揃った。

ほんとは全員じゃないけど、全員が揃ってしまった。


川 ゚ -゚)「これからのことだが」


揃ってからも皆が合わせることもなく、思い思いに過ごしていた。

だけどそんな時間もクーさんの一言で終わりを告げる。


川 ゚ -゚)「やっぱり解散……なのか?」


( ^ω^)「……」

('A`)「……」


沈黙。

たぶん皆が同じことを考えていたんだろう。

でも言葉にしてみると、一気に現実が重くのしかかってきた。



ツンが───転校する。



川 ゚ -゚)「……すまない。 まだ聞くべきではなかったかな」


( ^ω^)「…いえ」


川 ゚ -゚)「ともあれ私は君達の意向に従うよ」


それだけ言うと、クーさんはカバンとチェロのケースを持って立ち上がる。


川 ゚ -゚)「また明日。 答えを聞かせてくれ」


クーさんは現実を直視できない僕らを置いて、音楽室を出て行った。


('A`)「……俺も帰るわ」


その後を追うようにドクオも出て行く。


音楽室にはまた、僕一人。

二度目の、僕一人。




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推奨BGM 愛のあいさつ


[ 2009/12/29 21:57 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)ブーンが軽音部で頑張るようです


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当時のノリを再現するために、 青色小文字 で他の方のレスが入っています




( ^ω^)「春から高校生になったけど何だかつまらないのは何故だお!?」

( ^ω^)「そうだ!! 部活に入ればいいんだお!!」



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[ 2009/12/29 21:50 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)は選ばれたようです


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少女は走っていた。
美しい金色の髪を風になびかせ、傷だらけの足を引き摺りながら。
その細く華奢な腕に抱いているのは、彼女には不釣り合いな一振りの剣。
柄には薄汚れた布が巻かれ、鞘に飾られた赤い硝子玉が、時折きらきらと光る。

ξ*゚⊿゚)ξ「──急がなきゃ」

“神々の黄昏”が、近付いている。
この世界の終焉を食い止める為の希望を、託さなければならない。

少女の視線の先には、鮮やかなネオンに彩られたVIP CITYの夜景が広がっている。

ξ*゚⊿゚)ξ「壊させはしないわ」

少女は、剣を抱く腕に力を込め、月さえ見えない漆黒の空を睨んだ。



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[ 2009/12/29 21:48 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

从'ー'从渡辺は貞子の初恋を追うようです


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[ 2009/12/29 19:48 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

从'ー'从と从 ゚∀从 は神様のようです


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[ 2009/12/29 19:46 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

第一回 友情の崩壊大会

 
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※若干、下ネタが含まれます。注意






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[ 2009/12/29 19:45 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

川 ゚ -゚)は大地震に巻き込まれたようです


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───7月21日・13時00分
───???

川 ゚ -゚) 「ごほごほっ!! う、うぅ………」

私は、自分自身の咳で目を覚ました。
夢の中で喘息の様な息苦しさを感じた気がして、思わず息を吸った結果だった。

川 ゚ -゚) 「ここは………」

辺りを見渡しても、何も見えなかった。
最初は電気を点けていないのかと思ったが違った。
まるで砂嵐の様な粉塵が立ち込めていて、辺りは暗闇に包まれていたのだ。

川 ゚ -゚) 「っつ!!」

不意に、腰に激痛が走った。
反射で腰に手を当てようとしたが、それは出来なかった。
手に伝わったのは身体の感触ではなく、硬いコンクリートの感触。
何か大きいものが、寝っ転がっている私の背中にのしかかっているのだと気付いた。

川 ゚ -゚) 「………」

寝起きで鈍くなっている脳を痛みが覚まさせてくれたのか。
私は段々と現状を把握出来る様になってきた。

先程まで私は会社の食堂に居て、昼食を取っていた筈だった。
それが今、地面に伏せ身動きが出来ない状況となっている。
何か我が身に想定外の事が起こったのだと確信した。そう、例えば。

