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ξ 'ー`)ξおばあちゃんと桜の木


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都会から電車で2時間ほど行ったところに山に囲まれた、大きくはないがちょっとした町がある。

昔は有名な街道の峠町の宿場として栄えたそうだが、今は面影を少し残すだけでのんびりとしたのどかな町になっていた。

そこの町の駅から大人の足で1時間くらい歩いたところに小高い丘の上にぽつんと一本だけ大きな桜の木が立っている場所がある。

毎年見事な花を見せるが山を少し入ったところにあるので地元の人間でも知る者は少ない。

今その桜の木の下に幼い男の子と女の子が立っていた。



(,,゚Д゚) 「ぎこははは、まだまだ花びらが落ちるぞゴルァ」

(*;ー;)「ギコ君やめてよ~、木が可哀想だよ~」

ほとんど花が散ってしまって枝の所々に緑の葉が見え始めている木を男の子が足で蹴っていた。

蹴るたび、残りわずかに咲かせている桜が宙を舞う。

風もなく花びらはひらひらと落ちていった。

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[ 2009/12/31 22:15 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

ξ ゚⊿゚)ξツンは恋に落ちたようです


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作者注※ この物語は実話を元に作成しました。
       読んで何かを感じ取ってくれたら嬉しいです!

     ※ 色々と注意です
       作品に対する読者の感想を青色小文字で掲載しております




神様・・・どうかお願いです。


もしも生まれ変わることができるなら

私とあの人をふたりでひとりにしてください


もう二度と離れる事のないように――――――



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[ 2009/12/31 22:14 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ФωФ)ロマネスクが十年ぶりにやってくるようです

 
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大通りから少し離れた小道の角に、その喫茶店はあった。

喫茶・BOURBON。それが店の名前

扉は一般的な木製。だが表面は磨き上げられて輝き、
またちょうど人の目の高さのところに

営業中

の札がかかっている。

今ドアの前に一人の男が立った。
彼は少し躊躇う様子を見せたがが、ゆっくりとドアノブに手を掛け、力をこめた。



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[ 2009/12/31 22:12 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

从 ゚∀从達は夜に吠えるようです


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それは閑静な住宅街から離れた場所に位置していた。
月の光に照らされ、不気味なその姿を露にしている。
壁は所々穴が開いており、植物の蔓に絡まれ覆われている。
台風でも来たら、吹き飛ばされてしまいそうな木造二階建ての建物。

『絶望荘』

近隣に住む住民からはそう呼ばれている。
そこには世間一般的に、負け組と呼称される者達が住んでいた。
ハインリッヒ高岡も絶望荘の住民の一人。



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[ 2009/12/31 22:11 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

('A`)はお腹が空いたようです


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('A`)「腹減った…」

ドクオはそう呟くとのんびりと腰を上げ部屋のドアを開ける。
食べ物を探しにリビングへと向かう。しかし冷蔵庫を開けても食料らしきものは見当たらない。


('A`)「何もないのかよ」


ふとテーブルに目をやるとかーちゃんのメモ帳が置いてある。
メモ帳なんて使わないでチラシの裏にでも書けよ、と思うが今はそれどころではない。


J( 'ー`)し「働いてないあんたに食わせる飯なんてないよ。
      お金置いとくから自分で買ってきなさい」


そのメモの隣には100円玉。


('A`)「100円て…何買えばいいんだよ…」


落胆の表情を浮かべながら、ドクオは家を出て商店街へと歩いていった。



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[ 2009/12/31 22:09 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

('A`)ドクオの気持ちなようです


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J( 'ー`)し「ゴホッ!ゴホッ……! タケシ、悪いんだけど薬を買ってきてくれないかね?」

('A`)「うるさい黙れ。お前の声が耳障りだから出掛けてくるわ」

俺はタケシ。
皆からはドクオと呼ばれているがカーチャンから貰った名前はタケシだ。
だが、やはりタケシと呼ばれると気恥ずかしさからか心にもなく暴言を吐いてしまう。

('A`)「さて、行くか」

適当な服に着替えて出掛ける準備をする。
もちろん薬を買いにだ。
心の中で暴言を悔やみながら俺は家から出た。

カーチャンは俺が生まれてから今まで一時たりとも愛情を注がない時はなかった。
学校でいじめられた時も、カーチャンだけは俺の味方だった。
本人には言えないけど……俺はカーチャンが大好きだ。

と、そんな事を考えているうちに薬屋に着いたらしい。
やけににやけた店員がこっちを見てる。
こっち見んな。


( ^ω^)「おっおっおっwww久々のお客さんだお」

え、薬屋のくせに客が久々なんてどういうことだ?
これは店を間違えたかもな。

( ^ω^)つ□「とにかくあなたが求めてる薬はこれですお。お代は要らないお」

なんかよくわからないけど薬をもらえた。
ラッキーっちゃラッキーか。



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[ 2009/12/31 19:29 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

ふたりの愛は歪なようです


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放課後、体育館裏。
じめじめとした空気のそこに人は寄り付かない。
年に一回ある校舎の草刈り、他にはイジメか告白ぐらいにしか使われない場所。
草刈り以外で訪れることはないと思っていたが、私はそこに呼び出された。
しかも、告白の件でだ。

(;'A`)「も、もっかい言ってくれるか」

彼はひどく慌てていた。
聞こえなかったはずはないのだが、私はもう一度答えを返すことにした。

川 ゚ -゚)「OKだと言ったんだが」

彼がつばを飲み込む。
それがひどく滑稽な仕草に見え、私はくすりと笑ってしまった。

(;'A`)「ま、マジっすか」

私はそれ以上何も言わない。

('∀`)「…っ!!いやほおおおおお!!テンション上がってきたぜーっ!!!」

彼は大きくガッツポーズをとった。
あぁ、本当に嬉しそうな顔をしている。
そんな彼を見ると、ちくりと胸が痛んだ。



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[ 2009/12/31 19:25 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)のあの夏の日の思い出のようです


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小さい頃は純粋だった。
きっと、空も飛べると思っていた。



( ^ω^)「おっきくなったら空を飛ぶんだお!」

毎日のように両手を広げ走り回った。

ξ ゚⊿゚)ξ「あんたねぇ、馬鹿ばっかりやってるんじゃないわよ!」

毎日のように幼馴染のツンに言われた。

14歳の夏。
ツンが飛行機事故で亡くなった。
僕は泣いた。空が、怖くなった。
そして―――――――僕は夢をあきらめた。





あれから14回目の夏。
もうすぐ彼女の命日だ。
僕は今、イギリスから日本に向かっている。
この仕事が終わったら、ツンに花を捧げよう。


( ^ω^)「着陸いたします。本日の機長は、内藤ホライゾンでした……」


僕は夢を諦めた。
自分の力で飛ぶという夢を。
だから、僕は翼を借りて飛ぶことにした。


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おわり





この小説は2007年7月5日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:Fe7FE5Q80 氏



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2009/12/31 19:24 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)達は月に願い事をするようです


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( ^ω^)「ドクオの好きな子って誰なんだお?」

(*'A`)「禁則事項です」

(;^ω^)「みくる……。似てないし、きめぇお」

ブーンとドクオは学校を出て、家への帰路についている。
高校生に有りがちな話をしながら、彼等は歩く。
学業を疎かにしている彼等は、当然の如く追試を喰らい、
下校時間が遅くなってしまっていた。
辺りはすっかり暗くなり、街は夜のソレへと変化している。
ドクオが携帯電話で時刻を確かめると、20時23分と表示されている。

空には満天の星空と、お月様。
まぁるい、まぁるい、お月様。

( ^ω^)「…………」

('A`)「ん?どうした?ブーン」

全く人気の無い路地に差し掛かった時、ブーンの足は止まった。
ブーンは沈黙し、空を見上げた。
星空を、いや、月をブーンは、じっと見つめている。
ドクオもブーンと同じ様に空を見上げて、感嘆の声を漏らす。