川 ゚ -゚) 「地震か………?」

首を回して、背中にのしかかっている物を確認した。
小さな瓦礫だった。それが何らかの原因で崩れ私に落ちてきたのだろう。
人力では決して動かすことすら敵わない代物だ。自然の力で動かされた他になかった。

地震が発生した、それもかなり大きい地震。
そう私は頭の中で冷静に理解することが出来た。

川 ゚ -゚) 「くそっ………! それはないだろう………」

やがて、粉塵が晴れ、視界がよくなった。
上を見上げて、私の目に飛び込んできたのは皮肉にも青い空だった。




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[ 2009/12/29 19:43 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

川 ゚ -゚)は大人なようです


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[ 2009/12/29 19:41 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

十年目の花見酒


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[ 2009/12/29 19:39 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

ブーン系小説紹介のページ 番外編



ウチではまとめてない作品紹介

クリックで作品が紹介されているまとめサイトさんに飛びます



[ 2009/12/29 19:36 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(2)

ブーンと小さな鈴


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[ 2009/12/29 19:19 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

ノハ ゚⊿゚)ヒートは木の葉とともに去るようです


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[ 2009/12/29 19:18 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

川 ゚ -゚)クーは選択肢を間違えたようです


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これは ('A`)は死ねない身体のようです のクーサイドの話になります
読んでいない方は先にそちらを読む事をお勧めします





教室に取り付けてある古ぼけたスピーカーから、チャイムが鳴り響く。
この瞬間は私にとって、堪らなく嬉しい瞬間の一つだ。

そこかしこから聞こえる寝言に耐えながら、聞きたくもない授業を受ける。
大して好きでもない体育では、何かするたびに騒がれる。

そんな無為な時間から逃れ、自分の望む時間を過ごせるのだから。


今は仲の良い友達数人と雑談をしている最中。
全員帰宅部なので、教室を貸し切りで喋っていられる。

この時間は無意味じゃない。
楽しさや嬉しさ、悲しさ等を打ち明けられる仲間が――
そんな仲間がいるのを自覚しているだけでも、満足だから。

ξ ゚⊿゚)ξ「クーってさ、空気読むの上手くない?
       クーが発言して滑るの、ほとんど見たことないし」

くるくるっとしたパーマがかった茶髪を持つツン。
彼氏こそいないが、クラスの女の子の中では群をぬいて可愛いだろう。
二年生になってクラス替えをした時に、始めて話した。今では親友の女の子。
真っ白いワイシャツの袖を折り、チェックのスカートに入れている。
少しだけ透けた水色の下着はアピールなのだろうか。……多分わざとだろう。

川 ゚ -゚)「キャラだよ、キャラ。そういう位置なんだ、私は」

ξ ゚⊿゚)ξ「どんな位置よw」

(* ゚ー゚)「須奈空。才覚に溢れ、容姿淡麗である。
      また学力や知識では他の人間の追随を許さない程。
      ……確かに、キャラ位置は普通じゃないよねーw」

この娘はしぃ、クラス委員長を務める女の子。
二つに結ったポニーテールに、真っ白いベストを着ている。
彼氏はいるが、何よりも特筆すべきはその両胸だ。
おっぱいがいっぱい。じゃなくて、おっぱいがでっかい。
子供っぽい笑顔も手伝って、男子の人気は高かった。

川 ゚ -゚)「誉めても何も出さんぞ。……冗談にも程がある」

(*;゚ー゚)「今のが冗談な訳ないでしょ……天然というか……無自覚というか」

ξ;゚⊿゚)ξ「ホントに人気だってわかってないのかしら……」

私の名前は須奈空。すな くう、と読む。
周りからはクーちゃん、とかクー、とか呼ばれてるごく一般的な女だ。
強いて違うところをあげるとすれば、片想いの男の子がいるって事かナー。

そんな訳で彼女らと別れ、自分の家へ帰ってきた。
ふと部屋で飼ってる小鳥を見ると、かん高い声で鳴いている。
もう2才になるオカメインコで、元気盛りだ。
赤い毛のほっぺたが気に入って飼い始めたこのペット。
最近はめっきり外に出していないので、羽が動かないようだが。