('A`)「満月か。綺麗だな」

( ^ω^)「そうだお。だから狂ってしまうんだお」

('A`)「ブーン、何を」

言っているんだ?と言い終える前に、近くからかすかに声が聞こえた。
何と言ったのかは聞き取れ無かったが、
その声はドクオにとって、心地の良い物であった。

ドクオは、月から声のした方向へと振り向き、視線を移す。
そこにはドクオの想い人の姿が在った。
ブーンはまだ月を見つめている。

(*'A`)「クー!」

ドクオは大きな声を張り上げたが、緊張の余り変な声色になった。
緊張に照れが加算され、ドクオの顔は真赤になる。

街灯の光によって映える、腰まである長い黒髪。
端整な顔立ちに、気品の良い珈琲の様な黒い双眸。
ドクオは彼女の目が特に好きだった。
夜の闇のせいで、よく見えないのが、酷く残念に思えた。

(*'A`)(でも、いつ見ても可愛いな……)

しかし、ドクオが好きなその目は、今はブーンに向けられている。
クーは、ドクオの隣で未だ月を見つめているブーンへと問い掛けた。

川 ゚ -゚)「ブーン、良い塩梅に狂っているんだろう?」

淡々とはしているが、何処か優しい印象を覚えるクーの声。
声の調子は、学校での彼女の物と差異は無かった。
しかし、決定的に違う部分があった。

川 ゚ -゚)「私の声が聞こえなくなるまでに狂ったか?」

もう一度、クーはブーンに問い掛ける。
ブーンはやっと月から視線を外して、クーへと振り向く。
そして、ブーンはゆっくりと返答する。

( ^ω^)「流石にそこまでは狂っていないお」

(;'A`)「おい!一体、何の話をしてんだよ!!」

ドクオは、いつもとは感じが違う二人に不快感を覚え、声を荒げた。
先程から繰返されている『狂う』という言葉。
ドクオ達の普段の日常では、冗談で言う時にしか使わない。

だが、今、ブーンとクーは大まじめに真剣に使っている。
決定的に違う部分に、ドクオは一種の気持ち悪さを覚えた。

ドクオの叫び声を無視し、ブーンとクーは沈黙しながら、じっと見つめ合っている。
ドクオの目には、二人が恋人同士の様に映り、少し腹が立った。

('A`)(え?何で、俺、こんな時に……)

夏の夜独特の温い風が吹き、三人の髪を撫でる。
次の瞬間、ブーンとクーは同時に口を開いた。


「―――さぁ、殺し合おう」


今度こそ、ドクオは本当に気持ちが悪くなった。
どうやら、二人が言うには殺し合いが始まるらしい。
ドクオは唯、笑う事ぐらいしか出来なかった。

('∀`)「ははっ!何だこいつら!」

玉響の静寂の後、ブーンとクーは再度、同時に口を開いた。
ブーンは力強く。
クーは静かに。


( ^ω^)「僕に力を貸せお!『文月』!!」

川 ゚ -゚)「私の願いに応えてくれ。『霜月』」


突如、激しい風が巻き起こった。
街灯の鉄柱を反り返り、地面の砂が飛散し、景色が歪む。
堪えきれなくなったドクオは、後方へと石ころの様に転がった。
俯せの状態になったドクオは、少し目を開き、ブーンの背中を見る。

ブーンの右肩に、幅広の大剣が携えられているのが視認出来た。
長い柄に、ブーンの身長よりも長い、銀色の刀身。

('A`)(何だ、あれ?ツヴァイハンダー?格好良いな)

( ^ω^)「クーは『霜月』だったのかお。久し振りに見たお」

川 ゚ -゚)「ブーンは『文月』か。それの使い手は何人殺したかな……」

クーはだらりと左腕を下ろしている。
その先、彼女の小さな左手には黒く、細い小太刀が軽く握られている。

('A`)(文月って何だっけ?霜月は同人アーティストだったか?)

ドクオは、この状況にそぐわない思考を張り巡らせている、自分自身に驚く。
何故、絶望的なまでに意味不明なのに、こうでいられるのか?
ブーンとクーの事はひとまずシャットアウトして、理由を考える。
そして、彼は思い出した。


('A`)(あぁ、忘れてたわ。あの時から俺はそうだった)



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[ 2009/12/31 19:23 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)が啄木鳥のようです


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4月。


長い冬を乗り切った動植物達が一斉に動き出す季節。


眼を擦りながら冬眠から目覚める動物、ようやく地上に芽を覗かせる植物。


太陽も雲の隙間から顔を覗かせたり引っ込んだりを繰り返しながら世界は活気付いていく。


それは人間とて例外ではない。


動植物達と同じように、その胸に期待や不安を抱えながらこの季節は始まる。



これはそんな一幕を覗いた物語である。



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[ 2009/12/31 19:22 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)ブーンはうらぎりもののようです


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ξ ゚⊿゚)ξ「ふんふん♪」

('A`)「ツンちゃん、かわいいなぁ」

( ^ω^)「ドクオ、どうしたお?」

('A`)「ツンちゃんに惚れた。プロポーズしてくる」

( ^ω^)「ちょっと待てお。それはまずい」

('A`)「なぜ?」

( ^ω^)「よし、僕が恋愛というものをレクチャーしてあげよう」



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[ 2009/12/31 19:20 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

('A`)はまるで屍のようです


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男の名は、ドクオ。
人相は最悪だが、これでも公僕である刑事として生計を立てている。

('A`)「ったく、何で俺がこんなくだらねぇ事件を……」

現場で活躍すること十三年。
三十路もとっくに過ぎ、掻き毟った頭には若干白髪が混じっている。


('A`)「しかもこれから張り込みときたもんだ、お偉いさんの作戦は流石ですねぇ」

たっぷりと皮肉を込めて独り言を呟く。


しこたま悪態をついた後は、菓子パンとペットボトルを片手に木陰で見張りを開始。
星一つ見えない汚れきった夜空を見上げ、ドクオはにやりと笑う。

まるで、この世の中みたいじゃねぇか。



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[ 2009/12/31 19:17 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

SE☆MI のようです


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ミーンミンミンミンミンミンミン

照りつける太陽。
一本の大木の下、ベンチに腰掛けている男が二人。

(;^ω^)「暑いお……」
(;'A`)「言うな」

ミーンミンミンミンミンミンミン

(;^ω^)「だって、言わないとやってらんないお」

(;'A`)「言ったら余計暑くなるっつーの」

(;^ω^)「あ、今ドクオ自分で言ったおww」

(;'A`)「うっせwww」

それぞれ、溶けかけているアイスキャンディーを口に運ぶ。

ミーンミンミンミンミンミンミン

(;'A`)「あ゙ー、ミンミンミンミンうっせー!」

堪らず、天を仰ぐドクオ。

((´・ω・`))「ミーンミンミンミンミンミンミン」

('A`)「…………」


((´・ω・`))「ミーンミンミンミンミンミンミン………ハッ!」


(´・ω・`)「やぁ、僕はセミ星人」



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[ 2009/12/31 19:15 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)ブーンが手品師になったようです