名前はピヨすけ。彼の鳥と、同じ名前にした。

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川 ゚ -゚)「お前はいつも可愛いな」

小鳥は人間と違って、毎日見てても嫌になる事はない。
特別仲の良い二人でさえ、時には嫌になることはある。
だが、この小鳥という動物にはそんな感情は抱かない。

川 ゚ -゚)「ピヨすけ、こっちおいで」

籠を開けて、こちらに来るよう促す。
最初は躊躇していたが、意を決して羽ばたいて来た。


――だが。


川;゚ -゚)「うわ!」

上手く飛べずに、落下してしまった。
ピヨすけは羽の力が弱いとかで、飛ぶことが出来ない。
だけど飛ばせる練習をさせれば、飛べるようになるかもしれないらしい。
ピヨすけはめげずに歩き、こちらへやっと到着した。

川*゚ -゚)「はは、お前は本当に可愛らしい奴だな」

飛べなければ鳥ではないのだろうか?
鳥でなければピヨすけではないのだろうか?
違う。きっと、飛べなくとも鳥でなくとも、ピヨすけはピヨすけなんだ。


川 ゚ -゚)「さ、戻るか?」

ピヨすけを籠に戻し、ベッドに腰掛ける。
夕方か。そんな風に外をみつめ、物思いにふける。
窓を開け放ち、夏にしては涼やかな空気を入れ込む。

川 ゚ -゚)「……ドクオ」

我が愛しき男子の……じゃなかった。
私が好きな男の子の名前を呟いたりしてみる。

そんな自分に照れて、笑ったりして。
自分がキモいけど、そんな時間でさえ無為だとは思わなかった。


ドクオ。


無愛想だし、カッコよくはないし、一部の男子からちょっかいも受けてた。
だけど、それでもドクオが好きなんだと、自分でわかってる。

安い言葉だけど、愛している。
心の底から、ドクオの事を。


川´ -゚)「……んぁ」

いつの間にか、寝ていたらしい。
昼寝……いや、夕寝はあまりよくないんだがな。
寝てしまったものは仕方ない。寝起きの挨拶でもするか。

川 ゚ -゚)「おい、ピヨすけ。起きなさい」

いつも私は、眠りから目が覚めた時にはピヨすけに挨拶をする。
そうすれば、何か気分が良くなってくる気がするからだ。

川 ゚ -゚)「ほら、寝てちゃ駄目だろw」

餌箱の上で寝ているピヨすけを起こす。
籠を開けて、掴んでみた。でも、反応がない。

川 ゚ -゚)「ほら、起きなさい」

反応がない。

川 ゚ -゚)「ほら、……ピヨすけ」

反応がない。

川 ゚ -゚)「……え?」


長い沈黙の後に、緊張の糸を切り、叫ぶ。

川;゚ -゚)「うわあぁぁぁぁぁぁああああああ!!」


落ち着くまでには、しばらく時間がかかった。
私は、どのくらいの時間泣いていたのだろうか。
ただただ、ベッドの枕を涙で濡らして。
ご飯だって食べてない。もう夜中の3時だけど、寝れない。

川 ;-;)「うぁ、うぐ、ひっ、っぐ……」

ピヨすけが死んでいるのを見てから、亡骸を庭に埋めるまで。
自分でも恐ろしいと思う程早かった気がする。

亡骸を、ティッシュを詰めたお茶の缶にいれて、それを庭に埋める。
土を被せて、二度と会えないのを理解してから、やっと泣いた。

川 ;-;)「ぴ、ピヨす、けぇ……」

母が昔飼っていた鳥も、急に死んでしまったという。
その時死んでしまった死因は、恐らくショック死。
猫が鳥を威嚇してすると、鳥はそれにびっくりして死んでしまうらしい。