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( ^ω^)「こんばんワイーン」

客「・・・・・」

( ^ω^)「このハットの中から鳩を出しますお」

客「・・・・・・・・・・」

( ^ω^)「(ノリの悪い客だお、でも気にしない気にしない。こういう時こそ落ち着いてやるお)」

( ^ω^)「それではワン!ツー!スリー! この通り・・・」

(;^ω^)「あれ?どうだったかお?・・・あれ?おかしいお・・・」

客「帰れ!!!このヘタクソ!!!」

(;^ω^)「あわわわ・・・物を投げないで下さいだお」

   ・
   ・
   ・

(;^ω^)「すみませんでした、あの今日の分のお金を頂きたいんですお・・・」

支配人「金なんか出せねーよ!!!帰れ!!」

ドカッ



(;^ω^)「僕は才能がないお・・・もう田舎に帰った方がいいのかお・・・」

とぼとぼと歩くブーン。
すると、道端に倒れている少女を見つけた。

(;^ω^)「大丈夫かお!?」

少女「み・・・みず・・・」

(;^ω^)「水?ちょっと待ってるお!!」

(;^ω^)「う・・・これを使ったら今日のご飯のカップラーメンを買えなくなるお・・・
     でも今は迷ってる場合じゃないお!!!」

ブーンは自動販売機で午前の紅茶レモンを買って、少女に差し出した。


少女「ありがとう・・・生き返ったわ・・・」

( ^ω^)「それは良かったお」

少女「アタシ・・・行く所がないの。泊めてくれない?」

(;^ω^)「ちょwwww女の子を家に連れていくなんてwwwっうぇwww」

少女「勘違いしないでよね!!何かしたいからって訳じゃないんだからね!!」

(;^ω^)「それはこっちのセリフだお!!」

仕方なくブーンは少女を家に連れて帰った。

( ^ω^)「ところで君は誰だお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「アタシはツン。行くところがなくて本当に困ってたの。ありがとう」

( ^ω^)「ツンはどこから来たのかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「それは聞かないで。
     その代わりあなたの言うこと何でも聞くからずっとここにいさせて」

(;^ω^)「ちょ・・・ずっと居座るつもりかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「だめ?」

(;^ω^)「だめじゃないけど・・・食事もろくにさせてあげられないお」

ξ ゚⊿゚)ξ「アタシ何もいらないわ」

(;^ω^)「それならいいけど・・・」

ξ ゚⊿゚)ξ「じゃあ仕方ないからここに住んであげるわね!フン!!」

(;^ω^)「(さっきとずいぶん態度が違うお・・・)」

(*^ω^)「(でも可愛いからいいお!)」

その日からブーンとツンの不思議な暮らしが始まった。



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[ 2009/12/31 19:14 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^) ブーンたちは世紀末に生きるようです


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20XX年!!

世界は核の炎に包まれた!!

( ^ω^) 「核爆弾だと…」


( ^ω^) 「世紀末のはじまりだ!!」



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[ 2009/12/31 19:13 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

わっ、私のお墓の前で泣かないでよねッ!


※小説として紹介しますが、これはブーン系小説ではありません




女「なっ、何でそんな湿っぽい顔してるのよ!普段の能天気なバカ面はどうしたのよ。
  私のお墓の前で勝手にメソメソしないでよッ!
  わ、・・・こ、こら!何本気で泣いてるのよ!
  ここに私は居ないんだからね!もう私はここには居ない・・・のに・・・・、

  泣かないで・・・ってばぁ・・・・、・・・ばか。」



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[ 2009/12/31 19:11 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

ξ ゚⊿゚)ξ ツンが教師になるようです


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※この作品は直接的な性的描写があります
  苦手な方はご遠慮ください






桜舞う季節、春。
高校という新しい世界に、一年生は胸をときめかせながらやってくる。

これは、とある高校での一年間を描いた物語である。

ξ ゚⊿゚)ξ「今日からあなた達の担任になったツンデレよ。
       ま、一年間よろしく」



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[ 2009/12/31 19:10 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

河童の川 ゚ -゚)と从 ゚∀从の夏休みなようです


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夏休み。俺は田舎のばあちゃん家でその殆どを過ごす事に決めた。

家は親がうざいんだ。

俺ももう11だっていうのに、いつまでも子供扱い。

だからこの夏休みは、海と山しかない田舎で、思いっきり楽しもうと決めたんだ。


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[ 2009/12/31 19:09 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)ξ ゚⊿゚)ξ 好みは人それぞれのようです ('A`)川 ゚ -゚)


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( ^ω^)「私の名前はブーン。醤油をこよなく愛する男である!」



ξ ゚⊿゚)ξ「うるさいわよ醤油厨」

('A`)「落ち着け醤油厨」

川 ゚ -゚)「一人称おかしいぞ醤油厨」




(;^ω^)「ちょwwwwwwwwwwwwww」



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[ 2009/12/31 19:08 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

Now goes to meet


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3年前、ツンと二人で歩いた散歩道を、僕は今独りで歩いている。
道の脇にはつくしが顔を出し、僕は春だということを改めて実感した。
といっても景色こそ春ではあるが、体で感じる気温や風の冷たさを考えると、
まだまだ本格的な春とは言いがたい。


( ^ω^)「やっぱりコートを着て来れば良かったお・・・」


気温は確か14度と言っていただろうか。
風のことも考えると、さすがにシャツとセーターだけではまだ寒い。

ツンがいた頃、今考えれば自分でも嫌気が差すほどに
「寒いから上着を着ていったほうが良いよ」だの「僕のコートを貸してあげるよ」だの言っていたっけ。
人の心配よりまず自分の心配をした方が良いとはよく言われたものだ。
それでも、僕はツンの喜ぶ顔が見たかったから・・・

物思いにふけっていると、一台の車が水しぶきを上げながら通り過ぎていった。
その水は見事に僕に降りかかり、全身が水浸しになってしまった。


(;^ω^)「これじゃあ風邪ひいちゃうお・・・」


小さな声でそう呟くと、僕は濡れた靴下をポケットに突っ込み、ゆっくりと家へ向かった。



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[ 2009/12/31 19:06 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

夏は海でバーベキューのようです


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※ほんのちょっぴり下ネタ注意





( ^ω^)「夏だ!」

('A`)「海だ!」

(´・ω・`)「バーベキューだ!」



強い日差しが降り注ぐこの季節。
虫が大発生し、蚊や黒い悪魔に怯える季節。
しかし戸外活動が活発になる季節でもある。


そして

ザアアアアアアアアアア

ξ ゚⊿゚)ξ「すごい雨ね」

川 ゚ -゚)「しかも横殴りだな」

雨量が最も多い季節だ。



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[ 2009/12/31 19:05 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ΦωΦ)ロマネスクは大魔王になったようです


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( ΦωΦ) 「見送りは、ここまでで良い」


ノハ ゚⊿゚) 「杉浦――」


 緑の匂いも濃い、左右を森に挟まれた小さな道。
 巨大な山脈の麓に、二人の人影があった。
 一人は無骨な鋼の剣を腰に下げ、旅装束に身を包んだ大柄な青年。
 もう一人は細身の槍を背負い、小柄な身体に礼服を纏った赤毛の少女。

( ΦωΦ) 「心配するな。我輩は“勇者”であるらしいのでな。……ただでは死なぬ」

ノハ ;⊿;) 「ひぅ、っ……杉浦ぁ! ま、待って、待っているからな
       ――ずっと、待っているぞっ!!」

 大柄な青年の言葉に、少女の目から涙がこぼれた。
 青年は少女の頬を伝う涙を、不器用に、しかし愛おしむように指で拭い――そして、少女に背を向けた。

( ΦωΦ) 「うむ。きっとまた、誰もが平和に暮らせる国を取り戻してみせよう」

 では、故国の護りは頼んだと――そんな事を言って、青年は振り向くことなく歩み去っていった。

ノハ ;⊿;) 「すぎ、うらぁ……ぅ、ぐ……」

 涙に滲む視界の中――少女はその後ろ姿を、ずっとずっと、見送っていた。

 西の山脈を越えた先には、魔物たちが蠢く魔の領域があった。
 そして――その地に隣接するVIP国で、魔物の被害が増え始めたのは十年前のことだった。
 原因は一つ。強大な能力を備えた変種の魔物が現れ、これまでバラバラだった魔物を統率し始めたのだ。

 散発的だった魔物の害は日を追うごとに悪化の一途を辿った。
 討伐の為に編成された軍団はことごとく蹴散らされ、多くの軍人たちがその命を散らした。
 そして今や魔物の群れは山脈を超え、護りの力を半ば失ったVIP国の各地を蹂躙していた。


 ――いつしか忌まわしい魔物の首魁を、人々は「魔王」と呼び始めた。


 そしてVIP国は不利な戦況を覆そうと、神殿と結託して魔王の暗殺を計画。
 国内有数の剣士、杉浦ロマネスクを「勇者」とする託宣を偽造し、ていのいい刺客として魔の領域へと送り込んだ。


 敵陣深くへ潜り込んでの暗殺である。


 無論のことながら、成否に関わらず――彼が生きて帰れる見込みは、無い。




 ――三ヵ月後。


ノハ ゚⊿゚) 「……杉浦」

 ため息と共に、少女――素直ヒートは空を仰いだ。
 窓越しの空はどんよりとした曇り空。
 ……まるで今の自分の心を写したようだと、ヒートは思う。
 背後の執務机の上には大量の書類が貯まっていたが、とても片付ける気にはなれない。