多分、ピヨすけもそうだろうと言っていた。
私が窓を開けていたから、ピヨすけは死んでしまった。
そう考えると、渇いたはずの涙がまた溢れてきた。


川 ゚ -゚)「……」

幾分か、落ち着いてきた。
鳥籠や餌箱に水箱も、全部洗ってある。
掃除は、母がやってくれた。役立たずな、私に変わって。

川 ゚ -゚)「……」

明日は仮病を使おう。

そして、ドクオに会いに行こう。

どうすればいいのか、聞きに行こう。



それだけ決めて、今日は寝る事にする。
寝れないけど、寝るしかないと思って。




川 ゚ -゚)クーは選択肢を間違えたようです


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[ 2009/12/29 19:16 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

('A`)は死ねない身体のようです


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('A`)「‥‥‥‥‥」

ドン

やべ、怖そうな人にぶつかっちまった。‥‥とりあえず謝るか

(,, ゚Д゚)「いってえな!前見て歩けや!」

('A`)「‥‥‥ああ‥‥すみません」

(,, ゚Д゚)「ああん?聞こえねえよ!」

こいつ、俺の話を聞かない。‥‥いや、聞く気もないのだろう。

どうみても強そうなこの男は、どうみても挙動不審な俺に
見事なみぞおちへのボディブローを喰らわせた。

('A`)「‥‥‥う‥‥っ」

俺は避けることなく吹っ飛ばされ、頭から地面に突っ込んでしまった。
突っ込んだ先には看板があり、そこには『バーボンハウス』と書いてあった。

(,, ゚Д゚)「いいお勉強になったか?ボーヤwww」

そう吐き捨てると、高そうなスーツを着た男は去っていった。

‥‥俺が人生最後に喋った相手はこいつになんのか。むなくそ悪ぃ。
周囲の人間の視線を感じながらも、俺はまた歩き始めた。

('A`)「ふぅー、着いた」

ここは俺の学校、VIP高校の屋上。
日曜日という事もあってか、ここに来るまで誰とも会わなかった。

('A`)「フヒヒ、俺はここで死ぬのか‥‥」

階段を急いで登ってきたからか、息はあがっていた。
だけど早く死にたいんだ。俺は休む間もなく柵を乗り越える。

大丈夫、靴も揃えたし遺書も右足の方の靴に入れておいた。


後は、死ぬだけだ



(;'A`)「‥‥高ぇな」

足下から風が吹いてやがる。
やっぱり恐いもんは恐いんだな。

ほら、よくあるだろう?ジェットコースターが降下を始める前の、
おしりがヒュン!ってなるやつさ。

( 'A`)「あるあるwwww」

俺が生涯最後に放った言葉は『あるあるwwww』か。悪くない。

一人ツッコミも虚しく、夏の日差しに溶けていった。

今日は、暑いな。‥‥もう7月だし当たり前か。


気付くと、無意識に俺は飛び下りていた。


――あーマジつまんね、みんな死ねばいいのに


俺の意識はそこで途切れた。


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―――
――


( 'A`)「あ」

あれ?ここは‥‥

( 'A`)「高そうなスーツ着たあんちゃんに絡まれた場所じゃねーか」

( 'A`)「‥‥‥‥」

(#'A`)「俺なんで死んでねぇんだよ!!!」

ありえないありえない

だって、飛び下りたんだぜ?俺。

あれは夢?いや、歩いていた感触っつーかなんつーか‥‥
そういうのがまだ残ってる。

もし夢だとしたらそれなんて夢遊病?って感じだよ

('A`)「なんで!」

俺は、駆け出していた。

あの忌々しい学校の屋上に。

周囲の人々の視線も忘れて。


――何も考えずにがむしゃらに走ってた俺には聞こえてなかったんだよ。
商店街のテレビの音なんてな。


#「‥‥えー今入ってきた速報です。
  暴力団組員のギコさん23歳が
  VIP高校屋上から飛び下り、自殺しました‥‥
  警察の聞き込みによるとVIP町の商店街前で高校生とみられる少年と
  何かトラブルがあったらしく、何らかの関係があるとみて‥‥」



('A`)は死ねない身体のようです

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[ 2009/12/29 19:08 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

('A`)ドクオは公園生活をこよなく愛するようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




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[ 2009/12/29 18:59 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

(´・ω・`)ないものねだりのようです


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[ 2009/12/29 18:58 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)