 他称・勇者の杉浦ロマネスクは、ヒートの幼友達だった。
 幼い頃から同じ道場に通って腕を磨いていた。
 そして自分は軍人になり、彼は道場を継いで……平和に生きていたのだ。
 あの妙な託宣とやらで、ロマネスクが勇者に祭り上げられるまでは。

ノハ ⊿ ) 「…………」

 もう三ヶ月だ。――彼が魔の領域に踏み入ってから、何の音沙汰も無い。
 魔王の殺害に成功したのか、失敗したのか。
 ヒートにとっては、そんなことはどうでも良いことだった。

ノハ ⊿ ) (ただ、生きていてくれさえ、すれば……)


 ――それだけが、ヒートの願いだった。


 と、何やら廊下からばたばたと音がする。
 耳を澄ませば、あちこちが騒がしい。
 ヒートが訝しげに眉をひそめた時、執務室のドアがノックも無しに勢いよく開いた。


(;^ω^) 「ヒ、ヒート将軍! た、大変ですおっ!!」


ノハ ゚⊿゚) 「内藤、ノックをしろっ!! そしていったい何事だあああぁっ!?」


 慌てまくった小太りの部下に叱声を飛ばし、まずは落ち着かせた。
 その上で事態を述べさせたヒートは――





(;^ω^) 「ロマネスクが裏切って、魔物の群れを引き連れて王都に攻めて来ていますお!!」





 頭の中が、真っ白に染まった。






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[ 2009/12/31 19:04 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

ニートのわらしべ長者ギコ


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[ 2009/12/31 18:40 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)はファミレスでハンバーグセットを頼むようです


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[ 2009/12/31 18:39 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

川 ゚ -゚)はカレーフェチなようです


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ここはとある町の、閑静な住宅街。
時刻は深夜三時を過ぎた頃だ。

星一つ無い夜空に、真ん丸い月だけが爛々と輝いており
辺りは冷たい空気と、静寂で満たされていた。
住民達はこの緩やかな時間を布団の中で、心地よい眠りと共に過ごしているのであろう。

静かな、夜だった。

そんな中、他とは違い明かりが灯る、古びた一軒家があった。

その家の台所では、住人がなにやら奇妙なものを作っている。


川;゚ -゚)「ふう」

彼女はこの家の主のクーである。


川;゚ -゚)「……ついに出来た」


呟いた彼女の目の前には火に掛けられ、蓋の閉じられた鍋があった。
見たところ、どこにでも有る極々普通の鍋である。

だが、その中身が普通では無いのであろうことは、
汗だくに成りながらも鍋をじっと見つめる、彼女の異様な雰囲気から察せられた。


川;゚ -゚)「これが、伝説の――」


……ごくり、と生唾を飲み込む。


彼女は、鍋の上に鎮座する蓋へと手を伸ばし、そして――


川*゚ -゚)「カレー」



――辺りはスパイシーな香りに包まれた。




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[ 2009/12/31 18:14 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

('A`)と(´・ω・`)が守るようです


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「その時」は突然やってきた。
ある日、学校から帰ってきた僕が見たものは

J( 'ー`)し「実の息子をこの手で殺す。それが私の子供の頃からの夢だったのよ」

山菜堀りの為の、バカみたいに太いナイフを両手に持った。母のカーチャと

( ゚д゚ )「ホントにお前とは気が合うな。やっぱり運命って奴なんだろう。
     ……だが、こればっかりは譲れないぜ」

1mゆうに超える長さの鉈を、日本刀のように構えた、父のミルナだった。

J( 'ー`)し「あらやだ運命だなんて! ……でも、アタシも同じさ。こればかりは譲れないからね」

( ゚д゚ )「分かってるよ」

訳が分からない。僕の両親は、いつも通り、目も当てられないほどラブラブだ。
そう、いつも通り。2人ともが刃物を持っていて、それを僕に向けている以外は。
しつこいようだが、訳が分からない。
それでも、するべき事はなんとなく分かった。

(;^ω^)「お……おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

僕は鞄を投げつけ、走りだした。
当てなんて無い。ただひたすらに、両親から遠くへと。



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[ 2009/12/31 18:13 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)ブーンは走り出したら止まれないようです


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……学生時代。

(´・ω・`)「なぁブーン、一つゲームをしないかい?」

( ^ω^)「お、どんなゲームだお?」

(´・ω・`)「簡単さ、ジャンケンをして負けたほうが勝ったほうの言う事を何でも聞くんだ」

ほんの遊びだった。
少なくとも僕はそう思っていたんだ。

( ^ω^)「おっおっおっwww面白そうだお、おk、やろうお!」

(´・ω・`)「よーし」

( ^ω^)「さーいしょーはグー」

(´・ω・`)「いや、待てブーン、ここは『ジャンケンぴょんの~ジャンケンぴょん!』だろう?」

(;^ω^)「え?…わ……分かったお」

(´・ω・`)「いくよっ、ジャンケンぴょんの~…」

( ^ω^)「ジャンケンぴょん!」

(´・ω・`)「やった! 僕の勝ちだね!」

( ^ω^)「うぇwwwww負けたwwwww」

(´・ω・`)「じゃあブーン、約束どおり勝者の言う事を聞いてもらおうか」

( ^ω^)「出来る範囲でお願いしますお」

(´・ω・`)「や・ら・な・い・か・?」

( ^ω^)「……だが断る!wwwww」


(´・ω・`)「…………なんだと?」

(;^ω^)「え?」

彼はこの時既におかしかったのだろう。
彼は怒りに満ちたような目を僕に向けて言った。


(´・ω・`)「約束が違うじゃないか…どういうつもりだよブーン?」

(;^ω^)「流石にロスト(アナル)ヴァージンは勘弁して欲しいお…
       出来る範囲でってお願いしたお」

(´・ω・`)「………」

僕はそういうと彼は黙って何かを考え始めた。
1分は沈黙しただろうか…彼は口を開き何か思いついたような口調で言った。

(´・ω・`)「……君の将来の夢は…たしか議員だったっけ?」

( ^ω^)「お? そ…そうだけど」

(´・ω・`)「じゃあ将来は選挙に立候補したりもするんだ」

( ^ω^)「そう……なるお」

(´・ω・`)「当然選挙カーに乗ったりもする……」

( ^ω^)「そうだろうお」

(´・ω・`)「毎日毎日うるさいよね選挙カーって……
      マジで消えてなくなって欲しいよ」

(;^ω^)「そんな事言われても僕にはどうしようもないお」

(´・ω・`)「よし決めた! ブーン、君が大人になって選挙に出馬したなら…」

彼の命令を聞いた瞬間、冗談だと思った。
いや、本気なはずが無い…そう思った。



(´・ω・`)「選挙カーに乗って時速100㌔以上で町を爆走してくれ」



面白い事を言うなぁ…と
そんなん漫画とかにありそうだなぁ…と

( ^ω^)「うはwwwwwなんじゃそりゃwwwww」

本気なはずが無い…と

( ^ω^)「いいおwwwやるおwww約束だおwww」

そう…思ってたんだ。



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[ 2009/12/31 18:12 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ^ω^)の傷跡

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鋭い痛み。


少しばかりの間をおいて血が流れる。


その血の黒さに自分の健康を心配する。


妙な話だ。


死のうとしているのにも関わらず、そんな心配をするというのは。


そして僕は待つ。


7本目の傷が



傷跡になることを。



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[ 2009/12/31 18:08 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

( ´_ゝ`)流石兄弟の日常(´<_` )


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世の中は至って平和に過ぎていく。

大した事なんて無い。

それは宇宙のどこかにある星の国、ニューソクの県庁所在地、美府市のとある住宅に住む人々においても例外は無い。

筈。




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[ 2009/12/31 14:00 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

ノパ⊿゚)は連れて帰るようです


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 私は「無」から造られた。

 名は無い。

 だがある人はこう呼んでくれた。


 素直な熱血バカ


   素直ヒートって




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[ 2009/12/31 13:55 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)